すべての人々に、力を。

カンボジア スラム強制移転と寺子屋教室

2008年8月12日  エファジャパン

カンボジアの首都プノンペンは現在盛んに再開発が行われており、もともと不法占拠であるスラムは高級住宅地などの建設のため、郊外に強制移転させられるケースが増えています。エファジャパンが支援しているプノンペンのスラム内寺子屋教室3カ所のうちひとつが、スラムの強制撤去により3月末に閉鎖されました。7月に現地に出張し、移転先で新しく開設した寺子屋教室を見てきました。
場所はプノンペンの隣にあるカンダール県。教室は野原の中にあり、周囲には住居が点在しています。先生も替っていました。新しい先生は慣れないせいか、授業の進め方はうまくありません。教室に子どもを集めるだけでは教育とは言えないので、今後の課題として、先生の能力向上を検討する必要があります。
辺鄙な場所に移住させられたスラムの人々の生計が気になり、住民に聞いてみました。幸いカンダール県には外資系の縫製工場が多いため、若い女性の就職には困らないようです。ただし、男性の多くがバイクタクシー(バイクの後ろに人を乗せて運ぶ)で収入を得ているので、プノンペン市内までの移動やガソリン代の高騰は、大きなダメージになっています。

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