すべての人々に、力を。

エファ通信139号

2015年3月26日  宮原

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     エファ通信139号
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みなさま

今年も桜の季節がやってきました。
みなさんはどんな思いでこの花を眺めるでしょうか。

我が家ではこの3週間の間に卒業と入学を迎える子どもがおり、
慣れ親しんだ環境からの別離と新しい生活の始まりを
一抹の不安と大いなる期待の両方を感じながら
バタバタと(しているのは親のほうですが)進んでいます。

子ども達2人合わせてまだ数回これを経験する予定ですが、
彼らを見ても、自分が子どもだった頃を思い出してみても
来し方を思い起こし感慨深いのはもっぱら大人のほうで、
子ども本人はひたすら前を向いて行くように思います。

4年前から、3月はまた別の思いを私達に抱かせる月となりました。

大切な人を失った多くの人々にとって
この季節がどのような意味を持つことになったのか
私には測り知ることもできませんが
被災地復興への意識はどんな形であれ
我々全員が持ち続けるべきなのだと思います。

被災した全ての人にとって
桜が前進の象徴として返り咲くその日まで、
しっかり見届けるつもりです。(宮)
 
 
 
■■目次■■

○主な動き○
・自治労滋賀県本部臨時大会に出席
・エファグッズ販売にご協力いただきました
・学習会を実施しました
・ベトナム駐在員活動報告
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告
・カンボジア活動報告
 
○ちょこっトピック○
・カンボジアの縫製工場、深刻な労働権の侵害
 
○寄付情報○

○会員情報○
 
 
 
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
 
自治労滋賀県本部臨時大会に出席
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  2月24日に滋賀県守山市で開催された自治労滋賀県本部第
96回臨時大会に事務局長が出席し、2009年に県本部が招聘し
たラオス国立大学図書館長チャンシー氏の現況を報告しまし
た。エファジャパンは、現在ラオス図書館協会の運営を支援
していますが、チャンシー氏は協会の中心メンバーとして活
躍しています。当日は、ベトナム、ラオス、カンボジアのハ
ンディクラフトも会場で販売し、好評でした。ご協力どうも
ありがとうございました。
 
 
エファグッズ販売にご協力いただきました
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 2月に開催された自治労大分県本部および滋賀県本部の臨時
大会にて、エファグッズの販売にご協力いただきました。た
くさんの方がブースにお立ち寄りくださり、完売となる商品
もありました。またエファジャパンの活動紹介パネルの展示
もあわせて行なっていただきました。ご協力いただいた皆様、
どうもありがとうございました。
 
 
学習会を実施しました
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 2月25日に銚子市役所職員労働組合にて、子どもすこやかサ
ポートネット代表理事の田沢茂之さんを講師に招き、学習会
を実施しました。銚子市職では2012年にも学習会を行なって
いただいており、2回目の開催となりました。今回は、子ども
の権利条約批准20周年に絡め、「子どもの権利委員会による
総括所見」をテーマに講師の田沢さんよりお話いただきまし
た。当日は保育士、幼稚園教諭を中心に、約50名の方にご参
加いただきました。
 学習会を開催いただいた銚子市役所職員労働組合の皆様、
当日ご参加いただいた方々、どうもありがとうございました。
 
 
ベトナム駐在員帰国報告
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 3月4日~3月17日の間、ベトナム駐在員(ベトナム・ラオス
事業担当)の崎川が日本に一時帰国し、その間、自治労鳥取
県本部、自治労岡山県本部、自治労三重県本部、自治労東海
地連を訪問した他、自治労広島県本部の臨時大会に出席しま
した。
 自治労鳥取県本部には以前、ベトナムのハイフォン市で、
ベトナム子どもの家に住んでいる子ども達の生活改善を支援
していただいていました。子どもの家が児童ソーシャルワー
クセンターに改編された現在も、引き続きハイフォン市での
支援をご検討いただいており、訪問の際にハイフォン市側に
どのような支援ニーズがあるかなど説明しました。自治労岡
山県本部には、今年1月からハイフォン市フンティエン村で障
がい児教室の活動を3年間の予定で支援していただいています。
訪問では支援開始時の様子などについて写真を交えて紹介し
ました。
 自治労三重県本部はラオスでコミュニティ図書館の建設の
支援を予定しています。今回の訪問では建設場所と建設スケ
ジュールについて話し合い、その結果ヴィエンチャン都郊外
のサンパンナ村小学校の敷地内に6月~8月にコミュニティ図
書館を建設することにしました。自治労東海地連にはラオス
のサバナケット県にあるナーハンケー村小学校の校舎の建て
替え支援を検討いただいていました。ナーハンケー村小学校
の校舎はブロックを積み重ねただけの簡素な作りで安全とは
言えないうえ、教室が狭く子ども達は教室内で身を寄せ合い
ながら学んでいます。そこで、ナーハンケー村から校舎の建
て替えの要望を受けた自治労東海地連が、資材や労力の提供
など村人と協力しながら、建設を支援することにしました。
今回の自治労東海地連の訪問では、今後の建設スケジュール
や手続きについて話し合い、5月~8月に校舎の建て替えを支
援していただくことになりました。
 3月7日には広島市で開催された自治労広島県本部の臨時大
会に出席し、昨年12月にラオス・ベトナムに研修に来た11名
のメンバーと一緒に自治労広島県本部がラオスで出版した
「はだしのゲン(ラオス語版)」を各訪問場所で寄贈したこと
や、ラオス・ベトナムで行なった研修内容について発表しま
した。自治労が行なっている国際貢献活動やエファジャパン
のことについて知らない組合員も少なくない中で、多くの組
合員にご紹介する良い機会となりました。
 
 
ベトナム活動報告
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 自治労布袋の製作を請け負っていた児童保護施設「ベトナ
ム子どもの家」が2012年に児童ソーシャルワークセンターに
改編されてなくなったことから、今年から自治労布袋はハイ
フォン市聾学校が製作を請け負っています(布袋のデザイン
は、これまでの手刺繍からプリントに変わります)。今年は
6,500枚の注文を受け、これまで750枚を仕上げました。ハイ
フォン市聾学校にとっては初めての自治労布袋製作というこ
とで、まだ慣れていないこともあり、労力・時間がこれまで
以上にかかっていますが、布袋の質はこれまでと同じ水準を
保つべく、学校の職員や子ども達も頑張って製作しています。
布袋の収益は、障がい児支援の一環で、製作に携わったハイ
フォン市聾学校の生徒達の生活費や当校の活動費にも充てら
れます。
  
 
ラオス活動報告
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 エファジャパンはラオス全体の図書活動の活性化をめざし
て、ラオス図書館協会の活動を支援しています。3月にはラオ
ス図書館協会の要望によりラオス図書館協会と密接な関係に
あるラオス国立図書館に人形劇の際に声の音を大きくするた
めの拡声機器一式を購入・寄贈しました。これまでラオス国
立図書館は、子どもの日など子ども関連のイベントがあると
きに、子ども向けの人形劇を行なってきましたが、声が後ろ
の子どもまで聞こえないことが多々ありました。人形劇は子
ども向けの絵本を題材に演じているケースが多く、子ども達
への読書推進活動の一環で行なわれています。今後この拡声
機器を使用することで、大きな声が全ての子ども達に響き、
より臨場感の溢れた人形劇を披露できるようになると思われ
ます。

○関連情報・写真

・ラオス国立図書館に人形劇で使う拡声機器を寄贈
 http://www.efa-japan.org/?p=9857
 
 
カンボジア活動報告
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 自治労兵庫県本部には2014年から3年の期間でタイ国境地帯
の寺小屋教育へのご支援をいただいています。活動地の調査
と活動の進捗状況を確認する目的で、3月9日に書記長と青年
部長が活動地を訪問され、強行日程にも関わらず、プレアビ
ヒア児童保護施設と寺小屋3教室(1教室は保護施設内)を精
力的に回られました。
 国際空港のあるシェムリアップから活動地へは車で片道3時
間程かかります。道中では簡単なクメール語での挨拶と自己
紹介の方法を練習できたため、子どもたちと直接のコミュニ
ケーションを図ることができました。また今回の訪問にあた
り、プレアビヒア児童保護施設にも石鹸やシャンプー、洗剤
などの生活用品の寄贈をいただきました。

○関連情報・写真

・自治労兵庫県本部がカンボジア国境地帯の活動地を訪問
 http://www.efa-japan.org/?p=9847
  
 
 
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
 
カンボジアの縫製工場、深刻な労働権の侵害
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 国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチが、国際的
なアパレルブランドの製品を作る工場労働者の深刻な人権侵
害を報告した「のろのろやるな、クビにするぞ:カンボジア
縫製産業での労働権侵害」("Work Faster or Get Out")を
発表しました。
 カンボジアの縫製産業は、香港、台湾、中国、シンガポー
ル、マレーシア、韓国などの海外資本が支配していますが、
カンボジア経済を成り立たせ、女性が生計を立てる上で不可
欠な存在となっています。カンボジア工業・手工芸省によれ
ば、国内1200社の縫製業者に70万人以上が雇用されており、
その9割が女性です。しかし、強制残業、妊娠を理由とした差
別、労働組合活動への敵対行為の被害に会うケースが頻発し
ており、カンボジア政府も大手国際ブランド側も対策は不十
分です。

 今回の報告書は、プノンペンとその近郊の工場73箇所の労
働者270人のほか、労働組合幹部、政府担当者、労働運動家、
国際アパレルブランド(カンボジアから製品供給を受けてい
る約200のブランドのうち、アディダス、アルマーニ、GAP、
H&M、他)の担当者など計340人を越える人々への聞き取りに
基づいて作成されました。カンボジアの労働法は残業を任意
と定めていますが、国際ブランドに製品を納める48箇所の工
場の労働者は超過勤務を強制されたと述べており、拒否した
場合4分の1の工場で解雇、賃金減額、懲罰的異動などが行な
われていました。生産ノルマ達成のため、トイレに行ったり
水を飲んだり、昼食をとる時間も無いと話す労働者も多く、
35箇所の工場からは労働組合活動への敵対行為が指摘されま
した。また、2013年12月に労働者が賃上げを求めてデモを行
なって以来、労働省が煩雑な労働組合登録手続きを導入した
ため、組合が認可を得るのが難しくなっています。

 労働省によれば、2014年1月から11月に労働法違反で罰金を
命じられた工場は25箇所で、工場の総数や労働権の侵害が継
続的に起きている実態を考えれば、話にならないほど小さい
数字です。2014年に労働省は包括的な労働監督制度を導入し
研修内容を改善しましたが、汚職疑惑が指摘されるなかで、
信頼を築き、労働監督官の成績を改善するには大規模な改革
が必要だと報告書は指摘しています。カンボジア政府は労働
監督制度を改善し、人権侵害を行なった全ての工場の責任を
強く追及する必要があり、一方アパレルブランドは自社向け
製品を作る工場で労働者が権利を侵害されないようモニタリ
ングし、状況を改善する有効な措置をとることが求められて
います。
 
 

▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 2015年2月26日~3月24日確認分 

カンボジア 計¥2,758
・Yahoo!ネット募金

きしゃぽん 計¥4,515
・自治労大分県本部
・個人 4人

 
 
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
 
 敬称略。2015年2月26日~3月24日に登録の方

 ※HPへの掲載は省略

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発行人 伊藤道雄   編集担当 宮原朝香

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