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2019.12.11 更新

2018年度にご寄付いただいた「書き損じハガキ」による支援第二弾【ラオス】

熱心に講師の話を聞くワークショップ参加者たち

エファの現地スタッフ(右)からパソコン等が寄贈された

 

 エファジャパンでは、書き間違えたハガキや使用していないハガキをみなさんから寄付していただき、ベトナム、ラオス、カンボジアの子どもたちの支援を行っています。2018年度は、寄付いただいたハガキの総数は約12,000枚、交換手数料を引き交換した切手の額面は、約63万円でした。
 11月のカンボジアの児童保護施設での支援に続き、この資金を使わせていただき、ラオスの図書館協会に新しい図書館システムをつくるための支援を行いました。12月5日と6日、複数の図書館にまたがる図書検索システム-「PMB(※)オンライン図書目録システム」を導入するためのワークショップを開催、ビエンチャン都立図書館職員、ビエンチャン県立図書館職員の計10名が参加しました。また、システムの構築に必要なパソコンやバーコードリーダー、またソフトウェア等を寄贈しました。この支援により、ラオス国立図書館、ラオス国立大学中央図書館、ビエンチャン都立図書館、そしてビエンチャン県立図書館の4つの図書館がネットワークで繋がり、図書館の利用者が図書を検索する際に、より便利になります。ワークショップに参加者した図書館関係者も、「このシステムによって、図書館は市民にとってより魅力的な場所となると思います」と、話していました。
 みなさんからいただいた「書き損じハガキ」が、ラオスの人たちの図書館を巡る環境を良くし、教育の向上に役立っています。引き続き、「書き損じハガキ」ならびに「古本募金」などへのご協力をお待ちしています!

※PMB:フランス語の“POUR MA BIBLIOTHEQUE”(私の図書館のための)の頭文字をとったシステムの名称

(活動国:ラオス)