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2018.09.13 更新

自治労福岡県本部の11名がカンボジアの支援地を訪問【カンボジア】

 自治労福岡県本部による「第14回アジア子どもの家スタディツアー」に参加した11名のみなさんが、首都プノンペンの隣、カンダール県バンティアイデック村にある学童保育所、及びプノンペン市内の児童保護施設を訪問しました。

 バンティアイデック村の学童保育所は昨年まで、小学校就学前の子どもたちを対象とした寺子屋教室でしたが、地元の要請もあり今年からは授業がない時間帯に小学生の子どもたちも活動に参加できるよう、学童保育所へ形態を変えました。ツアーの参加者は、昨年までの同県本部のご支援で設置した教室や外遊具が学童保育所に変更した後も有効に使用され、現在の活動の基盤になっていることを確認しました。「だるまさんがころんだ」で盛り上がった子どもたちとの交流では、笑い声が絶えませんでした。

盛り上がった「だるまさんがころんだ」

 ツアー一行が次に訪れたエファジャパンが支援を続けているプノンペン市内の児童保護施設は、現地パートナーである地元NGO・SCADP(スキャップ:Street Children Assistance and Development Programme)が運営しています。カンボジアでは近年、経済発展がめざましく、特に首都プノンペンを中心に物価の急激な上昇などが目立ち、同保護施設も財政状況が逼迫しています。そのため今年から、自治労福岡県本部に同保護施設の支援をしていただくことになりました。訪問時には、同県本部の支援で購入した制服や文房具を児童保護施設の子どもたち一人一人に手渡しました。

児童保護施設で文房具などを子どもたちに手渡す福岡県本部のみなさん

(活動国:カンボジア)