エファジャパンはこれまで、各県本部のご支援でヴィエンチャン都郊外の小学校の敷地内に3つのコミュニティ図書館を設立しました(2010年2月自治労静岡県本部支援;ノンセンチャン村小学校、2010年9月自治労新潟県本部支援;タトーン村小学校、2013年12月自治労青森県本部支援;ドンクワイ村小学校)。
これらのコミュニティ図書館では、以前、図書館運営・管理のための研修を図書館担当教師に行ないましたが、読書推進活動に関する研修はほとんど行なっていませんでした。各図書館では教師が子ども達に本などの読み聞かせをすることが少なくないことや、近隣の小学校で読書推進活動をしている図書館もあることから、担当の教師達からも読書推進活動の仕方について研修を受けたいという要望が上がっていました。
そこで、ラオス国立図書館の職員2名を講師とし、各小学校からそれぞれ担当教師2名を招いて、読書推進活動の研修を行ないました。紙芝居や本の読み聞かせの仕方、エプロンシアターやゲームの実施の仕方など、研修は講師と一緒に研修生が実践する形で進められました。
ドンクワイ村小学校コミュニティ図書館担当教師のコメント:読書推進活動に関する研修を始めて受けました。多くの新しいスキルを学ぶことができました。私は、これらの学んだスキルを生かしてドンクワイ村で子ども達が読書活動に親しむことができるよう頑張りたいと思います。 (活動国ラオスより)