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エファ通信

2007.03.22 更新

エファ通信42号

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エファ通信42号
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みなさま

昨日井の頭公園へ行ってきました。
まだまだ桜はつぼみでしたが、早咲きの種類のものがちらほら咲いていました。
気候も良かったせいか、花見ならぬ「つぼみ見」のお客さんもそこここに…。
小学生の頃から今に至るまで、4月を起点とする1年を過ごしてきた私には
桜は「新しい年の始まり」の象徴です。また一歩前進しよう!と心を新たに
する時期でもあります。 

さて、エファジャパンでも来年度へ向けて、様々な準備が始まっています。
一部商品を入れ替えるエファグッズは新製品のサンプルが出来上がってき
ました。カンボジア・スラムの子どものための募金も「Yahoo!ボランティア」
のWebサイトで始まります。それぞれの国への支援もさらに効果的な展開
をすべく、各担当スタッフが現地で調査等行ってきました。

エファジャパンも着実に前進するために、スタッフ一同邁進中です。(宮)

■■目次■■

○お知らせ○
・今年もメーデー参加します!

○主な動き○
・ベトナム報告
・カンボジア報告
・ラオス報告
・2周年記念イベント報告!

○ちょこっトピック○
・日本G8サミットを契機としたNGO提言(パート2)

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

今年もメーデー参加します!
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今年のメーデーは4月28日(土)。代々木公園(10時~14時)で開催
されます。今回は、あるベトナム料理店にご協力いただき、ベトナムの揚げ
春巻きの販売を画策中です。ベトナムビール、ラオスビールも販売します。
ぜひエファジャパンのブースにお立ち寄りください!

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

ベトナムへ行ってきました
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3/10-14に、海外事業担当高山がベトナム出張に行ってきました。子ども
の家のあるベトナム北部はまだ涼しく今は雨の多い時期。毎日朝から小雨
が降り続いていました。そんな中、先生方の熱心な授業を子ども達は懸命
に受けており、ご支援いただいている事業が順調な様子を確認してきました。
子どもの家には12歳の男の子ホアン君が新しく保護されてきました。両親
は既に病死しており祖母と暮らしていたところ祖母も病気で倒れたため保護
されました。彼は12歳ですが学校へ通ったことは無く、現在子どもの家の識
字教室の1年生クラスで勉強をしています。
さて、今回は既存の事業に加え新規事業の会議もあり、子ども達にとって
より充実した環境に近づくよう今後も努力していきたいと思います。

カンボジア報告
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ベトナムに引き続き、海外事業担当高山が3/15-18にカンボジア出張に
行ってきました。カンボジアは現在乾季につき連日晴天ですが、気温は35
度と非常に暑いです。
今回は、ACC(子どもの家、国立幼稚園教師養成学校)、スラム、他NG
Oとの共同事業地など、短期間でしたが精力的に広範囲の調査をしてきま
した。多くのスラムや村などを回ることができたため、今後の事業計画に大き
なヒントを得られたと思います。
モデル幼稚園でもある質の高い教育施設の子どもの家、教育を受けられ
ない環境にいる子ども達のための寺子屋的学校、危険なスラムの中にあって
も子どもが安心して過ごせる託児所など、それぞれの特色を考えながら、エファ
としてできる事業を検討していきたいと思います。 

ラオスヴィエンチャン市立図書館・多目的ホール 
今後に向けて打合せ

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3月7日から15日まで、ラオス・ヴィエンチャン市立図書館・多目的ホールの
今後の運営とエファの支援方針を話し合うため、吉川が出張、管轄するヴィ
エンチャン市情報文化局、国立図書館等を訪問しました。
ヴィエンチャン市情報文化局では、あらためてエファに対して支援が要請さ
れ、通常運営のほか、図書館入り口や看板の整理など、早急に行うべき支
援について要請がありました。
エファでは、これらを含めて通常運営の支援案を情報文化局に提示し、
仮合意に至っています。
現在、図書館には毎日約300人の利用があり、認知度の浸透に伴い年
齢層も幅が出てきている様子です。 

エファジャパン2周年イベント報告
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エファの設立2周年を記念し、2月27日(火)~3月4日(日)に東京・銀
座のシンワアートミュージアムで開催した、大石芳野氏写真展・対談(with 
イーデス・ハンソン)には、約170名の方にご来場いただき、好評のもと無事
終了いたしました。
大石氏の写真に写った戦禍の子どもたちの眼差しに心を強く動かされた方
も多くいらっしゃったようで、アンケートには「子どもたちの瞳の奥に戦争の悲惨
さ、やりきれない苦しみを感じた」「写真の力を思い知らされました・・・・自分
に出来るところから私も動かなければならない。」などの感想をいただきました。
学生など若い世代の参加が目立ったのも印象的でした。イベントの詳細報
告は、ニュースブログとスタッフ日記に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
http://gaialog.jp/efa-japan/newsblog/perm/26
https://www.efa-japan.org/cp-bin/blog/index.php?eid=33

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

G8サミットへ向けてNGOが提言をまとめるためのフォーラムを結成
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前回は、G8サミットとは何ぞや?についてでした。今回は、そのサミ
ットでNGOが提言を行うことの意味と日本での展開について。

【今号のテーマ:2008年G8サミットでのNGO提言】
主要先進8カ国の首脳会議であるG8サミットと市民活動の関係が大きく
転換したのは1999年のケルンサミット。NGOのネットワークである「ジュビリー
2000」が展開した政策提言と市民活動により、サミットから重債務国の債務
を大幅に免除する方針を引き出したのがきっかけです。その後、G8サミットは
NGOからの提言を政策に一部反映する方法が定着していきました。

さて、2008年のG8サミットは日本で開催されます。そこでの提言活動に向
けて日本のNGOが結成したのが「2008年G8サミットNGOフォーラム」です。
去る1月31日に結成式が行われたこのフォーラムは「貧困・開発」「環境」
「人権・平和」の3つのユニットにおいて、今後提言のための作業を進めてい
くことになります。結成式時点で34の運営NGO(議決権を持つ)と、11の
サポートNGO(議決権を持たない。エファジャパンはサポートNGO)が参加し
ていましたが、これからも随時参加団体は増えていくでしょう。

関連するイベントの実施や会議の開催などはこれから検討されますが、皆
様にも随時動きをご報告していきますので、ご注目ください。

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

HPへの掲載は省略

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編集人 吉川健治   編集担当 宮原朝香