エファジャパン

エファパートナーになる

ニュース

2011.03.04 更新

ルアンパバン県にてコミュニティ図書室のモニタリングをしました。

完成した折り紙のかぶとを乗せた子ども達

コミュニティ図書室で折り紙をする子ども達

昨年11月に設置しました、ルアンパバン県ナンバク郡ポンサワン村へ、設置後3ヵ月後のフォローアップへ行きました。村の小学校にコミュニティ図書室を設置していますが、小学生だけでなく近くの中高校に通う子ども達も利用しています。小学校には352名の生徒がおり、内170名が女子です。ここの生徒達は70%がカム族、20%がモン族です。

2011年1月から開館し、2月末までの2ヶ月間で利用者は280名(175名女子)おり、150名(内100名女子)が本を借りていきました。

この図書室は月曜~金曜、8時~11時半、13時半~16時に開館しており、図書室専任職員が1人とパートで手伝いをしている先生が1人います。

子ども達に人気があるのは、ビッグブラザーマウスというNPOから購入しているカラフルで楽しい絵の多い短編の物語です。

以下は利用者の子ども達からのコメントです。

9歳(小学4年生)の男の子:

「週3回くらい図書室を利用しています。一番すきなのはビッグブラザーマウスの本やジョークに関する本です。本がたくさんあって嬉しいです。でも、1回につき1冊、3日間までしか貸し出しをしてもらえないのが残念です。もっと本があれば、もっと長い間貸し出しをしてもらえると思います」とのべていました。

11歳(小学5年生)の女の子:

「私は週2回くらい図書室を利用しています。いつも本を借りて字が読めない両親や妹のために本を読んであげます。図書室に面白い本があって嬉しいです。もっと色々な物語を読みたいです。先生達がもっと読書推進活動をしてくださったら良いと思います(現在は月1回のみ実施)。」

fromラオス事務所