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エファ通信90号
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みなさま
2月中旬関東甲信越地方で雪が降り、私が住む東京でも多少積雪
しました。エファ事務所からの帰路、最寄り駅をおりると真綿のよ
うなふわふわした雪が、果てしない漆黒の空を照らしていました。
雪は夜空から降ってくるのに、その光は上を向いている感じ。
東京育ちの私にとって、稀な雪は子どもの頃から神秘的でしたが
大人(?)になっても興奮します。雪で遊ぶというより、雪と遊び
たくなってしまう。今回も空を見上げると同時に口を大きく開けて
しまいました。そう、降ってくる雪を口でキャッチしようと。これ
はもう習慣です。舌の上で氷の結晶が溶けていく感覚は妖艶で、敬
愛さえ感じます。まぁ大抵は目に直撃し、雪の精から怒りを被るの
ですが。
夜の降雪で嬉しいのは、雪の音が聴こえること。なぜか雪の降る
夜は静けさに包まれ、地上のものがそれぞれの鼓動を自粛する気が
します。まるで大地が、その刹那的な精たちを招来するみたいに。
そこに舞いおりる彼らの足音が厳かに響いているのです。
雪には感傷的になってしまいますが、こんなことを言っていられ
るのも豪雪地帯で暮らしたことがなく、雪の真の強さや恐ろしさを
知らないから。常に雪と闘わねばならない状況や感覚は、味わった
ことがありません。また一方で雪を全く知らない感覚も、もう覚え
ていません。
実際の雪を感じたことがない、カンボジア・SCADPの子ども達も、
「雪が好き」と言っていました。テレビや本で見た雪がきれいだっ
たそうですが、実際の雪は想像もつかないはず。甘味屋さんで食べ
る、寒天やココナツミルクの上にかかっている、かき氷がたくさん
空から降ってくる感覚なのか…いや、視覚的には、わたあめかも。
カンボジアの雨は激しく叩きつけるように降るので、雪のようにや
わらかいものが空から降ってくるのを不思議に思うかもしれません。
いずれにしろ想像がつくのは彼女ら・彼らも大いに雪と遊ぶであ
ろうこと。もし積もるほどの雪があれば雪合戦や雪だるまはもちろ
ん、様々な遊びやいたずら(主にこっちかな)を始めるはず。雪で
不思議なオブジェを創ったり、背後から背中と服のあいだに雪を入
れたり、ご飯の代わりに雪を盛ったり…と想像しながら、私ひとり
でにやにやしながら雪の日に帰宅したのでした。
そして絶対に、みんなも雪の降る空に向かって大きな口を開ける
はず。
■■目次■■
○お知らせ○
・エファジャパン海外駐在員募集
・エファジャパン2011年度国内インターン募集
○主な動き○
・自治労千葉県本部学習会
・書き損じハガキによる支援 第二弾
・事務局長 海外出張報告
・メソト(タイ)出張報告
・ラオス活動報告
○ちょこっトピック○
・タイで暮らす、ビルマ移住労働者の子ども達
○寄付情報○
○会員情報○
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆エファジャパン海外駐在員募集
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エファジャパンでは、海外駐在員を若干名募集しています。
・職種
海外事業プロジェクト・マネージャー(契約:1年、更新有り)
・駐在地
ベトナム、ラオス、カンボジアのいずれか
・業務開始日
2011年4月から
※応募方法など詳細はエファジャパンHPをご覧ください。適任者が
決定次第締切ります。
https://www.efa-japan.org/?p=5644
【ご応募・お問い合わせ】
特定非営利活動法人エファジャパン
担当:宮原
〒102-0081 千代田区四番町4 日本染色会館3階
Tel:03-3263-0337 Fax:03-3263-0338
E-mail:miyahara@efa-japan.org
URL:https://www.efa-japan.org
◆エファジャパン2011年度国内インターン募集
———————————————-
国内事業・海外事業のアシスタント業務に従事しながらNGOの
活動や団体運営、活動地の状況等を学ぶインターンを募集します。
・募集人数
1名
・業務内容
団体活動全般の補佐業務
・期間
2011年4月または5月~2012年3月(期間については応相談)
※期間の長い方を優先させていただきます。
・勤務時間
原則として月~金 9:30~17:30(週2日以上(応相談))
※応募資格、応募方法など詳しくはエファジャパンHPをご覧くださ
い。応募締切は2011年4月15日(金)です。(適任者が見つかり次
第締切ります)
https://www.efa-japan.org/?p=5652
【ご応募・お問い合わせ】
特定非営利活動法人エファジャパン
担当:宮原
〒102-0081 千代田区四番町4 日本染色会館3F
Tel:03-3263-0337 Fax:03-3263-0338
E-mail:info@efa-japan.org
URL:https://www.efa-japan.org
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
◆自治労千葉県本部学習会
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1月30日、事務局長の大島が自治労千葉県本部の学習会に講師とし
て参加しました。千葉県本部は今後の国際貢献活動を計画するにあ
たり、このような国際貢献に関する学習会を複数回実施していく予
定です。第1回目は、国際貢献の意義やエファ設立の背景、自治労各
県本部の支援・交流について報告しました。
◆書き損じハガキによる支援 第二弾
————————————-
エファジャパンでは書き損じハガキを切手・現金に交換し、支援
地の子ども達を支える活動を実施しています。みなさまの温かく心
強いご協力により、2010年度の書き損じハガキ(切手交換後)と未
使用切手の額面合計はすでに77万円を超えています。ご協力本当に
ありがとうございます。
ハガキ回収による支援第一弾はカンボジア子どもの家・国立幼稚
園教員養成学校への自転車50台(2010年12月実施)でした。2011年
1月、第二弾の支援先となったのはラオスのタケク少数民族学校。こ
の学校で生活し学ぶ子ども達に、寒さをしのぐ上着や日常生活に欠
かせない生活用品と学用品を寄贈しました。
タケク少数民族学校では、カムワン県内でも特に遠隔地で暮らす
家族の子どもやこの地に残る不発弾の影響などで親を亡くした子ど
も達360名が、学校に併設する寮で共に生活しながら学んでいます。
学校や寮の費用はラオス政府が負担し、国際的な支援もなされてい
ますが、子ども達の実生活に関わる食費や生活費が満たされること
はありません。子ども達の家庭は貧しく兄弟・姉妹も多いため、多
くの保護者は彼らに仕送りをすることも困難です。
今年の冬は例年より気温が低く10度未満の日が続いています(例
年は平均気温15度)。基本的にシャツとズボンの制服しか持ってい
ない子ども達にとって、この寒さに耐えるのは心身ともに厳しく、
防寒服なしで風邪をひいた子どももいました。また生活用品は常に
不足しており、服を洗う石鹸を持っていない子や歯磨き粉なしで歯
を磨いている子が少なくありません。
ハガキ回収活動により、これらの子ども達がより健康的に生活す
るための防寒服と生活用品、学用品寄贈を実現することができまし
た。心より感謝いたします。
みなさまのご厚意により、エファジャパンオリジナルの書き損じ
ハガキ回収箱は保育園や病院など様々な場所で設置させていただい
ています。回収箱は送料含め全国無料でお送りいたしますので、ど
うぞお気軽にご連絡ください。
ひきつづき、よろしくお願いいたします!
○関連情報・写真
・書き損じハガキ回収活動
https://www.efa-japan.org/?page_id=3222
・支援第一弾 カンボジアへ自転車50台
https://www.efa-japan.org/?p=5538
・支援第二弾 ラオスへ防寒服・生活用品・学用品
https://www.efa-japan.org/?p=5611
◆事務局長 海外出張報告
————————–
2月5日から海外出張中の事務局長の大島がカンボジアとラオスの
事業を視察しました。
●カンボジア出張報告
カンボジアではプノンペン市内3ヶ所の寺子屋教室を視察後、初め
て隣のカンダール県にある村の寺子屋教室を訪問しました。50名ほ
どの子ども達が学んでいましたが、外部の支援が入っていないため
文具や図書がほとんどありませんでした。今後エファジャパンから
の支援を考える予定です。
10日、自治労神奈川県本部の方々が「カンボジア子どもの家(国
立幼稚園教員養成学校および附属幼稚園)」と、エファの現地パー
トナーである市民団体SCADPの事務所を訪問しました。事務所では、
寺子屋教室と子ども達の伝統舞踊を見学しました。
4日、カンボジアとタイの国境紛争が勃発し国境地帯から住民が避
難しました。SCADPは以前から国境付近の村で寺子屋教室を運営して
いましたが、その活動も中断し住民と共に避難せざるをえませんで
した。避難した住民は一時的に生活基盤を失ったため、SCADPとして
も特に子ども達への支援が必要になりました。エファは緊急支援と
してSCADPに2,000ドルを送金しました。
「カンボジア子どもの家」では現在訓練生が近隣の幼稚園で教育
実習を行っています。11日、書き損じハガキ回収活動により寄贈が
実現した自転車の利用状況を確認するため、早朝に養成学校を訪問
し実習に出かける訓練生を写真におさめました。5月から再び教育実
習が始まるので、来年度の自転車寄贈は4月中に実施する予定です。
書き間違えてしまった・余ってしまった年賀状など、今後とも書
き損じハガキ回収活動にご協力お願いいたします。
●ラオス出張報告
13日、カンボジアからラオスに移動しました。ビエンチャン県で
は小学校の図書室設置を視察。その後約10時間バスに揺られシェン
クワン県に行き、子ども文化センターの評価会議と子どもの権利研
修に参加しました。
○関連情報・写真
・寄贈自転車で教育実習に行く訓練生たち
https://www.efa-japan.org/?p=5682
・シェンクワン県 評価会議・子どもの権利研修
https://www.efa-japan.org/?p=5693
◆メソト(タイ)出張報告
———————–
1月19日~24日、事務局長の大島と職員の高田がタイのターク県メ
ソトに位置するパラミ・ラーニングセンターを訪問しました。
パラミはビルマ(ミャンマー)からの移住労働者を親にもつ子ど
も達の学校および寮として、FTUB(ビルマ労働組合連盟)により、
1999年から開校されています。現在、2ヶ所に施設を構えているパラ
ミ・ラーニングセンターですが、その一方が家主により売却される
ことになりました。その施設には幼稚園や保育園、パラミに通う生
徒や先生たちの女子寮があります。残り続けるもう一方の施設敷地
内へこれらを移転するに伴い、2月より自治労大阪府本部がパラミに
おける就学前教育への支援を実施することになりました。
エファジャパンは現地との調整役としてこの事業に参加します。
今回の調査では、パラミで学び生活する子ども達の状況を視察し、
保護者とのインタビューや子ども達の家庭訪問などを実施しました。
パラミは小・中学校のほか保育園と幼稚園を運営しており、保育
園には80名、幼稚園には130名以上の子ども達が通園しています。保
育園では3~5歳、幼稚園では5歳以上の子ども達が学んでいます。ビ
ルマ語・タイ語・英語と算数を勉強し、筆記テストも受けて一生懸
命に学んでいます。教員もビルマ人で、コミュニケーションは主に
ビルマ語でなされています。
女子寮および男子寮は数棟に分かれており、家族と共に暮らせな
いパラミに通う生徒や教員、FTUB職員が共同生活をしています。基
本的な生活の運営は教員や職員などの大人が行っていますが、家事
は毎日交代制で子ども達が行っていました。
保育園児・幼稚園児の保護者13名に対するインタビューには多く
の保護者が仕事をもち忙しいにも関わらず快く応じ、子どもとの関
係についてみな笑顔で答えてくれました。自分や子どものことを誰
かに話す機会はあまりないため今回のような場を喜んでくれたよう
です。ある母親はインタビュー後に「自分の子どもが大好きだから、
こうやって話す機会をもらえて嬉しい。ありがとう。」とコメント
してくれました。
家庭訪問では、子ども達がパラミに通う3家庭を訪問しました。訪
問した家族の居住地はパラミ施設の近くで、ビルマからの移住労働
者が集合して暮らしていました。どの家族も両親がビルマ出身でし
たが、ビルマには仕事がなくタイの生活になじんでいるため、今後
ビルマに帰国する意思も予定もないとのことでした。親は子ども達
がパラミで学んでいることを奨励し将来に期待をかけていますが、
貧困や親の頻繁な移住、子ども自身の学力・障がいなど、様々な理
由で就学の継続が難しいケースもあり、すでに仕事に就いていたり
就職を希望する子ども達もいました。
パラミの子ども達は、政治的問題を背景に貧困や生命の危機さえ
免れえない状況で暮らしています。彼女ら・彼らが安全に安心して
学び生活できるよう支援を実施していきます。
○関連情報・写真
・パラミ・ラーニングセンター写真等
https://www.efa-japan.org/?p=5698
◆ラオス活動報告
—————–
コミュニティ図書館事業では1月にヴィエンチャン県ホム郡にてコ
ミュニティ図書室のニーズを調査し、2月16日にサムコン村にて譲渡
式典および国立図書館職員による研修を行い、ラオス図書館協会や
郡教育局も出席しました。今回455冊の本を寄贈したサムコン村小学
校には296名(女子150名・男子146名)の生徒が通っています。村の
総人口は1346名(女性548名・男性798名)で、その約70%が自給自足
の生活をしています。小学校内に設置されたこのコミュニティ図書室
は小学生だけでなく、中高生や大人など村の人が誰でも使える図書室
です。研修には昨年度支援したプーパマン村の先生3名も参加し、本
の分類・登録方法や読書推進運動の方法などを学びました。
2月7日~10日には2008年度に支援したサバナート県アサポン郡ナマ
ク村のコミュニティ図書館およびチャンパサック県ポントーン郡の4
校、バジエン郡3校、パクセー郡1校のコミュニティ図書室にてモニタ
リングを実施しました。
2月3日~6日、カムワン県のタケク少数民族学校へ出張し、書き損
じハガキによる防寒服と生活用品、学用品の寄贈を引き続き実施し
ました。また、子ども達同士のUXO(不発弾)啓発事業ではマハーサ
イ郡ポワー村にて活動し、研修を受けたジュニアリーダー達がUXOに
関する演劇やゲーム、歌などを使って村の子ども達にUXOのリスクを
教えました。
2月17日~21日、シェンクワン県ポンサワン郡にて2010年12月末を
もって終了した同県子ども文化センター(CCC)事業の評価会議に参
加しました。また、ジュニアリーダーである子ども達への「子ども
の権利研修」、カム郡ナーパー村への出張およびカム郡CCCへの支援
を実施しました。シェンクワン県CCC支援事業は昨年12月末で終了予
定でしたが、雨季や県政府の都合などにより延期となった村での活
動は3月末まで継続する予定です。
○関連情報・写真
・カムワン県CCCでのUXO啓発活動
https://www.efa-japan.org/?p=5663
・シェンクワン県CCCでの評価会議・子どもの権利研修
https://www.efa-japan.org/?p=5693
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■タイで暮らす、ビルマ移住労働者の子ども達
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上記【メソト(タイ)出張報告】でもご紹介したパラミ・ラーニ
ングセンター。ビルマからの移住労働者を親にもち、パラミで学び
生活する子ども達の様子をここで、もう少し詳しくちょこっトピッ
クします。
<保育園・幼稚園の子ども達>
勉強も遊びも元気いっぱいに取り組む保育園や幼稚園の子ども達
は、幼いながらに“けじめ”をもった生活を送っていました。勉強
の時間には集中して課題に取り組み、積極的に自分への評価を受け
ようとしています。自分の課題が終わればすぐにノートを教員へ見
せ次の課題をもらいに行く、単語の暗唱・歌や踊りの練習では積極
的に大きな声をだし身体も動かすなど、子ども達が全体的に堂々と
していました。遊びの時間には騒ぎすぎて教員から注意されるほど
エスカレートすることもあり、身体を使った遊びを楽しんでいまし
た。
子ども達は大人に対して礼儀正しく振舞いますが初対面のエファ
職員が“遊んでもいい相手”・“今は遊んでもいい時間”だとわか
ると、遠慮なく交流を求めてきてくれました。ほとんどの親が仕事
をし、子どもと接する時間が限られています。身体をぶつけあって
一緒に遊んだり、手をつなぐ・撫でられる・抱きしめられるなど、
愛情を表現してくれる存在に飢えているようでもありました。保育
園の昼寝の時間に、手をタッチしようと何度も差し出したり、寝て
いる間も固くしがみつく子ども達が印象的でした。実際に一緒に遊
ばなくても、目が合うとほとんどの子が微笑みかえし、人懐っこく
ユーモアのある子ども達でした。
<寮で生活する子ども達>
一方、寮で暮らす10代の子ども達はあまり積極的でなく謙虚さや
礼儀正しさが目立ちました。タイにおいても政治的な理由で迫害を
受ける可能性があり、彼女ら・彼らの生活は主に施設内のみで外部
との交流が限られています。この寮ではパラミの教員や職員も共に
生活していますが、大人ですら買い物が自由にできず所長に代行し
てもらいます。思春期の子ども達は特に、外部者との接し方が分か
らなかったり慣れていない様子でした。土日は休日ですが休日を過
ごすのも施設内に限られています。子ども達も教員も一緒にバレー
ボールや卓球、セバタクロー(蹴鞠)などのスポーツをしたり、テ
レビを観たり、学校の宿題をして過ごしていました。
寮で生活している6年生の女の子は「本当に友だちと呼べるのは2
人ぐらいで、一緒に暮らしている子たちに悩みを相談することはな
い。自分のことや悩みを話すと先生は怒るから、一人で泣いてしま
う。」と語ってくれました。
国や政治的な理由により自分の意思で自由に行動や表現ができず、
日常的な制限のなかで生きる子ども達は、年齢が増すにつれその複
雑な自分の状況を理解していくのでしょう。寮で生活する女の子は
「ここで暮らすのは、しあわせ」と語ってくれましたが、自分の気
持ちや行動を抑えざるをえない苦しさを感じていることも分かりま
した。
<感情を表に出さない・出せない>
子どもがパラミに通う家族を訪問インタビューしたとき、応じて
くれた家族はみな快く受け入れてくれました。しかし大人も子ども
も自分の苦しさや喜びといった感情の表出は控えめで、積極的に言
葉で何かを伝えようとする様子はありませんでした。
軍事政権により弾圧され仕事も得られないビルマから、身の危険
を冒してタイに移住した親、夫婦別々にタイ入国に挑んだ親…。勉
強についていけず学校を退学した子、障がいをもち勉強をやめゴミ
を集めて働く子、親の期待を受けてクラストップの成績を保持する
子…。同様の大きな問題を背景にしながらも、様々な境遇で生きる
彼女ら・彼らは多様な思いを経験してきたでしょう。しかしそれら
は、なかなか表に出されないようです。訪問に同行したビルマ人の
女性によると、ビルマ人同士でも互いに積極的な感情表現や個人的
な相談をする習慣はないとのことでした。
その、年齢によらない彼女ら・彼らの“習慣”に、人々の強かさ
と複雑さを感じずにはいられません。
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
2011年1月25日~2月24日確認分 ありがとうございました。
一般寄付(使途を指定しない) 計¥15,184
・自治労広島県職員連合労働組合
・JANICサポート募金
ラオス 計¥200,000
・個人 2名
カンボジア 計¥1,000
・yahoo募金
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
HPへの掲載は省略
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発行人 イーデス・ハンソン 編集担当 高田みほ