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2014.09.09 更新

書き損じハガキでカンボジアの児童保護施設を支援

 2013年度にご寄付いただいたハガキ約87万円分で、現在ベトナム、ラオス、カンボジアへの支援を実施しています。その一環として8月にカンボジアで寄贈を行ないました。

 今回は、エファジャパンが支援するカンボジアの市民団体SCADP(スキャップ)が運営する児童保護施設の子ども達が対象です。タイとの国境地帯プレアビヒアでは、パズルやブロックなどの知育玩具を寄贈しました。遊びを通して考えたり表現したりすることで、知識だけでなく情緒面の発達の一助となることを期待しています。またさらに、プノンペンの保護施設及びプレアビヒアの保護施設へ米も支援しました。通常、主食である米を外部に依存するのは好ましくありませんが、今年は自給していたプレアビヒアで借地のトラブルがあり栽培できなかったことに加え、最近の物価上昇で負担が増したことから、緊急支援として単発の援助をすることにしました。プノンペンには750キロ、プレアビヒアには850キロ寄贈しています。

 プレアビヒアには、知育玩具を寄贈した後少しして再度訪ねる機会があり、子ども達の様子も見てきました。保護施設の敷地が広いため普段はサッカーやバレーボール、追いかけっこなどをして遊んでいますが、田舎では珍しいパズルやブロックに熱中していました。SCADPの職員によると、あまりに夢中になって勉強や掃除当番を忘れる子がいるため、時間を決めて遊ぶようにしているそうです。屋外で思い切り体を動かす遊びと室内で静かに考えたり工夫したりする遊び、両方のバランスをうまく取りながら心身が鍛えられていくことが望ましいのではないかと思います。