はじめて図書室に来た日を覚えていますか。
1年生のあなたは、生まれて初めて見る本に
驚いていましたね。

2年生、まだ読めない字が多いので
絵本の読み聞かせを。

3年生、友達とけんかをして本を投げ合い、
やぶれた本を持って大泣きで謝りに来た日がありました。

4年生、本の中にカッコいい主人公を見つけ、
その主人公の真似を友だちとしていましたね。

5年生、低学年の子どもたちに
今度はあなたが読み聞かせをしてくれました。

6年生、「本を読んで、夢を見つけたんだ」
あなたのまなざしに迷いはありませんでした。

そして今日、卒業おめでとう。

「学んだ時間をありがとう」と向けてくれた
言葉は、先生の宝物です。

あなたの歩みを見たことが幸せ
これからの歩みを見ることが喜び
これまでも、そしてこれからも
中学生になるあなたのそばに、
これからも続く人生の行き先を
照らす本がありますように。

本がつくる、キミの未来のものがたり

ぜひ、皆さんの大切な一冊を教えてください

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GREETINGS

ごあいさつ

子どもたちの未来のものがたりのために

長く続いた外国との戦争と内戦によって、家族から引き離され、感染症や心理的トラウマ、貧困の中で苦しんでいた子どもたち。この子らに生き抜いていく力を授けたい ──
2004年、エファジャパンはベトナム、カンボジア、ラオスで地域の人々とともに教育と福祉サービスの取り組みを開始しました。それから20年。多くの方々のご理解とご支援のもとで、800校に上る図書室が整備され、42万人の子どもたちが学びの扉を開くことができました。
本は、命と心の栄養です。生きていくための知識を得ることができる本、未知の世界に向けて扉を開き、想像力や共感力を育み、自分の生き方、道標さえも授けてくれる本。私たちは一冊の本がもたらす希望を信じ、活動を続けています。
2024年、エファジャパンは、「本の飢餓」を無くす取り組みに挑みます。本がつくる、子どもたちの未来のものがたり。私たちの活動にご参加いただければ幸いです。

特定非営利活動法人エファジャパン
理事長 伊藤道雄

EPISODE

私と本とのエピソード

こどもの頃 図書館で出会った一冊です。その後購入。 この絵本で手作りする喜びを教わりました。 大人になった今でも、このうさぎさんのように手芸がすきです。 時々読み返しては、あの頃の思いを思い出しています。

大人にもこどもにも、読んでいただきたい一冊です。 何でも買える時代ですが、 手を動かして、手作りする楽しさを知っていただけたらと思います。

作:西巻 茅子(にしまき かやこ)

出版社:こぐま社

「わたしのワンピース」 Kiriko(50代)

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すべての子どもたちが自ら豊かな心を育んでいけるための活動、
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