ラオス図書館協会は2007年1月に設立され、設立以来、元ラオス国立図書館長のコンドゥアン女史が理事長を務めていました。理事長及び理事の任期は3年のため、当初は2期目の任期が終わる2013年中に新たな選挙が行われることになっていましたが、ラオス図書館協会に選挙を開催する資金がなく、開催が延期されていました。
そこで、エファジャパンは2011年10月からラオス図書館協会を継続的に支援していることから、その一環として、今回1月15日に行われた選挙開催の資金を支援しました。選挙会場にはラオスの図書館関係者106人が集まり、投票の結果、現ラオス国立図書館長のカンタマリー氏が新しい理事長に選出された他、8人の理事メンバーが決定しました。理事長を2期務めたコンドゥアン女史は高齢や他の業務が多忙などの理由で自らの意思で退任され、今後は理事の一人としてラオス図書館協会の活動を支えていきます。
新理事長のカンタマリー氏はラオス図書館協会の前副理事長だったこともあり、以前からエファジャパンの支援により行われている活動に関わってきた中心人物の一人です。今回の選挙結果を受けて、エファジャパンは近いうちに、カンタマリー氏と今後のエファジャパンの支援計画について話し合う予定です。 (活動国ラオスより)