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エファ通信

2008.10.30 更新

エファ通信62号

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エファ通信62号
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みなさま 

もう10月も終わりですね。

私が子どもの頃は全く気配すらなかったハロウィンですが、
最近は小学校の総合学習で少し英語を習うこともあり、
より身近なものになっているようです。

クリスマスとは違いそのコンセプトの説明がちょっと難しい
(日本のお盆のようなもの?悪霊も一緒に来るらしいですが)
ので日本では広がりにくいんじゃないかと思っていましたが、
お菓子やお店の装飾などから徐々に目にするようになってきましたね。

今年うちの長男は、学校でドラキュラになるそうです。(宮)

さて、10月からエファジャパンにインターンスタッフが採用されました。
現在大学4年生で、来年の3月まで週に2日のペースで
一緒に活動することになります。

すでにスタッフ日記には登場していますが、
これから様々な場面でみなさまにお世話になることもあると思います。
なにとぞよろしくお願いいたします。

本人からのご挨拶です。
「皆様はじめまして。
10月より2009年3月末まで、
インターンとしてエファジャパンの活動に携わらせていただきます
北川郁と申します。

現在大学4年生で大学のゼミでは東南アジア研究を専攻し、
卒業論文はエファの活動地でもあるカンボジアに関して書いています。
国際協力の活動に一定期間携わり実践的に学びたく、
またエファの活動に興味を持ち、応募いたしました。

半年という期間は長いようで短いです。
私の名前は「いく」ですが、
成長をするという意味での「育」でもありたい
という気持ちを常に忘れずに
半年間、日々活動に積極的に取り組みたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。」 

■■目次■■

○お知らせ○
・書き損じハガキ第2四半期集計
・ミャンマーサイクロン被災者支援DVD

○主な動き○
・理事長が県本部大会でご挨拶
・グローバルフェスタ報告
・カンボジア報告
・カンボジア・ベトナム出張報告
・ラオス駐在員帰国報告①
・栃木県大会へお邪魔しました

○ちこっトピック○
・いびつな人口比のインド

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

書き損じハガキ第2四半期集計
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みなさまにご協力いただいております書き損じハガキの収集、
2008年第2四半期の集計がまとまりました。
2008年7月~9月 合計65,093円
第1四半期とあわせて、約15万円になりました。本当にありが
とうございます!これから年賀状を用意される方も多いと思いま
す。書き損じや余った年賀状もぜひエファジャパンへお送りくだ
さい。みなさまからのご協力をお待ちしております!

ミャンマー・サイクロン被災者支援DVD
—————————————– 
多くのみなさまから募金のご協力をいただき実施しております
ミャンマーサイクロン被災者支援事業。9月に事務局長の大島が現
地を視察した際のビデオをDVDに編集しました。
募金にご協力いただきましたみなさま(直接エファジャパンに
ご入金いただいたためお名前を把握している団体・個人)には追
ってお送りいたします。その他のみなさまでDVDをご希望の方はエ
ファジャパン事務局にご請求ください。

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

ハンソン理事長 県本部大会でご挨拶
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9月から10月にかけて開催された自治労各県本部の大会にて、
理事長イーデス・ハンソンが挨拶の時間をいただき、エファジャ
パンの活動紹介やご協力の呼びかけをさせていただきました。出
席させていただいた大会は次のとおりです。
・自治労福岡県本部大会(9/26~27)
・自治労三重県本部大会(9/30~10/1)
・自治労山口県本部大会(10/9~10/10)
各県大会での挨拶を通して、より多くの方にエファジャパンの
取り組みを知っていただく機会となりました。理事長挨拶の機会
をご提供いただいた関係者のみなさま、ありがとうございました。

グローバルフェスタ報告
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10月4日・5日に国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN
2008」が日比谷公園にて開催され、エファも展示・飲食ブースを
出展しました。
たくさんの来場者の方々にエファの活動を知っていただくと共
に、エファグッズやベトナムコーヒーの購入・寄付等を通じて温
かいご支援をいただきました。展示ブースでは、写真付活動紹介
のパネルを用意し、エファグッズも販売。また、今年もイラスト
レーターの正木弘さんが似顔絵コーナーを開いてくださり、収益
をご寄付いただきました。飲食ブースでは、昨年に続きベトナム
コーヒーを販売し、終了時刻前に完売することができました。
今年も9名のボランティアのみなさんにご協力いただき、エフ
ァのブースを明るく盛り上げてくれました。
当日お手伝いいただいたみなさま、ブースに足を運んでくださ
った方々、本当にありがとうございました!

カンボジア報告
——————
10月13日からスラムの寺子屋教室への2年目の支援が始まりま
した。スラムの人々は移動が激しく、スラム自体も都市開発のた
め撤去が進んでいます。前年度の3クラスのうち、1カ所はスラ
ム撤去のため閉鎖(別の場所で別のクラスを継続支援しました)、
もう1クラスも教室自体は移転しました。
支援期間中の閉鎖・移転を避けるため、今回支援する3教室は、
以前から開かれていた別の教室が選ばれました。しかし、従来の
資金が限られていたためか、教室内の教材は十分ではありません。
今回の支援で、教室内の教材はもちろん、参加者への教材や文房
具、制服なども整備されます。

カンボジア・ベトナム出張報告
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自治労和歌山県本部に支援していただいているカンボジア国立
幼稚園教師養成学校および付属幼稚園(子どもの家)への奨学金
事業が2年目を迎え、自治労和歌山県本部の代表団によるスタデ
ィツアーが開催され、海外事業担当の高山が同行しました。
今回は養成学校の訓練生とともに子どもたちの教材作りをした
り校内の食堂で昼食を一緒に取ったり、またスラムの子どもたち
の遠足に同行し交流したりと、非常に参加型なツアーを組ませて
いただきました。和歌山県本部の皆様のご協力、熱意のもと、と
ても充実したツアーとなりました。ありがとうございます。

エファジャパンは、2005年より連合愛のカンパの助成金をいた
だいています。助成金事業のフォローアップ視察としてエファジ
ャパンのベトナムでの活動の視察をしていただく運びとなり、ニ
エムギア子どもの家、保護している子どもの家庭訪問、障がい児
センターを訪問していただきました。タイトなスケジュールでし
たが、非常に熱心に視察いただき、感謝申し上げます。

ベトナムでは、3月に開始した研修事業の視察や、ハイフォン
市児童保護基金との協議を行い、活動の確認をしてきました。

ラオス駐在員帰国報告①
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ラオス駐在員中村が10月13日より一時帰国しました。10月14日
には自治労都本部にて御挨拶させて頂きました。都本部には ヴ
ィエンチャン市立図書館のホール設備や本購入費・活動費などを
ご支援頂くことになっています。

10月16日にはシェンクワン・カムワン県子ども文化センター
(CCC)を支援して頂いている自治労大分県本部とルアンパバ
ン県CCCをご支援頂いている自治労佐賀県本部を訪問させて頂
きました。大分県本部ではラオスでの洪水の人道支援の状況報告
と、2CCCでの支援報告を行うと同時に、12月のスタディツア
ーの打ち合わせを。佐賀県本部ではルアンパバンCCCトイレ・
台所工事の経過報告と今後の支援継続に関して協議させていただ
きました。

栃木県本部大会にお邪魔しました
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10月16日に佐野市文化会館(栃木県佐野市)で開催された自治
労栃木県本部大会にてエファジャパンのブースを出展し、写真パ
ネルの展示とエファグッズの販売を行ないました。
「毎年大会の時にはエファジャパンのブースに寄ってグッズを買
っています」とスタッフに声をかけてくださる方もいました。今
回は新商品の携帯ホルダーが人気で、購入された方が他の方に勧
めてくださったこともあり、お昼頃に売り切れとなる嬉しい場面
もありました。
自治労栃木県本部のみなさま、ありがとうございました。

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

いびつな人口比を持つインド
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通常、人口の自然な男女比は100対105くらいだといわれていま
す。しかしインドでは、2005年の調査では男性100に対して女性の
人口は931。このいびつな人口比は、イギリス、カナダ、アメリカ
に移住したインド人コミュニティにも見られる現象であるとの調
査結果もあります。
なぜこうした不自然な人口比になるのか。南アジア全体に見ら
れるこの傾向は、男児が将来家を継ぎ家族の支えとなるのに対し、
女性は多額の持参金を払って嫁ぐため家族の重荷になる、という
実質的な社会習慣だけでなく、総じて女性(女児)の人権が無視
され、家族の世話をする奴隷・所有物程度の地位しか与えられて
いないという社会状況に原因があります。
女性・女児が減る主な原因としては、現代医療で可能になった
性別判断による中絶、分娩時の女児殺害、母乳や食事を十分に与
えられない、保健・医療サービスを十分に与えられない、若年結
婚による出産時の妊婦死亡、持参金トラブルによるダウリー(持
参金)殺人、婚前・婚外交渉を原因とする殺人など、法的には違
法とされているものの、社会的に黙認されているような犯罪もあ
ります。
こうした現状に対し、ひとりのインド人女性が 50 million 
missingキャンペーンとしてインターネット上でインド国内、そし
て世界にこの問題を発信し、世論を喚起しようとしています。
50 millionは、自然な人口比率であれば生きていたであろう女性
の人数を5,000万人と推定したもの。インド政府に圧力をかけ、法
整備などを進めることをめざしています。
http://www.flickr.com/groups/50_million_missing/(英語サイト)

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HP掲載は省略

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発行人 イーデス・ハンソン   編集担当 宮原 朝香