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エファ通信

2007.07.26 更新

エファ通信47号

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エファ通信47号
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みなさま

今週の「AERA(アエラ)」に日本のNPO法人セカンドハーベストジャパン
理事長のマクジルトン氏が取り上げられています。

この団体は十分食べられる食品でありながら「市場性が無い(パッケージ
の印字のズレや運搬途中での箱のヘコミ等)」ために廃棄される食品を、
企業との合意により民間シェルターや児童養護施設など限られた予算で
運営されている施設などに分配する活動をしています。

記事の中で筆者が「見えてしまえば、気が重くなる。貧困、飢餓、戦争、
自然災害…。世界で日々起きている大きな問題に対して何もできない、
と無力感に襲われてしまいがちだ。」と書いていることに対する、マクジルトン
氏の言葉がとても印象に残りました。

「でも、いちいち責任を感じる必要はないんだよ。その問題に応えればいいだけ。」

何か問題がある時にそれを解決しようとすれば、おのずと何が原因なのか、
どこに責任があるのか、と考えます。でも、貧困とか、戦争とか、原因は複雑
で、誰もが多少なりとも何らかの関わりを持っているような事柄に、個人が責
任を取ることは不可能です。それよりも、その問題に対して何をしたらいいの
かを考えるほうが良い…。結果として取る行動は同じかも知れないけれど、
そこに向かう気持ちはとても軽やかで前向きです。 

これほどに軽いフットワークはすぐに身につけられるものではないかも知れま
せんが、忘れないでおきたい言葉だと思いました。(宮)

■■目次■■

○お知らせ○
・中古ノートPC、デジカメ等寄付のお願い
・10月から労金以外の自動引落も可能に

○主な動き○
・新事務局長からのご挨拶
・ルアンパバン出張報告
・チョークご寄付のお礼

○ちょこっトピック○
市民国際プラザ 開発教材展

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

中古ノートパソコン・デジカメ・デジビデオ寄付のお願い
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現在エファジャパンでは、中古ノートパソコン、デジタルカメラ、デジタルビ
デオカメラの寄付を募っています。
ノートパソコンは、ラオス各地の未だパソコンが無い多くの子ども文化セ
ンターの業務に使用する予定です。また、デジタルカメラは、図書館や子
ども文化センターでの活動記録と展示作成などに、デジタルビデオは、主
にエファジャパンの支援現地へ職員が出張に行く際、現地の様子を記録
し、HPなどでみなさまにもご覧いただける素材として利用できればと考えて
います。下記の募集内容をご覧のうえ、ぜひご協力ください。

・ノートパソコン 
希望条件:購入から5年以内、必要な付属品付(電源ケーブル)

・デジタルカメラ 
希望条件:購入から5年以内、100万画素以上、必要な付属品付
(PC接続ケーブル、充電用品、メモリースティック、他)

・デジタルビデオカメラ
希望条件:購入から5年以内、必要な付属品付
(PC接続ケーブル、充電用品、メモリースティック、他)

エファジャパン事務局までの送料はご負担をお願いします。
支援地で活用するものについては出張の際に事務局より持参します。

10月からほぼ全ての金融機関で自動引落が可能になります!
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10月から、会費・パートナー寄付のご入金に労金以外の金融機関
からの自動引落もご利用いただけるようになります!更新のお知らせ
の際にご案内いたしますが、先に手続きを希望される方はエファジャパ
ン事務局までご連絡ください。
自動引落は株式会社ジャックスを経由し、郵便局を含むほぼ全て
の口座が対象になります。
すでに労金の自動引落をご利用の方はそのまま継続させていただき
ますが、引落し処理が株式会社ジャックス経由に変更となります。現
在ご利用の方には別途お知らせをお送りする予定です。

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

新事務局長よりご挨拶
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初めまして。7月17日に事務局長に就任した大島芳雄です。
バングラデシュでアイルランドのNGOに参加したのが25年余り前。それ
以来、日本や欧米のNGOを通じて、アジア、アフリカで、開発援助や緊
急援助に従事してきました。近年は、日本をベースに、国内のNGO事
情も学んできたつもりです。これまでの経験を活かして、エファジャパンの
発展に努めたいと思っています。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

ラオスの中村がルアンパバンへ出張しました
——————————————
7月の上旬にルアンパバンに出張に行ってきました。子ども文化センター
の活動は大変活発で、休み中の子供たちは毎日来て活動を楽しんで
いる様子。楽器の練習、紙芝居の読み聞かせ、踊りの練習、と楽しみ
方は様々です。また、日本からの支援者(自治労東京都本部)が実施
したペープサート研修(形や動物など登場人物の絵を描いた紙に棒をつ
けたものを人が動かして演じる紙人形劇)に参加した職員が、学んだこ
とをジュニアボランティアや他の職員たちに教えており、良いかたちで。

子ども文化センターに通っている子供の家へも訪問してきました。モン族
の子の両親は、トウモロコシ畑と刺繍で生活をしています。母親は夜市
に刺繍を売りに行く途中に息子の様子をセンターに見に行くそうです。
カムー族の家では、父親が竹製品を作り、母親はラオハイというお酒を
作って売っているそう。「エファの支援によって娘がラオスの文化や伝統など
様々な知識を得ることが出来、感謝しています」と父親が話してくれました。

チョークご寄付のお礼
——————–
自治労滋賀県職員労働組合から黒板用チョーク約9,000本をご寄付
いただきました。夏の出張時に現地に持参して、支援先の施設で子ども
達のために早速使ってもらうよう手渡しする予定です。
ありがとうございました。

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

市民国際プラザ主催 ~開発教育・国際理解教育教材展~
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紛争、災害、飢餓、環境破壊、子ども兵士、人権侵害…
この地球にはさまざまな課題があります。それらは、私たちには関係のない、
遠い世界の出来事のようですが、実は、私たちの生活と密接につながって
います。それらの課題を“ジブンゴト”として考えるにはどうすれば、どう伝え
ていけばいいのでしょうか?
望ましい開発のあり方を考え、共に生きることの出来る社会をつくるため
の教育である「開発教育」の教材展(期間中にビデオ上映会および意見
交換会を予定)が、市民国際プラザ主催で開催されます。「国や国籍・言
葉や文化を越えて助け合い、理解しあうこと、ひとりひとりが変わること」が
なぜ必要なのかを考えます。
<展示内容(http://www.plaza-clair.jp/.)>

特別企画 (※特別企画のみ要申込)
①「ペットボトルの水」ビデオ上映会+意見交換会
②「デック 子どもたちは海を見る」Ⅰ.上映会+意見交換会 

・開催期間
2007年7月30日~8月10日(土日除く)10:00~18:00

・場所
(財)自治体国際化協会・市民国際プラザ

・対象
自治体・地域国際化協会・NGO関係者、教育関係者、学生、一般

・お申込・お問い合わせ
主催:(財)自治体国際化協会 市民国際プラザ(担当:清水千絵)
〒100-0003 東京都千代田区霞ヶ関3-3-2 新霞ヶ関ビルロビー階
TEL:03-3519-7581 FAX:03-3519-7597
E-mail:international_cooperation@plaza-clair.jp
URL:http:www.plaza-clair.jp/

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

HP掲載は省略

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発行人 イーデス・ハンソン   編集担当 宮原朝香