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エファ通信

2009.11.26 更新

エファ通信75号

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エファ通信75号
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みなさま

今回からエファ通信の編集を担当するインターンの鈴木で
す。3月まで編集担当させて頂きます。よろしくお願いいた
します。

11月8日、エファジャパン設立5周年記念イベント(映画上
映会+対談)が無事終了しました。私にとっては初のイベン
トでしたが、その分さまざな経験ができとても貴重な体験を
させて頂きました。また、当日イベントにお越し頂いた皆様
から、「ベトナム戦争や枯葉剤のことを世の中に広めたい」
や「障害で歩けない人のために、廃棄される車椅子を修理し
て届けたい」などのメッセージを頂きイベントに関わること
ができて本当によかったと思いました。

今回のイベントを通じて少しでも多くの方が、自分には何
ができるかを考える「きっかけ」になり、戦争や枯葉剤の悲
惨さを伝えたり、国際協力をしてみようと思ったり、環境問
題に取り組もうと思ったり、家族をもっと大切にしようと思
ったり、エファを支援しよう(ぜひ!!)と思った方がいれば
イベント大成功ですね。

こういった思いが「バトン」となり次の人たちに渡され、
どんどん広がって、さまざまな行動や活動の糸口になれば、
きっと何かよい変化を起こせるはずです。

私も微力ながらその「きっかけ」の一部になれたのならば、
これほど素晴らしいことはないんじゃないかと思いました。

■■目次■■

○お知らせ○
・エファパートナーのみなさま

○主な動き○
・自治労東京都本部定期大会
・理事長講演
・ベトナム出張報告
・ラオス活動報告

○ちょこっトピック○
・世界の飢餓状況

○寄付情報○

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

エファパートナーのみなさま
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いつもエファジャパンの活動にご理解とご支援をいただき
まして誠にありがとうございます。
エファパートナーのみなさまへは、毎年秋に当該年度分の
ご入金のお願いをお送りしております。2009年度のご入金の
お願いと郵便振替用紙等を10月末~11月初めにかけてメール
便にて発送いたしました。お手元に届いていないエファパー
トナーの方がいらっしゃいましたらエファジャパン事務局ま
でご連絡ください。
今年度分のパートナー寄付金につきましては2010年3月ま
でのご入金(または自動引落のお手続き)にご協力いただき
ますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

※すでにご入金いただきましたみなさま、および口座自動引
落をご利用いただいているみなさまにつきましては今年度の
手続き等は不要です。このお知らせは無視していただければ
幸いです。

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

自治労東京都本部定期大会にお邪魔しました
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10月31日(土)に東京都千代田区の総評会館で開催された
自治労東京都本部の定期大会にてエファジャパンのブースを
出展し、パネル展示とエファグッズの販売を行ないました。
昼休みや休憩時間などを中心に沢山の方がブースにお立ち
寄りくださり、中には売り切れとなる商品もありました。ま
た、会議の合間にエファジャパン設立5周年記念イベント
(11月8日開催)を紹介する時間も作ってくださり、スタッフ
が広報をさせていただいたところ、その場で前売りチケット
をご購入くださる方もいらっしゃいました。ご協力いただき
ました自治労東京都本部の皆様にお礼申し上げます。

ハンソン理事長トークショーin京都
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11月14日(土)に京都市中京区の新風館で開催された自治
労京都府本部再建20周年記念イベントのトークショーにハン
ソン理事長が出演し、エファジャパンの取り組みなどをお話
させていただきました。
イベント会場では、ハンソン理事長のトークショーのほか
漫才やライダーショー、ミニコンサートなど家族で楽しめる
様々な催しも行なわれました。また自治労京都府本部の方が
ブースを設置し、エファジャパンの活動紹介パネルの展示や
DVD上映、エファグッズの販売なども行なってくださいま
した。ご協力いただきました自治労京都府本部の皆様、どう
もありがとうございました。

ベトナム出張報告
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10月24日、ベトナム・ハイフォン市にあるニエムギア子ど
もの家で、児童福祉関連職員能力向上研修事業の評価会議が
開催されました。この事業は、2008年3月から自治労長野県
本部のご支援により、ハイフォン市で児童福祉にかかわる人
々を対象に3年間の計画で実施されています。開始から1年
半余りが経過したため、執行委員長の中村明文氏を団長に、
県本部の方々がハイフォン市を訪問しました。
前日の午前中は、身体障がい者がいる家族を対象にした、
家庭でできるリハビリテーションの研修を視察しました。
午後は、過去の研修の参加者にインタビュー。初めて研修
を受けて有益だったという人や、同じような研修を以前にも
受けたことがあり繰り返しだったという人もいました。
評価会議では、今までに延べ716名が研修を受けたこと、
予定通り進捗していることなどが報告されました。
長野県本部側からは、研修内容が必ずしも参加者のレベル
に対応していないケースがあるため研修内容の計画や進め方
に改善の余地があることが指摘され研修計画作成や指導者養
成のための技術指導をしていただくことになりました。

ラオス活動報告
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コミュニティ図書館・学校図書館プロジェクトでは10月21
日ノンブック村、サムゲット村、26日にポンサイ村で国立図
書館に研修をして頂きました。
10月中旬にはルアンパバン公共図書館の職員がンゴイ郡へ
行き、ンゴイ郡でエファジャパンが支援する図書館の職員と
なる2人を研修してきました。ンゴイ郡では専任の職員2人を
図書室に配置するという、とても熱心な村に支援することが
決まっています(通常は学校の先生が兼任で担当します)。
10月29日から11月4日までコミュニティ図書館・学校図書
館の支援者の内3名がラオスを訪問され、ヴィエンチャンで3
校、ルアンパバン県でナンバク郡のコミュニティ図書館支援
村と、ンゴイ郡を訪問されました。
11月11日にはヴィエンチャン特別市ホンスパープ村で蔵書
の寄贈式を行いました。この村はラオス国立大学中央図書館
長チャンシー氏の村で、中央図書館とアメリカのNGOからも
何冊か本を寄贈されました。

ヴィエンチャン市立図書館では、引き続き「出張図書館活
動」を行っており、10月からは隔週で週に4箇所を訪れてい
ます。一日に2箇所を訪れることでより多くの子ども達が本
にアクセス出来るようになりました。支援先の1村は上記の
学校図書館プロジェクトで支援している村です。自治労東京
都本部のご支援で、ヴィエンチャン市立図書館と隣のヴィエ
ンチャン高校との間に作っていたフェンスが完成しました。
高校の生徒たちが気軽に来れるように、フェンスの1箇所
に扉をつけています。

カムワン子ども文化センター(CCC)では、10月30日にナ
ムドン村にて出張CCCを行いました。また、31日にはムアン
ガオという仏教遺跡のある場所で環境活動として、クリーン
アップ活動を実施しました。

シェンクワンCCCでは音楽の講師研修を予定していますが、
12月はSEAゲーム(東南アジアオリンピック大会)が開催さ
れるため講師が対応できず、来年に持ち越しとなりました。
シェンクワン県の3郡で、来年初めて郡CCCが出来る予定で、
現在その準備をしているようです。

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□

世界の飢餓状況(WFP紹介)
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WFP(The united nations world food program)とは?

世界の全人口の7人に1人を苦しめている飢餓の撲滅を任務と
する国連の食糧支援機関です。

◆飢餓による死
飢餓は未だに世界第一位の死亡原因です。
毎日2万5千人が命を落とし、そのうち、5歳以下の子どもは1
万4千人です。時間に直すと6秒に1人、子どもが飢えを原因と
して命を落としています。子どもの飢餓は身体的・知的発達
の遅れにつながり、さらにその子どもが住む国の経済に大き
な打撃を与えます。

◆飢餓状況の悪化
地球全体では、全ての人々が食べるのに十分な食糧が生産さ
れています。しかし、2007年ごろから急速に食糧価格が高騰
しました。それに伴い、同じ金額で買える食糧の量が大幅に
減り、人々は食事の量や回数を減らすことを余儀なくされて
います。また、これまでは自分の収入で食糧が買えたものの
値上がりにより買えなくなり、新たにWFP の食糧支援を必要
とする人も増えました。

◆食糧価格高騰の原因
食糧価格高騰の原因としては、アジアや中南米などで食生活
が豊かになるにつれて、家畜の飼料としての穀物需要が急増
していること、環境にやさしいとして注目を集めるバイオ燃
料の原料として穀物が使われていること、オーストラリアな
どの主産地が干ばつなどの自然災害に襲われ不作に終わった
こと、原油高により食糧の輸送コストや肥料の値段が上がっ
たことなどが挙げられます。

◆終わらない食糧危機
2008年に入り、食糧価格は下がってきましたが、それでもま
だ2、3年前とくらべると高い水準に留まっています。また、
国際市場での食糧価格が下がっても、それが途上国の市場価
格に反映されるまでには「時差」があり、途上国の人々が購
入する際の小売価格は、下がるどころかいまだに上がり続け
ている所すらあります。さらに、家畜飼料としての需要など、
食糧価格を押し上げた要因は依然として残っているため、
「食糧危機が終わった」との楽観的な見通しはできません。

@私たちにできること@
日本は世界中から食べ物を輸入しています。それだけではな
く、えさや燃料にも穀物を使っています。それが原因で開発
途上国の人たちが満足に食事をできないことを考えると、食
べ物を無駄にせず、できるだけ自分の国でできたものを食べ
ることです。

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WFP ハンガーマップ・ナビ
(世界の飢餓状況を、栄養不足人口の割合により国ごとに5段
階で色分けして表現したもの)
http://www.wfp.or.jp/kyokai/hunger.html
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▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

2009年10月27日~2009年11月20日確認分 ありがとうございました。

一般寄付(用途を指定しない) 計¥39,558
・イーココロ募金(ユナイテッドピープル)
・自治労東京都本部定期大会募金箱寄付
・八王子市立第五中学校第四回生同期会

カンボジア 計¥2,500
・yahoo!募金

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

HP掲載は省略

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発行人 イーデス・ハンソン   編集担当 鈴木裕也