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2007.01.09 更新

ベトナムのクリスマス

ベトナムは仏教国ですので、クリスマスはあまり派手におこないません。日本よりもずっと質素。子ども達はプレゼントをもらったりしますが、大人達は割りと冷めています。それでも熱心なキリスト教徒の方もいるので教会では厳かにミサを行い、ホテルなどの大きな商業施設ではイルミネーションで飾られます。日本と明らかに違うのは、お正月にあたる2月のテト(旧正月)までは当たり前のようにそのまま飾られていることが多いということ。支援施設のあるハイフォン市でも街中にこんなクリスマスの飾り付けが見られました。
さて、子どもの家やホンバン愛の家はというと・・・子ども達も先生方もクリスマスパーティに向け準備に余念がありませんでした。場所は子どもの家。施設の中は子ども達によるクリスマスの飾り付けでとってもカラフルでした。私も先生方に混じって子ども達に渡すプレゼントを小分けにしたり、ツリーを飾ったりとお手伝いをしてきました。

2006年は二つの施設が合同で行う大きなクリスマスパーティになったので、子ども達がたくさん!この2つの施設に保護されている子、勉強に通ってきている子、お手伝いに来てくれた近所の子と100人近くが集まりました。たまたまこの時期に出張が入った私は、ラッキーにもクリスマスパーティに招待され子ども達と楽しい夜を過ごすことができました。
子どもの家VSホンバン愛の家で歌や踊りの出し物を競ったり、プレゼントやお菓子をもらったり、子ども達は大興奮。刺繍や歌の先生も、子ども達の踊りのためにマイクを握って熱唱してくれました。最後は人口家族子ども委員会の職員がサンタになって子ども達にプレゼント。嬉しいのはわかりますが、先生方や私たちは子ども達をおとなしくさせるのに大変で、2時間ほどのパーティの後は皆喉がカラカラ。でも、子ども達には楽しい思い出が出来たようで嬉しく思います。
2006年からは子どもの家とホンバン愛の家を同時に支援し始めましたので、遠足やクリスマスなど合同で行事をすることが何度かあり、仲間が増え楽しさも倍増したようです。また、SOSやホアフンビレレッジなどハイフォン市の他の施設との交流や、学校行事にも積極的に参加をするようになったようです。

年が明けるとベトナムの人々はテトの準備に向け忙しくなります。赤いお飾りを売る店が街に並び、1年で一番にぎやかな時期を迎えます。いずれ、そんな様子もお伝えしていきたいと思います。