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2021.01.05 更新

【エファジャパン】事務局長より新年のご挨拶です

いつも温かいご支援をいただき、心より感謝しております。 2021年1月5日より、エファジャパンは業務を開始しました。2020年4月に就任しました関事務局長より、2021年の新年のご挨拶です。今年、そして今後のエファの新たな決意表明です。

-2021 新年のご挨拶-

 あけましておめでとうございます。  旧年中は、エファの取り組みを様々な形で支えていただき、ありがとうございました。
2020年は、新型コロナウィルス感染症の拡大により、世界中の多くの人々が苦難の中に立たされました。エファがこれまで支援を行ってきたベトナム、ラオス、カンボジアでは、早期から厳格な行動制限を含む予防措置がとられた結果、日本ほどの感染拡大は抑えられました。しかし、現在も一進一退を繰り返しており、予断を許さない状況が続いています。子どもたちを取り巻く環境も厳しさを増しつつあります。学校を始めとする学び舎も長期間にわたって扉が閉ざされ、教育の機会に大きな爪痕を残しました。中でも、貧困下にある子どもたちにとっては、今まで以上に苦しく、希望を見出すことが難しい道のりが続いています。
 エファも春先から活動国への訪問の停止を余儀なくされ、支援事業の継続に向けて手探りを続けた一年でした。ですがその一方で、私たちにとっては以下の3つのことについて考えた貴重な時ともなりました。
 一つ目は、私たちがいかにこれまで多くの方たちから支えられてきたか、ということです。自分のことを考えるだけで精一杯な中、寄せられた「困った時こそお互い様」というたくさんのメッセージ、そして温かな志は、心から私たちを勇気づけてくれました。
 二つ目は、事務局運営、事業実施の新たな在り方です。必然に迫られ導入していったオンライン・コミュニケーション、リモート・ワークは、今までにない効率性や効果をもたらしました。しかしそれ以上に大きな意義があったと思うのは、海外事務所スタッフや事業パートナー団体へ「信頼を託し、責任と権限の移譲」をすることにつながったことです。エファが本来目指すべき「自助と自立」に向けた考え方、基本姿勢について再認識する機会となりました。
 三つ目は、普段、中々考えることができなかった、エファのこれからについて踏み出せたことです。一昨年にエファは設立15周年を迎えましたが、今一度原点、初心に帰り、私たちのミッションである「すべての未来を担う子どもたちが、生きていく力を存分に発揮できる社会を実現する」ため、これから向き合っていくべき社会課題、支援事業の在り方、それらを実行可能にさせていく組織についての議論に火を着けることができました。

 私たちは、2021年1月から「エファ改革2020~子どもたちが生きる力を十分に発揮できる社会をつくる団体になるために~」という、さらに力強い支援ができるようになるための組織改革のプロジェクトをスタートさせます。
 組織として運営、経営方針を形作る理事会と、事業の形成、展開をしていく事務局との間で有機的な関係を築き、それぞれの立場と責任の下で、ミッション、ビジョンの実現に向けた新生エファを描き出していきます。中長期計画をしっかりと策定し、それに基づく事業と活動、組織の再編、財源確保の多角化を進めていき、団体が設立20周年を迎える2024年までには、その実践を通じてこれからの社会課題に寄与することができる、さらには社会価値を創造して変革をもたらすことができる組織として発展、成長してまいります。

 誰もが苦しく辛かった昨年に、皆様から寄せられたエファ、そして子どもたちへの想いを拝見し、「危機こそが好機」、「未来を拓いていくことこそ、私たちに求められている役割」と思い、意を新たに次の一歩を踏み出していく所存です。
 「誰一人取り残すことない-No one will be left behind-社会」の実現のために、引き続き皆様のご支援、ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人エファジャパン 事務局長
関 尚士