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2013.07.04 更新

今年もカンボジアで保育技術を指導

 東京都練馬区で保育士をしていた荒川さんは、早期退職後カンボジアで幼稚園教員をめざす学生に保育技術を教えるボランティア活動を続けてきました。荒川さんが指導しているのは、カンボジアで唯一の幼稚園教員養成学校である「カンボジア子どもの家」。全国から来た訓練生が2年間、ここで就学前教育について学びます。貧困ほか様々な理由で不利な状況にある子ども達にとって、適切な就学前教育がその後の義務教育を完遂する大きな助けになることが分っています。訓練生達は、卒業後荒川さんの指導で作った教材を持って郷里に帰り、赴任先の幼稚園で活用しています。
 
 エファジャパンでは、カンボジアの就学前教育の質の向上を図るため、荒川さんの活動費用を助成してきました。2013年度は5月に2週間現地に滞在し、1年生にはパネルシアター、2年生にはエプロンシアターの製作を指導しました。また、2年生の希望で軍手で作る指人形や、リズム遊びなどにも時間を割きました。これまで10年以上に渡る指導で、教材の製作は養成学校の先生も熟知しています。また、クメール語で製作方法のプリントを用意していることもあり、荒川さんが重要なポイントを訓練生に直接指導すれば、残りは養成学校の先生方の指導で製作できるようになりました。
 
 子ども達が楽しみながら学習するよう促す日本の保育技術は、理論として理解はされているものの、カンボジアでは具体的に指導されていません。そのため、養成学校も、訓練生達も、年に1回の荒川さんの指導を楽しみに待っており、授業にも一生懸命です。荒川さんは、来年のエプロンシアターをデザインするため、カンボジアの絵本を持ち帰って準備しています。