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エファ通信

2018.12.20 更新

エファ通信183号

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     エファ通信183号
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みなさま

 お元気にお過ごしですか?
 今年も残すところ僅かとなってきました。
 恒例の“反省”と“後悔”をする日々がやってきました…。

 最近嬉しかったこと。
 エファの支援国であるカンボジアのサッカー代表チームが、
 実質的に監督を務める元日本代表の本田圭佑さんが就任後、
 初勝利を挙げたこと!です。
 一方で、敗れたのはこれまたエファの支援国であるラオス。
 こちらはちょっぴり悲しかった…です。
 なかなか複雑な心境になるニュースでした。

 至極個人的なことですが、
 今年の5月からランニングをはじめて、先週日曜日に
 はじめてハーフマラソン大会に出場しました。
 タイムは遅かったですが、楽しく完走できました!

 今年は風疹が猛威を振るっています。
 またインフルエンザの本格的なシーズンも間もなくです。
 暖かくしてお過ごしください。

 2018年11月のエファ通信をお送りします。

 (味)

■■ 目次 ■■

○お知らせ○
・「書き損じハガキ」収集のお願い!2019年正月版のポスターが完成しました
・年末年始の「古本募金きしゃぽん」は査定金額が20%アップします!

○主な動き○
・「全日本自治体退職者会第46回定期総会」に出展しました
・ラオス活動報告
・カンボジア活動報告

○ちょこっトピック○
・インクルーシブな難民キャンプ

○寄付情報○

○会員情報○

◆◆◆ お知らせ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◆「書き損じハガキ」収集のお願い!2019年正月版のポスターが完成しました
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 いつもエファジャパンへのご支援とご協力、心より感謝しております。エファ
ジャパンでは、ご協力いただいています「書き損じハガキ」の収集を、一年を通
して行っています。2019年のお正月版の「書き損じハガキ」収集のお願いのポス
ターが完成しました。今回も、ボランティアのデザイナーさんが可愛いポスター
を作ってくれました。2019年の「国際協力」は、是非、「書き損じハガキ」で初
めてみてはいかがですか?
みなさまのご協力をお待ちしております!よろしくお願いいたします!

〇関連情報・写真
・「書き損じハガキ」収集のお願い!新しいポスターが完成しました【東京】
  https://www.efa-japan.org/?p=12871

◆年末年始の「古本募金きしゃぽん」は査定金額が20%アップします!
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 エファジャパンでは「古本」による寄付を、全国から一年を通じて受け付けて
います。読み終ってご提供いただきました「古本」の査定換金額が、エファジャ
パンに寄付される仕組みです。申込受付から査定・報告、送金は、運営協賛の
「古本募金きしゃぽん」(運営:嵯峨野株式会社)に担当していただいています。

お問合せは→0120-29-7000(受付時間は9時-18時)

今年も年末年始の査定金額UPキャンペーンのお知らせです。12月1日から来
年年明けの1月8日までにご提供いただいた本の査定金額が20%UPします。年
末の大掃除の季節。みなさまからのあたたかいご協力を心よりお待ちしています!

※注意!…ISBNコードが無いものや週刊誌などはお出しいただけません。

〇関連情報・写真
・年末年始の「古本募金きしゃぽん」は査定金額が20%アップします!【東京】
 https://www.efa-japan.org/?p=12868

▼▼▼ 活動報告 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

◆「全日本自治体退職者会第46回定期総会」に出展しました
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 「全日本自治体退職者会」は、全国の自治体ごとにある退職者会が集まってつ
くった、自治体の退職者のみなさまの全国組織です。
 エファジャパンは11月8日(木)に静岡県で開催された同退職者会の「第46
回定期総会」に出展させていただきました。
 当日は、ブースにてエファジャパンの活動紹介、ならびにフェアトレード商品
やクリアファイルなどのオリジナル商品の販売も行いました。また、今回はブー
スにて、国際協力活動やエファジャパンに関してのアンケートも実施し、多くの
みなさまにお答え頂きました。ありがとうございました!
自治体退職者会のみなさまに、今後も興味を持ってご参加いただけるようなエ
ファジャパンになれるよう、アンケートの結果を参考にさせていただきます。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

〇関連情報・写真
・エファジャパン公式フェイスブックに掲載された当日の写真
 https://www.facebook.com/efajapan.org/photos/a.828997333817064/2103450876371697/?type=3&theater

◆ラオス活動報告
———————–
 ラオス中南部に位置するサワンナケート県のナーハンケー村小学校の図書室に、
自治労東海地連のご支援で284冊の新しい図書と文房具一式を寄贈しました。ナ
ーハンケー村小学校の校舎は以前はコンクリートブロックを積み重ねただけの簡
素な建物で2教室しかありませんでしたが、2015年に、自治労東海地連のご支援
で5つの教室と図書室から成る校舎が建設されました。小学校には現在132名の
生徒たちが通っており、小学校1年生~3年生の授業しか開講されていない近隣
の村からも、多くの4年生~5年生の生徒がナーハンケー村小学校に通っていま
す。建設から3年以上が経ちましたが、校舎はとても綺麗に使われており、また
図書室にも自治労東海地連のご支援で新しい図書が継続的に入荷されているため、
多くの生徒が利用し、図書室も順調に運営されています。教師からは新しい校舎
が出来、子どもたちの教育環境が劇的に改善されたという声が一様に聴かれました。
ラオスの南東部のアタプー県では7月23日に建設中のダムが決壊し、多くの住
民が被害を受けました。被害への緊急支援として11月9日、エファジャパンは自
治労本部からお預かりしました支援金(日本円で50万円)と各種イベントの際に
支援者のみなさまからいただきました募金を合わせ、ラオス政府の代表へお渡しし
ました。この洪水とダム決壊事故は、アタプー県の13の村を飲み込み、16,000人
以上に被害を及ぼしました。そして今も多くの人たちに大きな傷跡を残しています。
政府の最新の報告では、10月15日までに亡くなった人は34人(うち子どもは14
人)、行方不明者は32人とのことです。住む場所だけでなく、職を失った多くの
被災者は、今後の生活の見通しも立たない状況です。政府はこうした被災者の当面
の生活への援助や食料の援助なども行っているということで、今回の支援金はこれ
ら被災者の衣食住、医療などのサポートに役立つものと思われます。

〇関連情報・写真
・自治労東海地連のご支援でナーハンケー村小学校に図書と文具を寄贈しました
【ラオス】
 https://www.efa-japan.org/?p=12838

・自治労からの支援金及び募金をラオス政府へ寄付しました【ラオス】
 https://www.efa-japan.org/?p=12842

◆カンボジア活動報告
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 自治労熊本県本部のご支援を受け、プレアビヒア州の5つの村の寺子屋教室で、
計345人の子どもたちに、ノートやペン、鉛筆、消しゴムを寄贈しました。都市と
農村部の地域間格差が拡大しているカンボジアでは、小学校が設置されていない村
が未だに多くあり、そのような村の子どもたちは学校で教育を受けることが出来ま
せん。そこで、エファジャパンは現地NGOのSCADP(スキャップ:Street Children
Assistance and Development Programme)と協力し、小学校がない村の子どもたち
が教育を受けられるよう、非公式教育としてプレアビヒア州の寺子屋教室の運営を
支援しています。文房具を寄贈した各村には政府からの教育支援や文房具を販売し
ている店もないため、今回のような支援は子どもたちの学習意欲を高めるために非
常に有効です。
また、みなさまのご協力により収集した書き損じハガキを換金した資金で、SCADP
が運営するプレアビヒア州の児童保護施設の45人の子どもたちに学校で必要な制
服と文房具の支援を、さらにSCADPが運営する首都プノンペンの児童保護施設の子
どもたちに主食のお米の支援を行いました。これら2カ所の児童保護施設では、貧
困が原因で家族から虐待を受けたり、保護者が出稼ぎで家に居なかったりなど、様
々な理由から家で暮らせない子どもたちを受け入れています。しかし、これらの施
設はSCADPの代表のソカリ氏の私財や寄付金で成り立っており、運営を続けていく
ことは簡単ではありません。今回の書き損じハガキによる支援は、これらの子ども
たちの学習環境と食生活を改善するために使用させていただきました。

〇関連情報・写真
・自治労熊本県本部のご支援で寺子屋教室の子ども345人に文房具を支給
【カンボジア】
 https://www.efa-japan.org/?p=12847

・2017年度にご寄付いただいた「書き損じハガキ」による支援第三弾
【カンボジア】
 https://www.efa-japan.org/?p=12853

■□■ ちょこっトピック ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

◆インクルーシブな難民キャンプ
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 2006年に国連総会において採択された「障がい者の権利に関する条約」。日本
では、2014年に批准されました。これにより、インクルーシブ(包括的)な教育
制度、いわゆる「障がいのある子も、障がいのない子もともに『同じ教育の場で』
学ぶ仕組み」づくりについての議論や方向性が示されてきました。諸外国に目を
向けると、欧州や北欧などの教育先進国のみならず、中南米やアフリカの国々で
も、その達成に向けて歩んでいる国々もあるようです。 今年の10月。シリア難
民の多くの子どもたちが暮らす、隣国のヨルダンにあるザータリ難民キャンプで、
ユニセフがこのような難民キャンプでは初めてとなる、インクルーシブな遊び場
を設置しました。

https://www.unicef.or.jp/news/2018/0177.html 

↑こちらのURLに、写真付きのレポートが掲載されています。身体に障がいを持
つ子どもたちが車椅子のまま乗ることが出来るブランコやシーソー、また自閉症
の子どもたちのために設計された砂場やトランポリンなどが設置されています。
 世界的に「自分たちさえよければ」という空気が濃くなってきているように感
じる昨今ですが、難民キャンプにこのような遊び場が設置されたというニュース
に、少しほっとしました。違いを認めること、命を大切にすること。人間は賢い
生き物だと、信じています。

▼△▼ 寄付をいただきました ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

 敬称略。2018年10月23日~11月27日確認分 

きしゃぽん 計¥20,432
・嵯峨野株式会社、匿名個人・団体8件

※この欄へのお名前掲載についてご回答いただいていない方は
 匿名として掲載させていただいています。

●●● 会員情報 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

 ※HPへの掲載は省略

ご寄付いただきましたみなさま、
会員継続手続きをしていただきましたみなさま、
大変ありがとうございました。
引き続きあたたかいご支援を、よろしくお願い申し上げます。

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