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2010.10.05 更新

ベトナム 障がい児施設の職員に日本から派遣研修を実施

昨年度、ベトナム・ハイフォン市からの障がい児支援の要請に基づき、自治労から専門家2名を派遣していただき調査を実施しました。同市は国内でも数少ない設備を備えた施設を持つなど、障がい者支援に積極的に取り組んでいるものの、障がい児やその家族に対する公的支援は質・量ともに不十分で、市全体の施策も脆弱なうえ地域差が大きいことが分かりました。市では広域的なセンター作りを重視していますが、障がい児家庭の多くが移動手段を持たない点や、福祉情報をどのように住民に浸透させていくかという課題を考えた場合、生活に密着した地域での基盤を整えることが望ましいという調査結果をいただきました。

これを受け、エファジャパンではハイフォン市内にある地域密着型支援「障がい児クラブ」に注目し、2010年度にモデル事業として5ヶ所を支援することになりました。

こうしたクラブは月または週に数回、数時間障がい児を受け入れ、職員が1人で基礎的な勉強や音楽、リハビリなどの活動を子どもたちに教えていますが、その職員は多くの場合障がい者福祉に関する専門知識を持っていません。そこで、支援開始に先立ち日本から専門家2名にベトナムまでお越しいただき、担当職員の研修を実施しました。

日本の社会福祉制度や障がいの種類などに関する講義の後、ダンボールや古新聞などをリサイクルして使う様々な活動方法を実習。研修後、参加者は「リサイクルで様々な活動ができるということにとても感心しました。運営費がなくてもできるので非常に役に立つと思います」と話していました。クラブ支援の一環として、今回の研修の成果についてもフォローアップしていきます。