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エファ通信

2010.01.28 更新

エファ通信77号

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エファ通信77号
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みなさま

今年最初のエファ通信はスタッフの新年の抱負から始めます。

大島(事務局長)
事務局長に就任して、今年で3年目。国内および海外の活動を充
実させ、より多くの子ども達の権利を実現したいと思います。

五十嵐(国内事業)
エファの職員となってから今年で6年目になります。日々できる
ことを着実に実行していくことで、次の5年に向かって良いスタ
ートを切る一年に出来たらと思っています。

宮原(広報)
みなさんに支援の成果を実感していただける伝え方を、今年はじ
っくり考えてみようかと思います。

中村(ラオス)
初めてのNGO連携無償プロジェクト(外務省)を成功させると共に、
ラオスの図書館事業、子ども文化センター(CCC)支援事業をスム
ーズに実施し、会員の皆さまにラオスの状況を理解して頂きます。

鈴木(インターン)
日々成長できるように努力を続けることです。
そして6月の試験に合格して途上国の開発について勉強し、
視野を広げていきたいです!

今年もスタッフ一同よろしくお願いいたします。

■■目次■■

○お知らせ○
・書き損じハガキで募金

○主な動き○
・自治労和歌山県本部旗開き
・自治労西東京市職員労働組合旗開き
・自治労静岡県本部再建20周年記念集会
・ラオス活動報告
・シェンクワンCCCモニタリング

○ちょこっトピック○
・アジアの障がい者

○寄付情報○

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

書き損じハガキで募金
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まちがえちゃったハガキにも できることがある

エファジャパンでは、書き損じハガキや未使用切手を集めて
活動に役立てています。間違えちゃった年賀ハガキ、余って
しまったハガキや切手をエファジャパンに寄付してください!
みなさんのご協力をお待ちしております。

※2008年度(4月~3月)は約28万円分のご協力をいただきま
した。ありがとうございました。

■集めるもの
・未使用の官製ハガキ(額面は問いません)
・未使用切手(1円~)
・未使用テレホンカード

※寄付いただいたハガキは郵便局で切手に交換して活用しま
す。ハガキに記載されている個人情報を保護するため、交換
までの間は鍵のついた場所に保管します。送付にあたり枚数
を数えていただく必要はありません。

■送付先
特定非営利活動法人エファジャパン
〒102-0081
東京都千代田区四番町4 日本染色会館3階

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

自治労和歌山県本部旗開き
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1月8日、自治労和歌山県本部の旗開きにハンソン理事長と
大島事務局長が招待されました。和歌山県本部からは、「カ
ンボジア子どもの家」(国立幼稚園教員養成学校および付属
幼稚園)への2年間の支援が終了した後も、「ようちえん募
金」に多額の寄付をいただきました。新年会の会場でも、執
行委員長が更なる募金への協力をよびかけてくださいました。
ご支援、誠にありがとうございます。

自治労西東京市職員労働組合旗開き
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1月13日、自治労西東京市職員労働組合の旗開きに大島事
務局長が招待されました。西東京市の組合は、地域住民との
協働に実績がありますが、今年はエファを通じてラオスでの
国際貢献活動を計画されています。組合の活動とは別に、市
長からも国際貢献のご相談を受けました。西東京市の職員労
働組合や市長との協働が、今後どのように進展するか楽しみ
です。

自治労静岡県本部再建20周年記念集会
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1月16日、自治労静岡県本部再建20周年記念集会にハンソ
ン理事長と大島事務局長が招待されました。静岡県本部には、
記念事業としてラオスでコミュニティ図書館の設立を支援し
ていただきます。集会では、支援合意書の調印の後、ハンソ
ン理事長が自治労の国際貢献とエファの取り組みについて講
演しました。集会参加者には、書き損じハガキ回収箱も配ら
れました。ご協力、誠にありがとうございます。

ラオス活動報告
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コミュニティ図書館・学校図書館プロジェクトでは12月16-19日
ポンサリー県を訪問し、県情報文化局と子ども文化センター(CCC)
図書室支援に関して覚書を交わしました。ポンサリー県CCC
では現在博物館敷地内の建物を使用しており、本寄贈と、家
具の発注を行ないました。12月25日に発注した家具が完成し、
寄贈した本を新しい本棚に納めて子ども達が利用しています。
ヴィエンチャン市立図書館では、1月も引き続き「出張図書
館活動」を行なっており、10月からは隔週で週に4箇所を訪れ
ています。また、全労済のご支援の一環としてラオス語の本86
冊を追加購入しました。来月には3年間の支援を振り返り、評
価会議を関係者間で実施します。

シェンクワンCCCモニタリング
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1月8日ー11日にシェンクワン県子ども文化センター(CCC)
へモニタリングへ行ってきました。4ヶ月ぶりに訪れたシェン
クワンCCCは改修前よりかなり広い建物へ移っていました。体
育館のような建物内部を仕切って一部屋を図書室にし、他は活
動をするスペースとステージがあります。外にも充分な敷地が
あり、雨季以外は外でスポーツをしたり、ゲームをしたりでき
ます。9日には48km離れたノンタン村へ絵画遠足に行きました。
湖畔で地元の子ども達32名と、CCCのジュニアリーダー8名が一
緒に絵を描き、上手に描けた地元の子どもには日本からのぬい
ぐるみが賞品として渡されました。絵画だけでなく、紙芝居を
使った読み聞かせやゲームも行ないました。10日には初めての
クリーンアップ活動をCCC敷地内外で実施。4グループに分か
れて、ゴミ袋持参で歩きながらゴミを拾って周りました。お昼
には皆で一緒にご飯を食べて親睦を図りました。

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□

アジアの障がい者
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アジアの人口は世界の6割を占めますが、そのうち1割が障
がい者です。つまり、3億以上の障がい者がアジアに住んでい
ます。障がいの原因は様々で栄養不足、環境破壊、衛生・医
療の不備(エイズ等)、事故や災害、戦争・地雷・枯葉剤な
どが挙げられます。アジアの多くの国で障がい者法が制定さ
れてはいますが、現状では十分に施行されていません。
例えば、アジアの障がい者は医療やリハビリテーションの
機会に乏しい状況にあります。なぜなら施設や医師や看護士
が都会に集中している上に、農村やへき地に居住する人たち
は都会に出る交通手段がないのです。また、障がい者法で交
通の便に関する条項が入れられてはいますが、障がい者が利
用しやすいバスや電車があるのは大都会の一部だけというの
が現状です。
近年、障がい児教育の機会は各国で増大し、盲学校、ろう
学校の数は増えていますが、多くの国ではいまだに障がい児
の5%以下しか教育の機会がありません。障がいと貧困は密接
に結びついており、障がいがあるために教育を受けられず、
収入が不安定になり貧困に陥りやすいといわれています。
雇用に関しては、日本のように雇用割当制度をとる国は増
えてきてはいますが、アジアの大半の国は農村居住者が70~
80%を占める農業国であるため、一般雇用での市場は狭く、
さらに、国全体の失業率が高くなっていて、就業が困難な状
況にあります。
しかし、アジアでこのような問題に対する動きが何もなか
ったわけではありません。国連は1983~1992年に「国連障害
者の十年」を実施し、「完全参加と平等」をテーマに各国が
計画的な課題解決に取り組みました。その後、アジア太平洋
地域ではこの十年が十分に達成されなかったことから、独自
の十年を提唱し、1993年~2002年を「アジア太平洋障害者の
十年」と宣言し、12の行動課題、107項目の目標を設定し一
定の成果をあげました。しかし解決されなかった課題も多く、
2003年~2012年までの延長が宣言されました。これは「びわ
湖ミレニアムフレームワーク」として採択され、この中で障
がい者の自助団体の育成が中心事項となり、Nothing about
us without us(我々なしには何ごとも成し得ない)という
スローガンを決め、障がい者自身の参加なくして、プロジェ
クトの策定が進むことがないよう、計画段階からの参加を奨
励し、障がい者のエンパワーメントを進めています。

▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

2009年12月15日~2010年1月18日確認分 ありがとうございました。

一般寄付(用途を指定しない) 計¥20,000
・全日本自治体退職者会

カンボジア 計¥2,000
・yahoo募金

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

HP掲載は省略

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発行人 イーデス・ハンソン   編集担当 鈴木裕也