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2010.07.30 更新

カンボジア 国立幼稚園教員養成学校 卒業生インタビュー

エファジャパンの奨学金支援により、2009年度にカンボジアの国立幼稚園教員養成学校を卒業し、現在首都プノンペンから車で4時間ほどのコンポンチャム州で幼稚園の先生をしているレアンさんを訪ねました。

教室は、学生時代に荒川先生の指導のもとカラフルな折り紙などで作成した装飾や教材で彩られ、明るく活発な雰囲気でした。
レアンさんがこの幼稚園で働き始めて8ヶ月。カンボジアでは、幼稚園教員は就任後の1年間を経て初めて収入が得られる状況であるため、彼女もまだ無給で働いています。姉と同居し生活費の援助を受け、自分自身の勉強や副業などをする時間は持てないそうです。
厳しい生活状況のなか、先生として働くことは学生時代よりも大変だと語るレアンさん。田んぼの仕事で親から手伝いをさせられる子どもは幼稚園を欠席がちで、授業の理解も遅れてしまうそうです。

「大変なこともあるけれど、自分で考えたり他の先生と相談しながら解決しています。親はこの仕事を認めてくれており、収入がなくても頑張るよう励ましてくれます。母は闘病中なので、収入が得られるようになったら家族のために使いたいです。」
困難に出合っても、着実に前に進もうとしているレアンさん。幼稚園の先生という仕事にも誇りと楽しさを感じているようです。
「子どもたちが私の話を集中して聞いてくれることが嬉しいです。これからもどんどん新しいアイディアをだして、ずっと幼稚園の先生をしていきたいです。」

そう語る彼女の笑顔は、子どもたちに負けないくらい輝いていました。