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エファ通信

2011.05.26 更新

エファ通信93号

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           エファ通信93号
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みなさま
 
 今号から、インターンの新階がエファ通信の編集を担当させてい
ただきます。国際協力に関しては初心者ですが、読みやすく、親し
みやすい題材を探していきたいと思います。どうぞよろしくお願い
致します。
 
 さて、突然ですが、みなさんは今回の地震が起きた時、どこで何
をしていましたか? 私は、母の荷物持ちとしてスーパーの買い物
から帰ってきて家にいる状態でした。リビングの窓ガラスに貼って
ある日よけのシートを貼りなおそうかと考えていたら地震が起きま
した。日常生活から余震に怯える日々へのターニングポイントだっ
たため、ここまで細かい出来事を覚えています。しかし、あの地震
の30分程前、自分はマンションのエレベーターを使っていました。
マンションの1階から自分の住む階まで食材を運んでいたからです。
もしこの時に地震が起きていたら、自分はエレベーターの中に閉じ
込められていたかもしれません。そうなったら、ターニングポイン
トなどと呑気な事を考え、周りの状況を把握する事など出来なかっ
たでしょう。もしかしたら揺れでエレベーターが下まで落下してい
たかもしれません。大勢の人々を巻き込んだ自然災害の時ですので、
救助もすぐには期待できなかったと思います。
 
 私自身は無事だったとはいえ、母の出身地が福島県だという事も
あり、今回の震災はとても身近な問題に感じました。そして、少し
でも被災地の役に立ちたいと思い、家族全員で募金をしました。
 
 私の大学でも、様々な募金活動があるようですので、これからも
自分なりの支援活動をしていきたいと思っています。
 
 
 
■■目次■■
 
○お知らせ○

・会員のみなさま<総会資料をお送りしました>
・復職の挨拶・五十嵐より
 
主な動き
・和歌山出張
・中期計画会議
・和歌山県公営競争労働組合様から寄付をいただきました
・ラオス活動報告

ちょこっトピック
・ハーバード大学の「Justice(正義)」
 
寄付情報
 
会員情報
 
 

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
会員のみなさま<総会資料をお送りしました>
———————————————–
 2011年度エファジャパン会員総会(※会場が決まりました)
日時:2011年6月14日 18:30~20:30
会場:自治労会館2階A会議室
 
 総会資料を本日会員のみなさまへゆうメールにて発送いたしまし
た。2~3日中にお手元に届かない場合はエファ事務局までご連絡く
ださい。
 
 書面表決を予定されている正会員のみなさまは総会資料をご覧い
ただき、同封の書面評決書にご記入・押印の上、6月6日(月)まで
にエファジャパン事務局あて郵送またはFAXにてお送りください
ますようお願いいたします。正会員以外の方で総会へのオブザーバー
出席をご予定の場合は<賛助会員・シニア会員用出席票>をお送り
ください。
 
 正会員のみなさまにおかれましては、ご出席、委任、書面評決の
いずれかにより議決にご参加くださいますよう重ねてお願い申し上
げます(※総会の成立には正会員の過半数による議決が必要となり
ます)。出欠票・書面評決書の電子データをご希望の方はエファジャ
パン事務局までご請求ください(ただし、事務局への返送は郵送ま
たはFAXのみ受け付けしております)。
 
 すでに出席・委任状をお送りいただきました正会員のみなさまは
再度送付いただく必要はございません。早々のご提出誠にありがと
うございました。
 ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 
 
復職の挨拶・五十嵐より
————————–
 昨年8月より産休・育休をいただいていた国内事業担当の五十嵐
が4月28日に復職いたしました。子を持つ親となり、エファの支援
地をはじめ世界の子ども達を取り巻く状況や子どもの権利について、
以前にも増してより身近な問題として考えるようになりました。休
業中サポートしてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、仕事
の効率化を心がけ、気持ち新たに仕事に取り組んでまいりたいと思
います。今後ともご指導ご鞭撻賜りますよう、なにとぞよろしくお
願い申し上げます。
 
 

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
 
和歌山出張
————-
 和歌山県公営競走労働組合解散後の財産から多額のご寄付をいた
だけることになり、連休明けの5月9日、事務局長の大島が自治労和
歌山県本部を訪問しました。
 過去に県本部の記念事業として「カンボジア子どもの家」(国立
幼稚園教員養成学校および付属幼稚園)への奨学金をご支援いただ
きましたが、奨学金事業は、「ようちえん募金」で継続しているた
め、それ以外の活動を検討しました。
その結果、スラムの寺子屋教室2カ所を2年間ご支援いただくことに
なりました。
 公営競走労働組合の皆様、誠にありがとうございます。
 
 
○関連情報・写真
 
・寄付をいただきました
 https://www.efa-japan.org/?p=6300
 
・「カンボジア子どもの家」訓練生と園児の様子
 https://www.efa-japan.org/?page_id=3445
 
・カンボジア ようちえん募金にご協力ください!
 https://www.efa-japan.org/?page_id=3237
 
・寺子屋教室の様子
 https://www.efa-japan.org/?page_id=3449
 
 
中期計画会議
—————
 育児休暇をとっていた職員も復帰し、新海外駐在員もそろったた
め、2007年に作成した2008年から2010年までの3カ年計画をレビュー
し、2011年からの3カ年計画(中期計画)作成を始めました。
 この3年間でエファへの自治労からの支援は拡大し、管理費も抑
えてきたため、2007年度の赤字決算から収支は黒字に転じました。
しかし、海外駐在員1名体制だったためラオス以外の海外事業の拡
大が不十分で、繰越金が増大しました。
 今後3年間には海外事業を拡大し、組織全体を大きく成長させる
戦略を検討中です。
 
 
和歌山県公営競走労働組合様から寄付をいただきました
——————————————————-
 このたび和歌山県公営競走労働組合が解散することとなり、財
産処分の一貫としてエファジャパンへ200万円の寄付をいただきま
した。去る5月19日にはエファジャパン事務局にて贈呈式を行い、
エファジャパン理事長からは感謝状を贈呈しました。55年の歴史
の中で大切に守られてきた財産の一部を、「アジアの子ども達の
ために役立てることが出来れば先輩達にも喜んでもらえると思う」
と支援を決めていただいた和歌山県公営競走労働組合のみなさま、
そしてエファジャパンへの支援を後押ししていただいた自治労和
歌山県本部様に深く感謝申し上げます。
 
 
○関連情報・写真
 
・寄付をいただきました
 https://www.efa-japan.org/?p=6300
 
 
ラオス活動報告
—————–
 今月の主な活動は、コミュニティ図書室(CL)のモニタリングで
す。

 4月29日(金)~5月7日(土)に、ラオス北部のルアンパバーン県
とフアパン県のCL21箇所のモニタリングに行ってきました。これ
らのCLは、個人の支援者から頂いた寄付により、エファジャパ
ンが村の小学校や中・高学校内に設置した図書室です。
 
 エファジャパンのCL支援の特徴として、遠隔地や山岳地帯での
小中学校でのCL設置が挙げられます。今回モニタリングを行った
CLの多くも、ルアンパバーン県やフアパン県の中心部から半日か
けて車で山道を上がった所に位置します。これらの地域は少数民
族居住地域で、多くの住民は日常生活において学校で使われる言
語であるラオス語とは異なる各民族の母語を話しています。また、
本はもちろん新聞などの活字媒体を入手できるお店もありません。
そういった環境の中で、CLの設置・運営を支援しラオス語の本を
寄贈したことに対して、県教育局や学校の先生たちからは多くの
感謝の言葉を頂きました。今回のモニタリング時にも、本が少な
いCLにはヴィエンチャンから運んできた本を寄贈して来ました。 

 
 訪問したCLの多くでは、「教科書以外の本を読むことで、子ど
も達の知識が増えました」、色々なラオス語に触れることで少数
民族の子ども達のラオス語能力も向上しました」「本を読むこと
で好奇心が増し、子ども達はもっと本を読みたいと思うようになっ
ています」というようなコメントを頂きました。また、これまで
のエファジャパンの提案を取り入れて、市場に本を持って行き村
人に貸し出しを始めているCLも幾つかありました。
 
 今回のモニタリングでの共通した問題として、図書室の利用時
間が短いということが挙げられます。ラオスの学校では、先生の
多くは担当の授業があるときに学校に来て授業を行い、授業が終
わると自宅に帰ります。先生の給与は低く、帰宅後先生たちは生
活のため他の仕事をしなければなりません。そこで、各CLでは、
先生たちの負担にならないよう、どのようにしたら図書室を有効
活用できるかを、エファジャパン、県教育局スタッフ及び学校の
先生たちと一緒に話し合いました。国語の授業で教材の一つとし
て図書室の本を使ったり、日本の学校のように図書委員会を作り、
高学年の子ども達に休憩時間の間、本の貸出・返却の管理をした
りしてもらうことなどを話し合いました。今回の話し合いの結果、
次回のモニタリング時には、何らかの改善が見られることを期待
しています。

 また、5月10日(火)には自治労静岡県本部の支援によりヴィエ
ンチャン都郊外の小学校内に建てられたノンセンチャンCLのモニ
タリングに行ってきました。ここのCLは、周囲のCLと比べ設備や
本も整っており、子ども達だけでなく村人もよく利用しており、
運営も安定してきているようです。さらに今後は地元のNGOと連携
し、地域のCLの中心として周囲の小学校の読書活動をサポートし
ていけるような活動を目指していく予定です。
 

○関連情報・写真
 
・ヴィエンチャン都内の3つのコミュニティ図書室をモニタリング
 しました
 https://www.efa-japan.org/?p=6136
 
・ルアンパバン県・フアパン県コミュニティ図書室のモニタリン
 グに行ってきました
 https://www.efa-japan.org/?p=6275
 
 
 
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
 
ハーバード大学の「Justice(正義)」
————————————-
 みなさんは、アメリカのハーバード大学で行われている
「Justice(正義)」という授業をご存知でしょうか。私がこの授業
の事を知ったのは去年です。偶然、テレビのチャンネルをNHKに
したらこの授業が取り上げられていたのが理由です。

 「Justice」はハーバード大学の中では一番人気がある授業であ
り、授業非公開という原則を覆し、NHKに登場しました。毎回1000人
を超える学生達がこの授業を履修し、履修学生の数の最高記録を更
新するに至りました。この様な事は初めてであり、ハーバード大学
の授業が在校生以外の人の目に触れるのはこの授業が初めてです。
「Justice」は代理出産、愛国心、同性愛者の結婚、人権等の倫理
問題を取り上げ、学生達が与えられたテーマについて議論するとい
うものです。この授業は政治哲学者のマイケル・サンデル教授が教
えており、教授の「君ならどうするか?何が正しい行いなのか?そ
の理由は?」という問いに刺激された学生達が、他の学生達と白熱
した議論を展開するので迫力がありました。私がこの番組を見た時
は、席から立ち上がった状態で議論する二人の学生の姿が印象深かっ
たです。様々な国籍や社会的背景を持った学生達が、絶対的な答え
を出すことのできない難問に対して議論するのはソクラテス方式
(教員が一方的に話すのではなく、教員と学生達との対話で進めら
れる授業形式)の授業と呼ばれており、「Justice」はソクラテス
方式を用いた教育の最高の実例とまで呼ばれています。
 
 残念な事に、もうこの番組は終わってしまいましたが、DVDも発
売されているようです。YOUTUBEで見る事も出来ました。この番組
の良いところの一つは副音声です。副音声による英語放送を活用し、
TOEIC等の英語検定試験の勉強をしている人もいるそうです。「Jus
tice」の授業の様子を見れば、ディベート能力や知的好奇心が刺激
されると思います。これだけでなく、取り上げられるテーマに興味
を持ち、情報を集め、自分の意見を構成し、自分も番組を見ながら
ディベートに参加している気持ちになってみよう、という人が増え
れば、世界の人々の人権や正義というテーマに対する意識が高まり、
いずれは国際協力の分野にも良い影響を与えるのではないのでしょ
うか。「Justice」は、世界の人々が国際協力に貢献してみようと
思うきっかけの一つになっているのかも知れません。
 
 
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
 
 2011年4月28日~5月24日確認分 ありがとうございました。

 一般寄付(用途を指定しない) 計¥16,843
 ・三重県職員鈴鹿お花クラブ 
 
 カンボジア 計¥2,000,000
 ・和歌山県公営競走労働組合
 
 ベトナム 計¥26,900
 ・個人 2名

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
 
HPへの掲載は省略 

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発行人 イーデス・ハンソン       編集担当 新階卓也