Efa************************************************************
 エファ通信57号
 **********************************************************japan
みなさま
 エファジャパンは、
 この5月に団体の「ミッション」を策定しました。
 「ミッション」とは、団体の使命、
 活動のよりどころとする考え・信念
 といったところでしょうか。
 保護されること、教育を受けることなど
 子どもの権利は彼らが生まれながらに持っているものです。
 それは、いい子にしている報酬として与えるものでもなければ、
 りっぱな大人になって我々の老後の面倒をみてもらうために
 与えるものでもありません。
 それは、彼らを世に生み出し、迎え入れる全ての大人が
 無条件に保障する責務を課された「義務」なのだと私は思います。
 その権利が真に実現されている時、
 子ども達は本来の生命力を大いに発揮し
 自分も、他者も幸せにする社会を
 作ることができるのではないでしょうか。 (宮原)
 ——-ミッション——-
 エファジャパンは:
 「すべての子どもが生きる力を存分に発揮できる社会をめざし
 子どもの権利を実現するために活動します」
■■目次■■
 ○お知らせ○
 ・自然災害緊急支援募金
 ・エファジャパン会員総会の開催
 ・児童労働反対世界デー
 ・エファスタッフのインタビュー掲載
 ○主な動き○
 ・ベトナム出張報告
 ・国内出張報告
 ・ハンソン理事長講演@長野
 ・自治労国際協力活動経験交流集会
 ・参加イベント
 ・寄付をいただきました
 ○ちょこっトピック○
 ・世界は、きっと、変えられる。
○会員情報○
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 ◆自然災害緊急支援募金
 ————————
 5月にアジア地域で連続して発生したミャンマー・中国両国の自
 然災害に対して、被災者支援のための募金を開始しました。
 5月20日までに死者・行方不明者あわせて13万人以上の被害を出
 しているミャンマーでは、すでに現地事務所でミャンマー人スタッ
 フが支援活動を開始している日本のNGO、ブリッジ・エーシア・ジ
 ャパン(BAJ)を通じて支援を行います。
 また、死者・行方不明者8万人以上、余震による被害拡大も懸念
 されている中国へは、日本赤十字社を通じて支援します。
 募金期間は6月30日までです。日本赤十字社への送金は、先方の
 都合により一旦6月10日でとりまとめますが、その後も募金は継続
 します。
 みなさまのご協力をお願いいたします。
 <募金方法>下記の口座へご入金ください
 郵便振替 口座番号 00190-6-723415 口座名 エファジャパン
 ※通信欄に必ず「ミャンマー募金」、「中国募金」または「自然災
 害募金」とご記入ください。「自然災害募金」は半分ずつ両国に割
 り振ります。
 ◆エファジャパン会員総会開催
 ——————————-
 会員の皆様あて、6月10日開催の総会のご案内を、「えんぱわ」
 と一緒に発送いたしました。5月上旬にお手元に届いていない方は
 エファジャパン事務局あてご連絡ください。また、総会資料を昨日
 発送いたしました。
 【正会員の皆様】
 ご出席予定の方および欠席のため委任される予定の方は、このメ
 ールに添付の用紙にて出席・委任をエファジャパン事務局あてFAX
 でお送りください。書面による表決をされる方は総会資料に同封の
 用紙にてエファジャパン事務局あてFAXでお送りください。総会成
 立のためには正会員110名程度の出席、委任または書面表決が必要
 です。みなさまのご協力をお願いいたします。
 ◆「働く子どもに教育を」1万人署名!にご協力ください
 ——————————————————–
 児童労働の問題解決に取り組むNGOや労働組合、企業、個人か
 らなる児童労働ネットワーク(CL-Net)は、6月12日の児童労働反対
 世界デーにあわせて、今年も5月1日~6月30日の期間、「児童労働
 反対世界デー・キャンペーン2008」を行います。6/8(日)の東京で
 のメインイベントをはじめ、キャンペーン期間中に、全国各地で25
 の関連イベントが実施される予定です。
 http://stopchildlabour.jp/modules/piCal/
 今年のテーマは「児童労働と教育」です。G8洞爺湖サミットに
 向けて新たな試みとして、インターネットを活用した署名活動を行
 うことになりました。署名活動では、国際的な目標のひとつである、
 「2015年までに世界中のすべての子どもが初等教育を修了する」こ
 とが達成されるよう、世界の児童労働を撤廃するために、日本政府
 が国際的な協力や援助を強化することを求めていきます。
 http://stopchildlabour.jp/modules/articles/childlabour.html
 署名は下記の署名サイトからしていただけます。
 http://www.shomei.tv/project-18.html
 その他、詳しくはキャンペーンウェブサイトをご覧ください。
 http://stopchildlabour.jp/
 ◆エファスタッフのインタビュー掲載(JANIC HP)
 ——————————————————–
 国際協力NGOセンター(JANIC)のHPにエファジャパンスタッフの
 インタビューが掲載されています。
 http://www.janic.org/modules/tinyd4/index.php?id=26
 JANICのユース(学生グループ)の方がインタビュー及び記事を
 執筆してくれました。いつもとは少し違った角度からエファの活動
 が紹介されています。
 前編・後編に分かれるロングインタビューの後半は5月29日に掲
 載が開始される予定です。
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
 ◆出張報告(ベトナム)
 —————————
 4月に、自治労鳥取県本部支援による「ベトナム ニエムギア子ど
 もの家・ホンバン愛の家における子どもの生活状況改善支援事業」
 2007年度事業に対する評価会議が、ベトナムハイフォン市で行われ、
 エファジャパンからは理事長のイーデス・ハンソンと海外事業担当
 の高山が同行しました。
 今回も自治労鳥取県本部から多くの方に参加いただき、評価会議
 では現地側と日本側とで熱心な意見交換がなされ、2008年度の計画
 について確認しました。当該支援事業の目的のひとつである食費等
 の日常生活支援においては、著しい物価上昇が大きな障害になって
 いますが、引き続き現地職員の皆さんに工夫をしていただきながら
 子どもたちの生活改善を行っていきます。また今回は、当該事業の
 もうひとつの目的である文化活動推進支援の一環として、子ども達
 や現地担当者と一緒にハロン湾への遠足に同行しました。
 ◆国内出張報告
 —————
 連休を関西で過ごした事務局長の大島が、連休明けに自治労和歌
 山県本部、大阪市職員労働組合、岡山県本部、岡山県職員労働組合、
 奈良県本部を訪問しました。現在ご支援をいただいている方々には
 現状報告、過去にご支援いただいた方々には過去の報告、そして皆
 様には、今後のご支援をお願いしてきました。これからも、できる
 だけ多くの県本部を訪問したいと思っています。今回お時間を割い
 ていただいたみなさま、ありがとうございました。
 ◆理事長講演@長野
 ——————–
 5月13日に自治労長野県本部主催によって、エファジャパン理事
 長講演を長野市生涯学習センターにて行いました。新聞にも宣伝を
 していただき、自治労関係者だけでなく一般の方も聞きに来てくだ
 さり大変盛況に終わりました。自治労長野県本部には、ベトナム・
 ハイフォン市児童福祉職員能力向上研修支援を開始していただいた
 ばかりで、3月にその支援事業の調印式にかかるスタディツアーも
 行いました。今回の講演にはそのときのスタディツアー参加者にも
 多くご出席いただき、質疑応答の際には活発な意見交換をしていた
 だきました。また、翌日には長野県庁をはじめ様々な行政機関及び
 自治労の組合事務所を訪問させていただき、理事長よりエファジャ
 パンの活動紹介やご協力の呼びかけをさせていただきました。
 ◆自治労国際協力活動経験交流集会
 ———————————–
 5月19日、自治労会館において国際協力活動経験交流集会が開催
 されました。集会には自治労の24県本部から31人が参加しました。
 1990年代に始まった自治労の国際協力活動は、2004年にエファジ
 ャパンに引き継がれ、自治労の組合員の方々と共に進んできました。
 この集会は、自治労の国際協力活動の経験を共有し、更に充実させ
 ることを目的にしています。
 エファの理事でもある金田自治労本部書記長のあいさつの後、イ
 ーデス・ハンソン理事長の記念講演が行われました。引き続き、同
 じく理事の井ノ口自治労本部国際局長から基調提起があり、東京都
 本部、福岡県本部、大分県本部、鳥取県本部の取り組みが紹介され
 ました。最後にエファ事務局長の大島がエファの現状を報告し、質
 疑応答を経て、集会を終えました。このような経験共有の集会をよ
 り頻繁に開催してほしいという要望がありました。
 ◆参加イベント
 —————
 ・メーデー中央大会(4/26)
 ・NTT労働組合「2008児童労働撲滅キャンペーンin名古屋」(5/17)
 ・連合群馬ふれあいフェスティバルin桐生(5/18)
 4月から5月にかけて各地で行われた上記イベントに参加し、活動
 紹介とエファグッズの販売を行いました。
 4/26のメーデー中央大会では、エファジャパンも加盟する「NGO・
 労働組合国際協働フォーラム」の教育グループの活動として、幼児
 教育に関するパネル展示も行ないました。また、5/17の児童労働撲
 滅キャンペーンイベントでは、児童労働のパネル展のほか、14のNGO
 団体の活動紹介やフェアトレード製品の販売等が行われ、多くの来
 場者に児童労働の現状と各団体の取り組みを知っていただく機会と
 なりました。
 それぞれのイベント会場では、エファのボランティアさんやNTT
 労働組合、桐生市職員労働組合の皆様のご協力により、沢山の方に
 エファの活動を紹介することが出来ました。
 なお、5/31(土)には、名古屋に引き続き、NTT労働組合主催の
 児童労働撲滅キャンペーンイベントが横浜の新都市プラザ(横浜そ
 ごう前広場)で開催され、エファジャパンのパネル展示やDVDの上
 映も行われる予定です。お近くにお住まいのみなさま、ぜひ会場に
 足をお運びください。
 ◆寄付など<みなさまありがとうございました!>
 ————————————————–
 ・4/26に秋田で行われた連合メーデーにて、自治労秋田県本部のみ
 なさんでエファジャパンの活動紹介とエファグッズ販売を行う展示
 ブースを出展されました。エファグッズの売り上げは全てエファジ
 ャパンに寄付していただきました。
 ・自治労長野県本部より、理事長講演に合わせて10万円の寄付をい
 ただきました。
・エファジャパン会員(匿名)より6万円の寄付をいただきました。
 ・原由子様より新品のえんぴつ600本を寄付いただきました。カン
 ボジアの子ども達のところへ持っていく予定です。
■□■ちこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
 ■世界は、きっと、変えられる。
 ———————————————-
 2008年7月7日から北海道洞爺湖で開催されるG8サミット。近年形
 成されてきた、G8とNGOを中心とする市民セクターとの対話・政策
 提言の流れを受け、今回日本でもG8への政策提言を目的としたネッ
 トワーク「2008年G8サミットNGOフォーラム」が結成されたのはエ
 ファ通信42号でもご紹介したとおりです。
 https://www.efa-japan.org/tushin42.html
 現在運営NGO56団体、サポートNGO69団体の合わせて125団体が名
 を連ねており、エファジャパンは、このNGOフォーラムを形成する
 3つのユニットのひとつ「貧困・開発」ユニットにサポートNGOと
 して参加しています。
 NGOフォーラムでは、現在“100万人のたんざくアクション”を実
 施中。七夕の風習になぞらえ、メッセージを書いた短冊を集め、G8
 サミット議長国である日本の首相を通してG8首脳へ届けよう!とい
 うアクションです。
 私達が願うのは、日本政府とG8諸国が互いの利益だけを追求する
 のではなく、地球規模の課題に取り組み、世界を持続的で平和な姿
 に変えていくための具体的な行動を打ち出すことです。
 詳しくはG8フォーラムHPへ!
 http://www.g8ngoforum.org/
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
HP掲載は省略
 ****************************************************************
 特定非営利活動法人エファジャパン  メールマガジン「エファ通信」
 〒102-0081 千代田区四番町4 日本染色会館3階
 Tel: 03-3263-0337 E-mail: info@efa-japan.org
 URL:https://www.efa-japan.org/
 発行人 イーデス・ハンソン   編集担当 宮原 朝香