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2012.08.23 更新

ラオス図書館協会が活動を本格化

 ラオス図書館協会への支援を開始して、もうすぐ1年になります。ラオス図書館協会は、ラオス国内の図書館の振興・発展を担う全国組織でありながら、財政難のためその機能を果たせずにいました。そこで、将来エファジャパンがラオス図書館支援事業で協働する組織としての基盤と能力を強化することを目的に、昨年から支援を続けています。

 ラオス図書館協会は国内随一の図書館専門家集団ですが、国立図書館長であった理事長のコンドゥアン女史がほぼボランティアで常勤している以外、他の6人のメンバーは国立図書館や国立大学中央図書館などでの本職と兼務しており、協会の仕事に関われる時間は限られています。それでも、エファジャパンによる支援で理事長の給与を補填するほか、地方県での図書館状況調査、件名標目表(図書館での情報検索に使われる言葉の規定集)の発行とその使い方に関する研修、協会機関誌の発行などをこの9ヶ月で実施し、協会としてはその他にも図書館職員のための研修や、小学校への図書の配布などを行ないました。

 ほとんどの場合、組織や団体に対する支援は事業に対して行なわれますが、組織強化を目的としているこの支援では使途の制限を設けず、協会の運営・発展に必要であれば基本的に自由に支出できると合意しました。支援金の一部はパソコンなどの事務機器購入や協会の車の修理等にもあてられており、これまでごく基本的な業務にも支障があったことが分ります。

 エファジャパンでは今後も継続して図書館協会を支援する予定です。長期的な予算の確保を目標としつつ協会の事業も後押しすることで、ラオスの図書館環境が向上することを期待しています。