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2010.07.30 更新

自治労東京都本部がプノンペンを訪問されました。

自治労東京都本部の子ども支援ツアー参加者16名がカンボジアの首都プノンペンを訪問され、エファジャパンが支援している子どもたちや若者たちとの交流と、ワークショップを実施していただきました。

エファジャパンが現地NGOのSCADPと提携し、実施している3箇所のスラム内寺子屋のうち1つで、子どもとの交流をしぺープサート(紙の人形劇)や日本の歌を披露していただきました。こま回しや竹とんぼなど日本の伝統的な遊びや、紙とひもで作るけん玉に、子どもたちは夢中になっていました。人形劇などを観る機会が持てない子どもたちにとって、大きな幕にカラフルな紙の人形たちが登場するぺープサートは大変興味深いようで、一心に見つめていました。

SCADPの寺子屋で先生をしている若者や、国立幼稚園教員養成学校で幼稚園の先生を目指し学んでいる学生など32名を対象に、数日間にわたりぺープサートの研修ワークショップを実施していただきました。研修生たちは、紙人形の作成から劇の演出まで、ツアー参加者の指導のもと全て自分たちで行いました。普段、絵の具に接する機会がほとんどない彼らは、様々な色を使っての彩色を楽しんでいるようでした。
完成したぺープサートは幼稚園の子どもたちに披露し、研修生はみな、自分で作った人形を大切に持ち帰っていきました。今回の経験を活かし、独特のアイディアを交えながら多くのカンボジアの子どもたちに、人形劇や読み聞かせを行う機会が増えることを願うばかりです。