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2025.11.21 更新

「これが僕の世界。本を読むことをあきらめないといけないの?」<エファジャパン歳末募金 2026年1月31日(日)まで>

エファジャパンはカンボジアとラオスで障害がある子どもたちへの教育支援を行っています。
目が見えない、ポリオで足が不自由、授業に集中できない…
さまざまな障害がある子どもたち向けに、デジタルを活用した図書を開発しています。
音声に文字や画像を同期させ、PCやタブレットで読書ができる国際標準規格のデジタル図書です。
こちらから読むことができます。)

こうした図書開発をはじめ、カンボジアとラオスの障害がある子どもたちや、能登半島地震の被災地に本を届けるため、歳末募金でご支援を募集します。

本を届け、希望を届ける

エファは、2004年の設立よりカンボジアやラオスで教育と福祉の分野での支援活動を行ってきました。

近年は、両国で暮らす障害者が「学びをあきらめない」ために、放課後学習教室やモデル図書室の整備、紙だけではなくデジタル図書の開発と提供、また人材育成の事業を展開しています。

障害とともに、生きるということ

カンボジアやラオスの農村では、障害のある子どもが今も家の中で育つことが少なくありません。
「外に出ても何もできない」と周囲に言われ、学校へ行く道を断たれた子もいます。
ぬかるんだ土道、段差のある教室、読むことを前提にした教材 それらすべてが、彼らにとって“壁”です。

ある母親は、手のひらで息子の顔を撫でながらつぶやきました。

「この子にも、未来を見せてやりたい。」

学ぶこと、外の世界を知ることが当たり前ではない。
それが、彼らの現実なのです。

エファジャパンのデジタル図書開発

音声・文字・画像を組み合わせてつくる「マルチメディアDAISY」を使ってデジタル図書を開発しています。
パソコンで文と声を重ね、絵を添えると、ページが息づくように動き出します。タブレットでは合成音声が語り、文字が光で子どもたちの視線を導き、速度や色も思いのままです。

2022年、「読みに困難を抱える子どもにも 読書の体験を届けたい」という想いから、スタッフが日本障害者リハビリテーション協会の研修に参加したのが最初の一歩でした。
国際的なアクセシビリティ団体など多くの方から指導いただき、2023年には試作を使った教育実験がスタート。

歳末募金は「エファが本を届ける」活動に大切に使わせていただきます

今回の歳末募金でいただいた心温まるご支援は、

  • 能登半島地震の被災地でのブックカフェ
  • カンボジアとラオスにおける障害がある子どもたちへの図書館事業

に大切に使わせていただきます。

エファジャパン歳末募金2025

期間

2026年1月31日(日)まで

クレジットカード

下記URLをクリック、もしくはQRコードを読み込むと、クレジットカードからの寄付ページへ移動します。スマートフォンからのご支援も可能です。
「寄付をする」>「今回のみのご寄付」より任意の金額をお選びください。

https://www.efa-japan.org/partner/join/#once

銀行振込

中央労働金庫(2963) 市谷支店(299)普)1442725トクヒ)エファジャパン

三菱UFJ 銀⾏(0005) 市ヶ谷支店(014) 普)1340692トクヒ)エファジャパン

※寄付金受領書を発⾏します。お振込み後、事務局までメールまたは電話でご連絡ください。

郵便振替

00190-6-723415  加入者名)エファジャパン

※寄付金受領書を発⾏します。払込取扱票通信欄に「歳末募金」とご記入ください。

▼「歳末募金2025」チラシ
こちらからダウンロードして身近な方へお知らせいただけるとうれしいです。