【エファ通信(つうしん)267号(ごう)】体(からだ)を元気(げんき)に!そして収入(しゅうにゅう)向上(こうじょう)を生(う)み出(だ)そう

誰(だれ)もがダイヤモンド!

image00001.jpg

障害(しょうがい)のある子(こ)どもたちが放課後(ほうかご)に通(かよ)うカンボジアのチルドレン・スタディ・クラブ

アングマックプリアンプのクラブの子(こ)どもたち16人(にん)が、1月(つき)の試験(しけん)に全員(ぜんいん)合格(ごうかく)しました!

カウンターパートのカンボジアのNGOであるCADDPのサム・オーウンさんは、「誰(だれ)もがダイヤモンド」といっていました。

これからも一人(ひとり)ひとりの子(こ)どもたちを見(み)つめながら、事業(じぎょう)を行(おこな)ってまいります。

みんな、がんばりました!

農園(のうえん)づくりで、生活(せいかつ)と健康(けんこう)を支(ささ)える

農園(のうえん)が障害児(しょうがいじ)の職業(しょくぎょう)体験(たいけん)に

image00002.jpg

エファは、カンボジアの団体(だんたい)CADDPと、障害(しょうがい)がある子(こ)どもたちへの教育(きょういく)支援(しえん)を行(おこな)っています。

放課後(ほうかご)教室(きょうしつ)の運営(うんえい)だけではなく、収入(しゅうにゅう)向上(こうじょう)のために農園(のうえん)づくりのトレーニングを行(おこな)っています。農業(のうぎょう)関係(かんけい)の集合村(しゅうごうそん)の部署(ぶしょ)に協力(きょうりょく)いただき、農薬(のうやく)を使(つか)わない野菜(やさい)づくりをはじめています。

市場(いちば)で売(う)って、収入(しゅうにゅう)を得(え)られる家(いえ)が出(で)てきました。まだ販売(はんばい)できなくても、農園(のうえん)の野菜(やさい)のおかげで自給(じきゅう)自足(じそく)ができるため、月(つき)に60ドル支出(ししゅつ)が減(へ)ったという家(いえ)もあります。

なにより、障害(しょうがい)がある子(こ)どもたちが農園(のうえん)を世話(せわ)するだけではなく、買(か)いに来(き)た人(ひと)に、「自分(じぶん)で畑(はたけ)から野菜(やさい)を取(と)って売(う)る」という職業(しょくぎょう)訓練(くんれん)につながっていました。

お客(きゃく)さんにお礼(れい)を言(い)われたり、お金(かね)を受(う)け取(と)ったりして、嬉(うれ)しそう!

image00003.jpg

バランスよく食(た)べて体(からだ)の健康(けんこう)を維持(いじ)してもらいたい。そして、生活(せいかつ)を安定(あんてい)してもらいたいと願(ねが)っています。

天空(てんくう)の遺跡(いせき)へ

image00004.jpg

世界(せかい)遺産(いさん)を見(み)て思(おも)うこと

カンボジアといえばアンコールワットが有名(ゆうめい)ですが、いたるところに遺跡(いせき)が点在(てんざい)しています。

エファがカンボジアのNGOであるSCADPと協働(きょうどう)して事業(じぎょう)を行(おこな)っているプレアビヒア州(しゅう)には、「プレアビヒア寺院(じいん)」という遺跡(いせき)があります。

タイとカンボジアの国境(こっきょう)にあるこの遺跡(いせき)は9世紀末(せいきまつ)にクメール人(じん)によって建設(けんせつ)され、11世紀(せいき)に増(ぞう)築(ちく)されました。

ポル・ポト時代(じだい)の後(あと)、主(おも)なポル・ポト派(は)の将軍(しょうぐん)や兵隊(へいたい)たちが潜伏(せんぷく)したエリアでもあります。

プレアビヒア寺院(じいん)は、2008年(ねん)7月(がつ)に世界(せかい)文化(ぶんか)遺産(いさん)として登録(とうろく)されました。

image00005.jpg

この遺跡(いせき)を巡(めぐ)り2011年(ねん)にはタイとカンボジアの間(あいだ)で武力(ぶりょく)衝突(しょうとつ)が起(お)こり、多(おお)くの避難民(ひなんみん)を生(う)み出(だ)しました。いま、治安(ちあん)は落(お)ち着(つ)いています。

カンボジアの首都(しゅと)プノンペン市(し)から約(やく)400キロ、アンコールワット遺跡(いせき)があるシエムリアップから120キロ離(はな)れているため、気軽(きがる)に行(い)ける遺跡(いせき)ではありません。

でも、山(やま)の頂上(ちょうじょう)にあるこの遺跡(いせき)から広(ひろ)がる光景(こうけい)を、ぜひ見(み)ていただきたいです。

image00006.jpg

私(わたし)、鎌倉(かまくら)が初(はじ)めてカンボジアに来(き)た1997年(ねん)。

まだポル・ポトが生(い)きていたこともあり、プレアビヒアは立(た)ち入(い)れない場所(ばしょ)でした。

当時(とうじ)カンボジアにいた日本人(にほんじん)から、プレアビヒア州(しゅう)は「地雷(じらい)、マラリア、ポル・ポト」という3大(だい)課題(かだい)がまだ残(のこ)るので、立(た)ち入(い)れないといわれました。

そのようなこともあり、プレアビヒア州(しゅう)に行(い)くたびに、不思議(ふしぎ)な気持(きも)ちになります。

ただ地雷(じらい)原(げん)はまだ残(のこ)り、撤去(てつきょ)作業(さぎょう)はいまなお続(つづ)いています。

 

本(ほん)の力(ちから)で、世界(せかい)を変(か)えよう!エファパートナー募集(ぼしゅう)

image00007.png

子(こ)どもたちが「自分(じぶん)ものがたり」を描(えが)ける社会(しゃかい)に

エファの実現(じつげん)したいビジョンは、「すべての子(こ)どもたちが可能性(かのうせい)と創造性(そうぞうせい)を発揮(はっき)し『自分(じぶん)ものがたり』を描(えが)ける社会(しゃかい)」です。

パートナーの皆(みな)さまには、エファと共(とも)に歩(あゆ)んでいただきながら、子(こ)どもたちの成長(せいちょう)や社会(しゃかい)の変化(へんか)を見守(みまも)っていただきたいと思(おも)います。

また、アジアの子(こ)どもたちと支(ささ)え合(あ)い、共感(きょうかん)し合(あ)い、理解(りかい)し合(あ)うことを通(つう)じて、皆(みな)さまご自身(じしん)の「自分(じぶん)ものがたり」も描(えが)いていただくことを目指(めざ)しています。

パートナーからの寄付金(きふきん)は、その時々(ときどき)に最(もっと)も必要(ひつよう)な事業(じぎょう)・活動(かつどう)へ使(つか)わせていただきます。

image00008.png

▼特設(とくせつ)サイトはこちらから
https://www.efa-japan.org/partner/

image00009.png

特定(とくてい)非営利(ひえいり)活動(かつどう)法人(ほうじん)エファジャパン  

発行人(はっこうにん):伊藤(いとう)道雄(みちお)  

〒102-0074 東京都(とうきょうと)千代田区九段南(ちよだくくだんみなみ)3-2-2  九段(くだん)宝生(ほうしょう)ビル3階(かい) 

TEL:03-3263-0337 

FAX:03-3263-0338 

E-mail: info@efa-japan.org