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エファ通信

2010.04.22 更新

エファ通信80号

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エファ通信80号
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みなさま

久しぶりにエファ通信に戻って参りました、宮原です。
(といっても離れていた訳でもないのですが)

エファジャパン2010年度最初の発行は、
新インターン高田の自己紹介から始まります。

そして次号から、高田がエファ通信の発行を引き継ぎます。

このコラムでみなさまにお会いするのはまた当分先になりますが、
宮原はスタッフ日記(↓)でぶつぶつつぶやいておりますので
https://www.efa-japan.org/cp-bin/blog/
よろしければこちらもご覧ください。

では、高田からご挨拶です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はじめまして、
4月からインターンとして活動させていただく高田みほです。

今年の3月に大学を卒業し、
これから1年間はエファでの活動を含め
国際活動やアルバイトをして過ごします。

これまで心理学を学び、
インターナショナル・ソーシャルワーカーになることを目指して
大学院留学を希望しています。

今後どうなるかは、誰にもわかりません…

「平和は人のこころから生まれ保てる」という、
中学時代から変わらぬ青い野望を胸にしてきました。
今まで日々の制約を受け、
本当に自分がやりたいことができないジレンマを感じていましたが、
今年度はどっぷり浸かる予定です。

平和のありかたや価値観はそれぞれ異なりますが、
人間やすべての生きものが平和に生きる権利を持ち、
それは究極的には矛盾しないように感じます。

世界中の子どもたちが、もっと生きやすくなるように、
人々のこころを動かすこともできるかもしれません。
まだ雲を掴むような、抽象的にしか分からないこの感覚を、
エファでの経験を通じ(揺るがされるかもしれませんが)、
握り締められたらよいと思います。

エファに関わるみなさまから学び成長していきたいので、
ご指導ご教授のほど、よろしくお願いいたします。

■■目次■■

○お知らせ○
・書き損じハガキ44万円に!

○主な動き○
・滋賀県出張報告
・理事長・副理事長視察報告
・西東京市で学習会
・ラオス活動報告
・ラオス駐在員一時帰国報告

○ちょこっトピック○
・北京+15

○寄付情報○

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

書き損じハガキ 2009年度集計は約44万円に!
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みなさまにご協力いただいています書き損じハガキ・未使
用切手・未使用プリペイドカードの収集は、2009年度(4月~
3月)ハガキと未使用切手の合計が436,782万円(手数料差し
引き後の切手総額)になりました!。このほか、未使用テレ
ホンカードは約300枚、その他図書カードやQUOカードなど
も数枚ご寄付いただきました。本当にありがとうございまし
た!
2007年度から開始したこのハガキ収集も、初年度約11万円、
2008年度は約28万円と順調に増え、今年度も大幅増となりま
した。個人でご寄付いただく方が増えたのと同時に、単位組
合や県本部など団体・グループ単位で呼びかけをしていただ
いた結果、大変多くのご協力をいただけたのではないかと思
います。
2010年度も引き続き収集して参りますので、継続的な取り
組みとしてご支援くださいますようなにとぞお願い申し上げ
ます。ハガキ回収箱もございますので、職場等での設置をご
検討いただける場合はご連絡ください。よろしくお願いいた
します。

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

滋賀県出張報告
—————–
昨年3月、自治労滋賀県本部のご支援で、ラオス国立大学
中央図書館長チャンシー氏を招聘し、図書館研修を実施して
いただきました。滋賀県は、県民1人当たり蔵書数が日本で
一番多く、また専任職員の司書有資格率も日本一高い、図書
館先進県です。県立図書館館長の岸本氏には多大なご協力を
いただきました。
3月16日、滋賀県本部の書記長と共に滋賀県県立図書館を訪
問し、1年ぶりに岸本氏にお会いしました。チャンシー氏は
ラオス図書館協会副会長でもあるため、ラオス全体の図書館
の将来図を描いていただいたうえで、岸本氏もどのような協
力が可能か考えてくださるとのことです。2010年度には、小
規模ですが、エファもラオス図書館協会への運営支援を計画
しています。

理事長・副理事長視察報告
—————————-
3月28日から4月3日まで、ハンソン理事長と新任の植本副理
事長が、エファの事業国であるカンボジア、ラオス、ベトナ
ムを訪問しました。植本副理事長にとっては初めての事業視
察です。
カンボジアでは、3カ所の寺子屋教室の授業参観後、子ど
も達と交流しました。幼稚園教員養成学校では、貧しい訓練
生の生活をかいま見て奨学金の重要性を再確認しました。
ラオスでは、ヴィエンチャン市立図書館を視察しただけで、
残念ながら地方のコミュニティ図書館や子ども文化センター
を訪問する時間はありませんでした。ラオス情報文化省関係
者からは、エファへの期待が寄せられました。
ベトナムの「子どもの家」は、今年で設立15年目を迎えま
す。職業訓練としてコンピュータ教室を開設したいそうです。
理事長・副理事長は、エファへの納品時期が間近な自治労布
袋の検品も行いました。駆け足での事業視察でしたが、体調
も崩すことなく無事終えることができました。

西東京市で学習会
——————-
3月29日に自治労西東京市職員労働組合で子どもに対する
虐待をテーマとした学習会を行ない、14名の方にご参加いた
だきました。3月6日の自治労神奈川県本部での学習会と同様、
子どもすこやかサポートネット代表理事の田沢茂之さんを講
師に招き、子ども虐待の現状や虐待をなくすための体罰の法
的禁止の必要性、具体的施策などについてご報告いただきま
した。
西東京市では、子どもの権利に関する条例の策定に向け検
討をすすめているとのことで、学習会では講師も交えて活発
な意見交換がなされました。参加者からは、「子どもの権利
条例を作り、伝えていくことの大切さを改めて感じました」
等の感想をいただきました。
年度末のお忙しい中、学習会の開催にご協力いただいた皆
様、ご参加いただいた方々、どうもありがとうございました。

ラオス活動報告
—————–
ヴィエンチャン市立図書館では自治労東京都本部のご支援
によりエアコン2台、旧館会議机・椅子セット、ホール掛時計、
本修理道具箱を購入しました。都本部の皆様による継続的な
ご支援によってヴィエンチャン市立図書館はより利用しやす
い図書館になっています。

フェリシモの基金によるご支援にて実施している災害復興
支援事業では3月にセコン県へ出張し、タテーン郡にて修復し
た中学校2校舎とラマーム郡では損壊した学習机・椅子の譲渡
式典を行いました。またベトナムと国境を接する最貧郡のガ
ルム郡では4村にて制服・通学鞄・通学靴・ノートや鉛筆など
の学用品を小学生の子ども達に支援しました。

ラオス事務所は駐在を始めた2007年4月よりヴィエンチャン
市立図書館旧館内にありましたが、3月末に新しい事務所へ引
っ越しました。ヴィエンチャン図書館から車で5分の近距離に
あります。

4月上旬にはカムワン県子ども文化センター(CCC)のジュ
ニアリーダー(年長の子どもボランティア)研修を地元NGOの
方々を講師として、ヴィエンチャン郊外のガーデン研修セン
ターにて実施しました。参加した子ども達はテントに寝泊り
しながらCCCをより魅力的なものにするために様々な活動を学
びました。

ラオス駐在員一時帰国報告
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4月8日から日本へ帰国しております。8日には自治労東京都
本部、9日には三重県本部、12-13日には佐賀・大分県本部、
15日には広島県本部、19日には兵庫県本部をご訪問させていた
だき、事業報告やご支援継続のお願いをさせていただきました。
また、福岡・広島・兵庫にてコミュニティ図書館の支援者の方
々を訪問させていただきました。
お忙しい中お時間を割いて頂いた皆様、大変ありがとうござ
いました。

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□

北京+15(第54回国連女性の地位委員会)
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去る2010年3月、第54回国連女性の地位委員会がニューヨー
クで開催されました。北京で開催された第4回世界女性会議か
ら15年の経過を記念して「北京+15」と呼ばれた今回の会議
では、本会議と並んで各国政府やNGOによる会議やイベントも
開催されました。

世界女性会議は、国連が「国際婦人年」と定めた1975年に
第1回目が開催され、1980年第2回、1985年に第3回、そしてそ
れから10年後の1995年に第4回が開催されました。この第4回
会議では、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントに取り
組むことを国際社会が確認した「北京宣言」と、そのための
12の優先分野を定めた「北京行動綱領」が採択されています。

世界の貧困問題を解決するために世界共通で取り組むべき
目標として採択されている「ミレニアム開発目標」の達成に
は、女性の人権保障とエンパワーメントが必要不可欠です。
例えば、母親が教育を受け、家庭での意思決定で強い影響力
を持っていることが、子どもの栄養・保健・教育に大きな効
果をもたらすことが様々な調査から分かっています。こうし
た子どもへの直接の影響のみならず様々な分野で社会全体に
与える影響を考えれば、女性の人権保障が単に「それが正し
いから」だけではない、全ての人々に関わる喫緊の課題であ
ることが分かります。

「北京+15」では、これまでの進展を歓迎しつつ、しかし
その達成には未だ課題や障害が残っていること、達成に向け
ての更なる行動が必要であることなどが宣言されました。

▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

2010年3月24日~2010年4月19日確認分 ありがとうございました。

カンボジア 計¥2,000
・yahoo!募金

ハイチ 計¥100,054
・自治労関東甲地連現業評議会

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

HP掲載は省略

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発行人 イーデス・ハンソン   編集担当 宮原朝香