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エファ通信

2017.07.27 更新

エファ通信166号

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エファ通信166号
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みなさま

エファジャパンでは、
6月13日に2017年度会員総会を無事終えました。
後ほどご報告しますが、これも平素よりのみなさまの
あたたかいご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。

みなさまいかがおすごしでしょうか?

亜熱帯地域の気候に近くなってきている、
と近年よく言われています。
まさに肌で実感する今日この頃です。
突然の豪雨は南国のスコールのようです。
そんな中でも、季節を違わず咲く紫陽花の美しさが、
心を和ませてくれます。

とうとう6月が終わります。
エファジャパンの広報担当として、
皆様から絶大な信頼を得ていた宮原事務局員が、
今月末で退職します。

大きな大きな穴です。

しかし悲しんでばかりもいられません。
事務局員一同、今後とも頑張っていきますので、
これまで同様、あたたかいご支援、何卒よろしくお願いいたします。

宮原からはこの後、皆様へのご挨拶があります。

(味)

■■目次■■

○お知らせ○
・退職のご挨拶(宮原)

○主な動き○
・2017年度エファジャパン会員総会報告
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告
・カンボジア活動報告

○ちょこっトピック○
・「世界難民の日」に思う

○寄付情報○

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

退職のご挨拶
—————
 長らく広報担当としてみなさまにお世話になりました宮原です。
早いもので、前号のエファ通信で広報担当の交代をお知らせしてか
ら、「あっ!?」と言う間に今日まで来てしまいました。明日が最後
の出勤日となります。
 私がエファ事務局の一員となったのは、団体設立から約1年半後
の2006年4月でした。その9月にはラオス・ビエンチャン都立図
書館が完成し、支援者代表の皆さま他と一緒に渡航したのが、私に
とっての初めての支援地訪問でした(そして渡航2日目で車道の陥
没に足を取られ盛大に捻挫をするという、随行スタッフにあるまじ
き事態で関係各位に深い印象を残した幸先の良い?スタートでした)。
あれから10年、支援者のみなさまに温かく見守っていただきながら、
エファ事務局の一員として、困難な状況にある子ども達への支援活
動というやりがいのある仕事の一端を担い、楽しく続けさせていた
だいたことは本当に幸運だったと感謝しています。昨年12月には
10周年を迎えたビエンチャン都立図書館を再び訪問する機会にも恵
まれ、たくさんの方に助けられ、多くのことを学んだ10年を感慨深
く振り返りました。
 7月からは、新しい職場で新しい仕事に挑戦する日々が始まる予定
です。エファで得た経験を大いに活かしながら、少しでも社会に役立
つ職業人でいられるよう、努力を続けたいと思っています。エファの
活動は、今後はみなさまの仲間である会員として応援していく予定で
す。引き続き、エファジャパンへのご支援を、なにとぞよろしくお願
いいたします。

宮原朝香

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

2017年度エファジャパン会員総会報告
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 6月13日にエファジャパン会員総会が開催されました。みなさまの
ご協力により、正会員133名の過半数74名の出席(委任、書面表決
含む)をいただき無事成立しました。
 総会では、2016年度事業報告・決算、2017年度事業計画・予算、定
款の一部変更について審議され、原案通り満場一致で承認されました。
また山形昌弘監事の退任にあたり、田中浩二氏が新監事に選任されま
した。さらに、同日開催された理事会で、田中浩二理事の退任に伴い、
新たに秋葉政市氏が理事に選出された旨、報告されました。
 会員・パートナーのみなさまには、7月に『エファジャパン年次報告
書2016』をお送りいたします。また、同じ時期に2016年度年次報告書、
2017年度事業計画・予算書をホームページにも掲載いたします。
 総会が終わり、エファジャパンの2017年度も本格始動となります。
今年度も、引き続きみなさまのご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろ
しくお願い申し上げます。

ベトナム活動報告
——————-
 ベトナムでは6月1日が子どもの日とされ、この日が近づくと子ど
も関連の施設や活動場所では子どもの日を祝う催しが開催されます。
エファジャパンも連合愛のカンパにより活動をご支援いただいている
5箇所の障がい児クラブ、及び自治労岡山県本部にご支援いただいて
いるフンティエン村障がい児クラブで子どもの日を祝う催しを開きま
した。ハイフォン市は今が一年で最も暑い時期で35℃を超える日々が
続いていますが、その暑さの中でも子ども達は楽しそうに音楽活動や
絵描き、ゲームなどを楽しみました。子ども達にはエファジャパンと
地元の行政からもお土産を渡されました。2箇所の障がい児クラブで
はその時の活動の様子が地元のテレビでも放送されました。

〇関連情報・写真

・障がい児クラブで子どもの日の催しを開催
   https://www.efa-japan.org/?p=11591

ラオス活動報告
—————-
 ラオスでも6月1日が子どもの日とされ、毎年、各地で子どもの日
を祝うイベントが開催されます。自治労中央本部及び3県本部(北海道・
東京・愛知)のご支援で、2006年12月に建設・開館されたビエンチャ
ン都立図書館では5月31日に子どもの日を祝うイベントが催されま
した。会場には近隣の小中学校から108人の子ども達が集まり、ク
イズやゲーム、紙芝居の読み聞かせなどを楽しみました。クイズや
ゲームで勝った子ども達には景品が渡され、会場は賑やかな雰囲気
に包まれました。

カンボジア活動報告
—————-
 エファジャパンでは、SCADPプレアビヒア児童保護施設の子ども達
の伝統舞踊・伝統音楽の習得の支援をしています。最近ではプレアビ
ヒア州の役所関係のセレモニーや地域の結婚式などでも踊りの披露を
頼まれるようになってきて、子ども達も大いに自信を深めています。
 カンボジアでは、選挙の関係で、6月10日に子どもの日を祝いまし
た。SCADPプレアビヒア児童保護施設の子どもたちはプノンペンでの
子どもの日のイベントに招待され、大勢の観衆の前で踊りを披露して、
イベントを盛り上げました。

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□

世界難民の日」に思う
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 毎年6月20日は、国連が定めた「世界難民の日」。未曾有の数の
難民が生まれている今の状況を考える、様々なイベントが、今年も
国内外で開催されました。
 ユニセフは難民の日の前日、6月19日に、19歳のシリア難民で
教育活動家のマズーン・メレハンさんを親善大使に任命しました。
公式認定された難民がユニセフ親善大使になるのは、マズーンさ
んが初めてとのこと。彼女は2013年に家族とともに紛争状態のシ
リアから逃れ、ヨルダンのザータリ難民キャンプで暮らしている
際に、ユニセフから支援を受けていたそうです。当時を振り返る
彼女の言葉です。
「私は子どもでしたが、教育こそが私の人生の鍵だということが
分かっていたので、シリアから逃れる時に持っていた唯一の荷物
は、学校の教科書でした」
 エファジャパンの活動のよりどころである、「子どもの権利条
約」。4つ挙げられている子どもの権利の中の1つ、「発達する権
利」で、子ども達が教育を受ける権利を持っていることを謳って
います。教育を受けたくても受けられない子ども達が世界中、そ
してアジアにもたくさんいます。
 私たちエファジャパンのミッションの持つ重みを、マズーン
さんの言葉から再認識した、今年の「世界難民の日」でした。

▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

2017年5月24日~6月27日確認分

一般寄付   計¥33,603
・団体 1
・個人 1人
カンボジア  計¥1,531
・Yahoo!ネット募金
きしゃぽん 計¥22,219
・武蔵野市職員労働組合
・団体 1
・個人 8人

       合計¥57,363

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

敬称略。2017年5月24日~6月27日に登録の方
     (※HPへの掲載は省略します。)

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