すべての人々に、力を。

カンボジアスタディツアー2008報告(2008年3月16日~22日)

2008年4月1日  宮原

広報担当宮原が、3月に実施したカンボジアスタディツアーに同行しました。エファの支援地では現地で事務局長の大島がツアーを迎え、現地パートナーとの質疑応答や子ども達との交流をしました。ツアーの様子をご報告します。

■1日目(3月16日):成田空港発―ベトナム・ホーチミン経由―カンボジア・プノンペン着/プノンペン泊
午前10:30にベトナム航空で成田を出発しました。ホーチミンで2時間半のトランジットの後プロペラ機でプノンペンへ。空港に出迎えたエファ事務局長の大島と共にホテルへ入り、全員で夕食をとりながらこれからのツアーの打ち合わせなど行いました。

■2日目(3月17日):国立幼稚園教員養成学校と付属幼稚園「カンボジア子どもの家」訪問
2日目は、国立幼稚園教員養成学校(PATTC)と付属幼稚園「カンボジア子どもの家」(ACC)を訪問しました。PATTCにはエファの奨学金を受けている学生15人が、ACCにはエファの奨学金を受けているスラムの幼児30人が在席しています。
まず最初はソリダ所長による説明と質疑応答。
その後、養成学校の設備や寄宿舎を見学し、養成学校の学生と一緒に3つのクラスに分かれて教材作りをしながら交流しました。作業に没頭していると、いつのまにか昼食の時間に。養成学校の食堂で、学生と一緒に給食をいただきました。10代後半~20代前半の学生さん達は皆にこやかに私達を迎え、色々と気を配ってくれました。片言の英語が話せる学生さんとは「食事は好きですか」などと話をしたり、楽しくて美味しいひと時でした。
午後はエファの奨学金を受けてACCに通っている子どもが住むスラムを訪ね、ACCが行っている巡回読み聞かせ活動を見学しました。

■3日目(3月18日):王宮・銀寺見学/スラム内ノンフォーマル教室(寺子屋教室)見学・NGO訪問
朝、暑くならないうちに王宮と銀寺を見学した後、エファが支援しているスラム内寺子屋教室を実施する現地NGO“SCADP”を訪問しました。ストリートチルドレンなどの一時保護も行っているSCADP事務所は、ちょうど移転前の仮事務所でしたが、それでも2部屋に52人の子どもが寝泊りしているということでした。代表のソカリ会長から説明を受けた後、支援先の寺子屋教室(トゥールサンクスラム)を見学しました。一旦SCADPとお別れして市内のレストランで昼食をとった後、再び別の寺子屋教室を見学。どの教室も20歳前後の若い先生の頑張りに応えて、子ども達も元気よく、楽しそうに勉強していました。最後はSCADP事務所で開いている教室の子ども達と交流。折り紙、お絵かき、バドミントンで遊んだ後は、ツアー参加者が炭坑節で盆踊りを披露。子ども達も引きずり込んで一緒に踊りました。また、参加者が子ども達に教えた「メリーさんの羊」の手遊びが大ウケで、後で子ども達と一緒にやろうと日本語の歌詞を熱心にメモする先生も。他の参加者が披露した切り絵は日東(カンボジア)双方が感嘆。近くで見たさに立ち上がってしまう子ども達を何度もなだめる場面も。元気な子ども達との交流を参加者一同楽しんでいました。
夜はSADPが運営するレストランで夕食を食べながら、SCADPの子ども達が伝統舞踊でおもてなしをしてくれました。今回踊りを披露してくれたのはSCADPの中でもとても上手な子ども達と先生で、時々政府の式典などへ呼ばれて出演することもあるそうです。

■4日目(3月19日):国立博物館見学/幼い難民を考える会カンボジア事務所(CYK)訪問/セントラルマーケット観光/トゥールスレン博物館・キリングフィールド見学
朱色の美しい建物の国立博物館を見学した後、エファジャパンと共同で幼児教育事業を行っている幼い難民を考える会のカンボジア事務所(CYK)を訪問。所長である関口さんから共同事業地であるカンダール州の幼児教育事情や事業の成果について説明を受けた後、CYKが販売しているカンボジアシルク雑貨のお店でお買い物。CYK事務所を後にした一行は、午前中の残りをセントラルマーケットで過ごしました。
午後は、ポル・ポト時代の凄惨な拷問、虐殺の事実を今に伝えるトゥールスレン博物館とキリングフィールドを見学。夕食では、プノンペンでの日程を終え、これまでの感想等を参加者に発表していただきました。

■5日目(3月20日):プノンペン発/シェムリアップ着/アンコールトム、プノン・バケン見学/アプサラダンスディナーショー
13時半ころシェムリアップの空港に着いた一行は、急いで昼食をとった後、アンコール遺跡群のひとつ、アンコールトムのバイヨン寺院へ。当時の人々の生活風景を描写した素晴らしいレリーフ(石壁の浮き彫り)や観世音菩薩の四面塔の数々を堪能しました。夕方には夕陽を見るためにプノン・バケン山へ登り、頂上の遺跡で18時を待ちましたが、曇り空のため断念。夜はカンボジア伝統舞踊アプサラ(天女)ダンスのディナーショーを楽しみました。

■6日目(3月21日):アンコールワット、タ・プロム見学/オールドマーケット観光/シェムリアップ空港発―ベトナム・ホーチミン経由―成田着(3月22日朝)
最終日の今日はアンコールワット見学から。曇り空で和らいだ暑さが最終日の疲れた体に優しいスタートでした。壮大な遺跡を少し急ぎ足で見た後は、昼食をはさんで、寺院全体が何本もの巨大な木(榕樹)覆われたタ・プロムへ。自然の脅威を見せるため、あえて伐採などを行わずに残されている遺跡です。観光の最後はオールドマーケットで締めくくり、ツアーの全行程を終了しました。
(参加者の感想も後ほどご紹介します)

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