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エファ通信

2014.03.27 更新

エファ通信127号

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   エファ通信127号
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みなさま

もう3月も終わりですね。
この前年が明けたばかりだと思ったのに…。
(毎年同じこと言ってます)

さて、今月はなんと言っても
消費税駆け込み需要で盛り上がりましたね。

家や家具なども売れているとか?
(今ひとつマスコミの報道を信用できない斜めな私)

日用品を何万円分も買いだめする様子が放送されていたと
エファ事務局でも話題になりました。

差額3%ですから数万円くらい買わないと
お徳感に乏しいかも知れませんね。

情報番組などでは決まったように
白物家電が買い時と言っていましたがどうなんでしょうか。

かくいう我が家は炊飯器を買い替え。

最近炊飯器が炊飯時間を気まぐれに延長するようになり、
時々固~いお米が炊き上がるスリルを楽しみましたが(楽しくないっ)
どうせ買うなら3月中…ですよね~、ということで(笑)。

ちなみにエファグッズですが、
販売の規模が小さいため消費税の影響をあまり受けないので
4月以降も価格の変更はありません。

入荷が安定しないためホームページには掲載していませんが、
シルクスカーフなど他の商品も有る場合がありますので
イベントなどで販売にご協力いただける際にはぜひお問合せください。

(宮)

■■目次■■

○主な動き○
・ベトナム駐在員帰国報告
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告
・カンボジア活動報告

○ちょこっトピック○
・4月4日は国際地雷デー

○寄付情報○

○会員情報○

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

ベトナム駐在員帰国報告
————————–
2月中旬にベトナム駐在員(ベトナム・ラオス事業担当)の崎
川が日本に一時帰国しました。帰国中には自治労広島県本部
を訪問し、自治労広島県本部が他NGO「ラオスのこども」との
協力によりラオスで出版を予定されている「はだしのゲン(ラ
オス語翻訳版)」の配布計画についてお話させて頂きました。
本事業では3,000部ほどの出版を予定されており、エファジャ
パンはその内の1,400部をラオスの小学校や子ども文化センタ
ーなどに配布する予定です。出版業界が発展しておらず、こ
れまで出版された本のタイトル数が限られているラオスでは
貴重な出版物になるとともに、日本に原爆が落とされたこと
を通して平和についてラオスの子ども達が考える機会にもな
ると思います。

ベトナム活動報告
——————–
連合愛のカンパの助成金により、ハイフォン市にある17の
障がい児教室の内の3つ(ドンクオックビン地区障がい児教室、
ティエンラン町障がい児教室、タンフォン村障がい児教室)を
対象とした活動支援を始めました。本事業の開始に先立ち、
これらの3つの障がい児教室ではそれぞれの地区・村人民委員
会の主席をトップとした障がい児教室運営委員会を立ち上げ
ており、3月21日と3月23日には、これらの運営委員会と今後
の計画について話し合った後、集まった子ども達と一緒にゲ
ームや絵描き、歌などの活動を行ないました。
本事業の実施により、ドンクオックビン地区障がい教室で
はこれまで活動対象が10代半ば~20代前半の青少年達だけだ
ったのを5歳~10代前半にまで拡大し、ティエンラン町障がい
児教室が地域の診療所内に新たに設置され、タンフォン村障
がい児教室ではこれまで月1回しか活動が行なわれていなかっ
たのを週1~2回の割合で行なうなど、活動が活発になること
が期待されます。今後は、医療系職員による活動実施や保護
者を対象にしたリハビリ訓練も行なっていく予定です。

○関連情報・写真

・連合愛のカンパにより3つの障がい児教室の支援を開始
https://www.efa-japan.org/?p=9012

ラオス活動報告
——————
個人のご支援により、ラオス西部のサヤブリー県に2009年
11月に設置された2つのコミュニティ図書室をモニタリング、
新しい本を寄贈しました。サヤブリー県に設置されたコミュ
ニティ図書室は遠隔地で交通の便が悪いため3年ぶりのモニタ
リングとなりましたが、2つの図書室とも設置時と同じくきち
んと使用されていました。特に、初めに訪問したホンサー中
等学校内のコミュニティ図書室では、全生徒874名が1年間に
使用料として1,000kip(日本円で12円)を学校に支払い、それ
を図書室運営の維持費として使っていると言うことで、学校
全体で図書室を大切に運営していこうとする意図が感じられ
ました。
個人の方からのご支援を頂いて、今年1月にカムワン県子ど
も文化センター(CCC)に活動用具を寄贈しましたが、今月も同
じ方からのご支援でシェンクワン県CCCに活動用具を寄贈でき
ました。カムワン県CCCとシェンクワン県CCCには、自治労大
分県本部が2008年1月~2011年12月の間活動支援を行なってい
ましたが、支援終了後は活動用具を使いきったり、古くなり
使えなくなったりしていました。今回新たな活動用具の寄贈
により、シェンクワン県CCCでも以前と同じように活発な活動
が行なわれることが期待されます。ご支援ありがとうござい
ました。

○関連情報・写真

・サヤブリー県のコミュニティ図書館をモニタリング、本を寄贈
https://www.efa-japan.org/?p=8973

・個人の方のご支援によりシェンクワンCCCに活動用具を寄贈
https://www.efa-japan.org/?p=8999

カンボジア活動報告
———————-
前年度、鹿児島県労働者福祉協議会のご支援によりプノン
ペン市内と隣県カンダールの寺子屋教室で学ぶ子ども達に国
語、算数、保健、生活の教科書を貸し出すことができるよう
になりました。今年度は、同協議会から寺子屋教室の子ども
達全員に鉛筆やノートなどの学用品を支給していただきまし
た。
2月27日、同協議会一行12名がカンダール県の村とプノンペ
ン市内センソクのスラム再定住地にある寺子屋教室を訪問さ
れ、子ども達と交流しました。最後に寺子屋教室を運営して
いる現地の団体SCADPの事務所を訪問、そこで保護されている
子ども達から伝統舞踊を披露してもらいました。

○関連情報・写真

・鹿児島県労働者福祉協議会が寺子屋教室訪問
https://www.efa-japan.org/?p=8962

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□

4月4日は国際地雷デー
————————
国際地雷デーとは、対人地雷への理解と関心を高め、地雷
除去の支援を呼びかけることを目的とした国連の記念日です。

地雷は主に一定の重さが掛かることにより爆発する武器で、
対応する重量によって対人、対戦車などに分類されます。対
人地雷は、兵士を殺すのではなく重傷を負わせることで、兵
士本人だけでなくその救護・治療に掛かる人的・経済的負担
を負わせることを目的としており、国境線など以外にも、そ
の地域での生活を困難にするため田畑や水源近くに埋設され
ることもあります。地雷は単発の兵器であるため、一旦人
(や物)が通った場所は安全地帯となる欠点を補うため、複
数回の刺激で作動する仕組みのものも作られており、それが
地雷処理をより一層困難なものにしています。

1970~80年代に各地で発生した内戦でも数多く使われ、現
在も70カ国以上に1億個以上埋まっていると推定されています。
安価なため大量に使用することができ、一度埋設されると紛
争が終結しても長期間に渡り無差別に被害を及ぼします。ICBL
(地雷禁止国際キャンペーン:対人地雷の製造と使用の廃止
を目指して結成されたNGOの連合体。加盟する団体は100ヵ国
350団体以上にのぼる)の2012年報告によれば、2011年1年間
で地雷の被害者は4,200人以上。対人地雷は5~10kg程度の重
さで作動するほか、振動やピンを引き抜くと爆発するものな
どもあり、生活のため地雷原と知りつつ足を踏み入れざるを
得ないケース以外にも、知らずに遊んでいて踏んでしまう、
あるいは玩具と間違えて爆発させてしまうなど、子どもが犠
牲になることもよくあります。

一般市民に無差別な被害を与える対人地雷の非人道性を鑑
み、対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)が成立、現在160ヵ
国以上が締結しています。オタワ条約は、基本的に対人地雷
の使用、貯蔵、生産、移譲等を全面的に禁止し、貯蔵地雷の
4年以内の廃棄、埋設地雷の10年以内の除去等を義務付けてい
ます(日本は2003年に訓練用など一部を除く全ての廃棄を完
了)。しかし、戦禍に見舞われた国々には何万という数の地
雷を撤去するための費用負担は重く、国際社会の支援が不可
欠です。

▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

2014年2月27日~3月25日確認分

一般寄付(用途を指定しない)計\47,735
・厚木市職員組合
・個人 1人

カンボジア 計\3,159
・Yahoo!ネット募金

きしゃぽん 計\30,063
・自治労本部
・自治労大分県本部
・個人 2人

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

※HP掲載は省略

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発行人 イーデス・ハンソン   編集担当 宮原朝香