自治労青森県本部のご支援でヴィエンチャン都郊外のドンクワイ村小学校内に建設されたコミュニティ図書館を訪問し、モニタリングを実施しました。当図書館は昨年11月末に建設され、12月23日に落成式が行なわました。その後、小学校の教師達が本の登録に取りかかり、今年3月10日に本の登録が完了し開館を始めました。

まだ図書館は開館して間もないことから、開館時間は学校の休憩時間に合わせ月曜日～木曜日は9:20～10:00、金曜日は13:30～16:00と短く、本の貸出も行なっていません。しかし、開館時間になると子ども達が駆け足で図書館に駆け込み一杯になるということでした。また、開館時間には教師が子ども達に本の読み聞かせも行なっています。

今後は徐々に開館時間を増やし、本の貸出を行なえる体制を整えていきたいと思います。

今回のモニタリングには、ラオス国立図書館副館長のブウカイ氏にもご同行頂きました。ブウカイ氏からは、図書の管理方法などの他に、教師は自分達の業務に忙しいことから、教師達だけで図書館を運営しようとするのではなく、年長の生徒のボランティアを活用すべきなどの助言を頂きました。　(活動国ラオスより)

図書館運営について話し合い

日毎の図書館利用者数を壁に掲示