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エファ通信

2009.12.17 更新

エファ通信76号

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エファ通信76号
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みなさま

先日、友人の結婚式に出席してきました。披露宴でとても
印象的だったことですが、新郎新婦がこれまで育ててくれた
両親に、生まれた時の体重と同じ重さのテディベアを渡すと
いうのがありました。新郎のお父さんが「立派に成長し結婚
を迎えた我が子を目の前にし、この子が生まれた日に初めて
抱き上げた瞬間を思い起こすとなんとも言葉になりません」
と、おっしゃっていたのを聞き、感動しつつも、どんな気持
ちなんだろうかと考えましたが、ぼくにはまだよくわかりま
せんでした。ただ、どこの家でも親は偉大だなぁと感じまし
た。正月に宮城の実家に帰ったら、親孝行ということで、お
いしい物でも食べに連れていってあげようかなと思います。
でも、実家には甥と姪合わせて4人います。必ずお年玉を要求
されます。結婚式で寂しくなったぼくの懐には大ダメージ
です。やっぱり今年は親孝行やめておこうかな・・・。(鈴)

■■目次■■

○お知らせ○
・エファジャパン事務局年末年始の休業について

○主な動き○
・中学生が事務所訪問
・三菱商事クリスマスチャリティバザーに参加
・連合カンボジア視察
・ラオス活動報告
・自治労大分県本部ツアー報告
・自治労和歌山県本部よりようちえん募金へ寄付

○ちょこっトピック○
・中国の環境問題

○寄付情報○

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

エファジャパン事務局年末年始の休業について
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年末年始のエファジャパン事務局休業は12月29日~1月4日と
なります。年末は12月28日まで、年始は1月5日から事務局を営
業いたします。また、事務局長大島は1月中旬まで国内で出張
しておりますので不在にいたします。
ベトナム、ラオス、カンボジアの子ども達とともに、みなさ
まがよい年末年始をお迎えになりますようお祈りいたします。

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

中学生が事務所訪問
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12月3日に東京都武蔵村山市立第一中学校の2年生6名が総合
学習の一環でエファジャパンの事務所を訪問しました。スタッ
フがベトナム・ラオス・カンボジアの文化や歴史についてクイ
ズを交えて紹介したり、DVDや写真を使ってエファジャパン
の活動を紹介しました。後日生徒の皆さんからお礼の手紙をい
ただき、「現地の子どもたちの状況やエファジャパンの取り組
みを知ることができ、今後は広い視野を持ち、自分たちにでき
ることを探していきたい」との感想を寄せてくださいました。
今回の訪問学習が国際協力について関心を深めたり、ボランテ
ィア活動をはじめるきっかけになれば嬉しいです。

三菱商事クリスマスチャリティバザーに参加
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12月14日に東京・丸の内の三菱商事ビルで開催された三菱商
事株式会社クリスマス・チャリティバザーに参加しました。こ
のイベントは毎年、クリスマス前のこの時期に同社の昼休みを
使って行なわれているもので、国際協力や福祉分野のNGO・NPO
十数団体がブースを出店。エファジャパンは今回はじめての参
加となりました。
エファブースでは同社の役員の方がエファグッズの販売をお
手伝いくださり、社員の方に積極的に声をかけてくださったお
かげで売上も好調。わずか1時間ほどで持参した商品がほぼ売
り切れになるほど盛況となりました。
ご協力いただきました三菱商事株式会社の皆様、ありがとう
ございました。

連合カンボジア視察
———————
首都プノンペンで、現地NGOのSCADPと実施している、3カ所
のスラムの寺子屋教室は、日本労働組合総連合会(連合)の社
会貢献活動である「愛のカンパ」から資金をいただいています。
11月5日、連合連帯活動局局長の武山信一氏を団長とする7名
の視察チームが現場を訪問しました。視察チームは、3カ所の
教室を訪問し、教材や出席率をチェックしたり、先生や子ども
達に質問をしたり、最後はSCADPの事務所で事業の説明を受け、
子ども達の伝統舞踊を鑑賞しました。
現場を見ていただくことで、現場の状況やニーズをよりよく
理解していただけたと思います。どうもありがとうございまし
た。

ラオス活動報告
—————–
コミュニティ図書館・学校図書館プロジェクトでは11月24-
28日フアパン県を訪問し、サムヌア郡サムヌア中学、サムヌ
ア小学校、ナトーンジョン小学校、ヴィエンサイ郡ヴィエン
サイ中高、アヌサイ小学校、ポンベン小学校で学校図書室譲
渡式を行ないました。学校によっては壁塗装のペンキや床の
セメント、窓の設置など図書室となる部屋の整備も支援をし、
見違えた部屋で子ども達が楽しそうに本を読んでいました。
フアパン県子ども文化センター(CCC)では追加の本寄贈と、
家具の発注を行いました。
ヴィエンチャン市立図書館では、11月も引き続き「出張図
書館活動」を行ないましたが、12月はSEAゲーム(東南アジア
オリンピック)のためお休み中です。12月末でエファジャパ
ンとヴィエンチャン特別市情報文化局との間に締結された支
援を一旦終了し、今後の支援継続を協議していきます。
11月12日にセコン県CCC設立支援のため、日本外務省NGO連
携無償資金の贈与契約を在ラオス日本大使と交わし、プロジ
ェクトを11月27日より開始しました。
セコンCCCでは、プロジェクト開始式を12月4日に、読書推
進活動講師研修を12月5-7日に実施し、活動に必要な道具や
本の寄贈をしました。現在、CCCとなる建物の改修工事が始
まったばかりで、4-5週間後には完成し、1月末には正式にCC
Cを開所する予定です。

自治労大分県本部ツアー報告
——————————
自治労大分県本部は2007年12月にラオスを訪問され、カムワ
ン県・シェンクワン県の子ども文化センター(CCC)を支援す
る契約をエファジャパンと現地県政府と締結しました。その後
毎年12月に訪問されるスタディツアーの3年目が12月7-11日ま
で実施され、14名の方が参加されました。最初に訪問した少数
民族学校は2007年12月に訪問した方々のご厚意でポンプ2台を
支援し、その後もカムワンCCCの子ども達を連れて活動に行く
など交流が続いています。子ども達の踊りを見せてもらったり、
一緒に折り紙を折ったりと交流の一時を持つことが出来ました。
カムワンCCCでは、皆さまのご支援の成果を見せようといつ
もより着飾った子ども達が一生懸命踊りや歌を披露してくれま
した。バーシーという歓迎の儀式も行なわれ、ラオスの文化を体
験して頂きました。
その後、チャンパサック県に移動し、県立図書館とCCCを訪
問、両方で子ども達の活動の様子を見学し、CCCでは一緒
にゲームや折り紙をして交流しました。
大分県本部では「3年間で全単組がラオスに行くこと」を目
標としており、今年それが達成できました。

自治労和歌山県本部よりようちえん募金へ寄付
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自治労和歌山県本部より、ようちえん募金へ寄付をいただ
きました。和歌山県本部には2007年10月から2009年7月まで
の間、カンボジア子どもの家の幼稚園教員を目指す学生のた
めの奨学金とスラムに住む幼児のための幼稚園奨学金事業を
ドナーとして支えていただきました。
2009年7月に事業が終了した後も奨学金事業の継続を支援
するため、エファジャパンが実施しているようちえん募金へ
の協力に和歌山県本部をあげて取り組んでいただき、このた
び63万4027円の寄付となりました。和歌山県本部では、今後
も継続的にようちえん募金へのご協力をいただけるとのこと
でした。
エファジャパンようちえん募金もまだまだ継続的に募集中
です。多くのみなさまのご協力をお待ちしております!

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□

中国の環境問題
—————–
驚異的な経済成長を続ける中国ではさまざまな環境問題を
抱えています。例えば、水質汚染。中国では、都市化・工業
化が進み、工場から垂れ流される排水や重金属による水質汚
染が深刻で、都市の地下水の90%、河川・湖沼の水の75%が汚
染された状態にあります。また、山東省東平県の村々を調査
した著名ながん専門医の于保法氏によれば、この地域の食道
がん発生確率は中国全体の平均よりも25倍高かったそうです。
さらに、中国では砂漠化も深刻な問題で、国土の18%に当た
る173.97万平方キロメートル(日本の面積の約4.6倍)が砂漠
と化しています。砂漠化は、過伐採、過放牧、過剰耕作など
の人為的要因に加え、自然な気候変動による乾燥化が重なっ
て引き起こされます。黄河流域に住む人々は、砂漠が広がり
砂嵐が吹き荒れて、穀物が栽培できなくなったため、何百万
人もの人々が“環境難民”となり、移住しなければ生活でき
ません。
これらの問題を背景に住民の不安が高まり、住民や環境N
GOが、公害を引き起こしている工場が廃水を垂れ流してい
る様子をインターネットに流すことで、政府を動かし、悪質
な工場を閉鎖させるなど、草の根レベルでの環境保護活動が
動き出しています。コペンハーゲンで行われた第15回締約国
会議(COP15)では、温室効果ガス排出量世界第一位の
中国は、2020年までに2005年比40~45%の削減を目指すと発表
しました。

▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

2009年11月21日~2009年12月14日確認分 ありがとうございました。

一般寄付(用途を指定しない) 計¥34,850
・自治労大阪府職員関係労働組合有志
・府中市職員労働組合
・三菱商事クリスマスチャリティバザー募金箱寄付

カンボジア 計¥2,000
・yahoo募金

ベトナム 計¥30,000
・個人 1名

ようちえん 計¥634,027
・自治労和歌山県本部

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

HP掲載は省略

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発行人 イーデス・ハンソン   編集担当 鈴木裕也