エファジャパン

エファパートナーになる

ニュース

2011.12.19 更新

ヴィエンチャン市内のコミュニティ図書館

広報担当宮原が12月4日からの出張でヴィエンチャン特別市内で支援しているコミュニティ図書館を訪ねました。

■ノンセンチャン村コミュニティ図書館

手前が図書館、奥に見えるのが小学校

子ども達が描いた絵がたくさん壁に貼ってある

 自治労静岡県本部のご支援により2010年2月に設置されました。ノンセンチャン小学校の敷地内にあり、生徒だけでなく、村の人たちにも利用されており、生徒たちが保護者に頼まれて本を借りて帰ることもよくあるようです。この図書館では平日の開館は授業時間とほぼ重なっているため、生徒達は休み時間にちょっと来て図書を借りたりしていきますが、土曜日にはじっくり図書を読んで帰ることができます。本を借しだす子ども達はみな、保護者に「汚さないように気をつけてきちんと返すように」と言われているを口をそろえていました。ノンセンチャン図書館では、今後地域の小学校へバイクで本を持っていく出張図書館も実施する予定です。

 

■タトーン村コミュニティ図書館

図書館に来るとすぐに本を選んで読み始める

日本の本のラオ語版も

 自治労新潟県本部のご支援により2010年9月に開館しました。ここは平日に延長開館を実施しており、授業の後でも生徒達が本を読みに来ることができます。数キロ離れた高校などからも本を探しにくる生徒達がいるほか、自分の村でも寄付を募って図書館を建てたいと、別の村の先生達が図書館運営に関わる本を探しに来たり、運営について話を聞きに来たりしているそうです。私が話を聞いた子ども達はみな、学校の後図書館に寄るときは帰りが遅くなっても保護者に怒られない、と教えてくました。子ども達だけでなく、村の大人からも頼りにされていることに、図書館運営を担当するタトーン村小学校の先生達も誇らしい様子でした。