【エファ通信(つうしん)261号(ごう)】子(こ)ども自身(じしん)の中(なか)にたくさんの本棚(ほんだな)を持(も)ってもらいたい

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こんにちは。プログラムマネジャーの鎌倉(かまくら)です。

11月(がつ)1日(たち)をもって、エファジャパンの海外(かいがい)事業(じぎょう)担当(たんとう)から、プログラムマネジャーとなりました。これからはエファ全体(ぜんたい)のプログラムを見(み)る立場(たちば)となりました。

また、広報(こうほう)・ファンドレイジング周(まわ)りも担当(たんとう)します。

皆(みな)さまとよりよいコミュニケーションを構築(こうちく)できるよう、一所(いっしょ)懸命(けんめい)努(つと)めてまいりますので、引(ひ)き続(つづ)きよろしくお願(ねが)いいたします。

(プロジェクトマネジャー 鎌倉(かまくら)幸子(さちこ))

ナーハンケー村(むら)小学校(しょうがっこう)図書室(としょしつ)に図書(としょ)を配布(はいふ)しました

高地(こうち)の小学校(しょうがっこう)に新(あたら)しい本(ほん)が届(とど)きました

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サワンナケート県(けん)は、首都(しゅと)ビエンチャンから約(やく)530キロ南東(なんとう)に位置(いち)しています。ナーハンケー村(むら)は、サワンナケート県(けん)の中心地(ちゅうしんち)からさらに約(やく)135キロ離(はな)れた高地(こうち)にあります。

ナーハンケー村(むら)は、241世帯(せたい)、561家族(かぞく)、1,178人(にん)(内(うち)、女性(じょせう)561人(にん))が暮(く)らしています。村民(そんみん)の90%が米農家(こめのうか)です。ナーハンケー村(むら)では灌(かん)漑(がい)(かんがい)施設(しせつ)がないため、雨季(うき)のみに農作業(のうさぎょう)を行(おこな)う一毛作(いちもうさく)となっています。8%は商売(しょうばい)をして生計(せいけい)を立(た)てており、残(のこ)りの2%が公務員(こうむいん)です。

先月(せんげつ)、この村(むら)にあるナーハンケー村(むら)小学校(しょうがっこう)の図書室(としょしつ)に、図書(としょ)の配布(はいふ)にうかがいました。ナーハンケー村(むら)小学校(しょうがっこう)へは、自治労(じちろう)東海(とうかい)地区(ちく)連絡(れんらく)協議会(きょうぎかい)により、校舎(こうしゃ)建設(けんせつ)と図書室(としょしつ)の整備(せいび)をいただきました。

今回(こんかい)は、本(ほん)が届(とど)いた小学校(しょうがっこう)の児童(じどう)と、図書室(としょしつ)担当(たんとう)教員(きょういん)の先生(せんせい)の声(こえ)をお届(とど)けします。

 

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僕(ぼく)の夢(ゆめ)はいろいろな世界(せかい)を見(み)ることです!

サンタヴェットさん(小学校(しょうがっこう)4年生(ねんせい)、9歳(さい))

ナーハンケー村(むら)小学校(しょうがっこう)に新(あたら)しい物語(ものがたり)の本(ほん)が届(とど)きました。新(あたら)しい物語(ものがたり)を読(よ)めるのでワクワクしています。

僕(ぼく)は、絵本(えほん)や物語(ものがたり)の本(ほん)が好(す)きです。新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)で学校(がっこう)が閉(し)まっていたときは、ずっと家(いえ)にいました。家(いえ)の手伝(てつだ)いなどしていましたが、ほとんど外(そと)に出(で)ることができませんでした。

学校(がっこう)が再開(さいかい)し、学校(がっこう)に来(こ)られるのがうれしいです。そして図書室(としょしつ)で本(ほん)を読(よ)むと、その物語(ものがたり)の中(なか)に入(はい)って、冒険(ぼうけん)などをしている気分(きぶん)になります。本(ほん)が僕(ぼく)をいろいろなところに連(つ)れていってくれます。

できれば日本(にほん)の絵本(えほん)を日本語(にほんご)で読(よ)みたいけど、日本語(にほんご)はわかりません。将来(しょうらい)、勉強(べんきょう)できたらと思(おも)っています。

僕(ぼく)はドライバーになるのが夢(ゆめ)です。ドライバーになっていろいろな世界(せかい)を見(み)てみたいです。

 

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子(こ)ども自身(じしん)の中(なか)にたくさんの本棚(ほんだな)を持(も)ってもらいたい

ノック・ノイ・ペアングチャンさん(図書室(としょしつ)担当(たんとう)教員(きょういん))

小学校(しょうがっこう)3年生(ねんせい)と4年生(ねんせい)の担任(たんにん)をしながら図書室(としょしつ)の担当(たんとう)をしている、ノック・ノイ・ペアングチャンと申(もう)します。

担任(たんにん)をしながら図書室(としょしつ)を開館(かいかん)させるのは大変(たいへん)ではありますが、子(こ)どもたちの笑顔(えがお)や変化(へんか)を見(み)ることに、やりがいを感(かん)じています。

変化(へんか)としては、本(ほん)を読(よ)むことで児童(じどう)のラオス語(ご)能力(のうりょく)が向上(こうじょう)しました。また学(まな)ぶことに喜(よろこ)びを覚(おぼ)える児童(じどう)が増(ふ)えたため、結果(けっか)として試験(しけん)で合格点(ごうかくてん)が取(と)れるようになりました。

物語(ものがたり)から「人(ひと)が生(い)きる道(みち)」や、倫理(りんり)を学(まな)んだ子(こ)どもたちもいます。それは、子(こ)どもたちの態度(たいど)の変化(へんか)として表(あらわ)れています。

図書室(としょしつ)の書架(しょか)のように、子(こ)ども自身(じしん)の中(なか)にたくさんの本棚(ほんだな)を持(も)ってもらいたいです。

そしてその本棚(ほんだな)に、さまざまなよい情報(じょうほう)を置(お)いてもらいたいです。たくさん学(まな)び、情報(じょうほう)を得(え)て、日常(にちじょう)生活(せいかつ)で活用(かつよう)していくことで、大人(おとな)になってから社会(しゃかい)に出(で)て困難(こんなん)にぶつかっても、未来(みらい)を自分(じぶん)の手(て)で切(き)り開(ひら)いていけると信(しん)じています。

熊本(くまもと)とカンボジアをつないだオンラインスタディツアー開催(かいさい)!

音楽(おんがく)の好(この)みは一緒(いっしょ)でした!

2023年(ねん)10月(がつ)29日(にち)(日(にち))に自治労(じちろう)熊本県(くまもとけん)本部(ほんぶ)主催(しゅさい)で、カンボジアと熊本県(くまもとけん)をつないだオンラインスタディツアーが開催(かいさい)されました。

このオンラインスタディツアーは、自治労(じちろう)熊本県(くまもとけん)本部(ほんぶ)の皆(みな)さまがご支援(しえん)を届(とど)けてくれているカンボジアのプレアビヒア州(しゅう)の子(こ)どもたちと、自治労(じちろう)の組合員(くみあいいん)のご家族(かぞく)をオンラインでつなぎ、交流(こうりゅう)をいただくものです。

エファジャパンは、カンボジアの言葉(ことば)、歴史(れきし)、文化(ぶんか)の紹介(しょうかい)や、通訳(つうやく)を担当(たんとう)しました。

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当日(とうじつ)、カンボジアの子(こ)どもたちが一人(ひとり)ひとり自己(じこ)紹介(しょうかい)した後(あと)、学校(がっこう)に持(も)っていく鞄(かばん)の中(なか)、生活(せいかつ)用品(ようひん)、今日(きょう)の朝(あさ)ごはんなど、画面上(がめんじょう)に見(み)せてもらいながら紹介(しょうかい)いただきました。

日本(にほん)の参加者(さんかしゃ)からも好(す)きな漫画(まんが)などを教(おし)えていただきました。また「好(す)きな音楽(おんがく)はなに?」という質問(しつもん)に、カンボジアの子(こ)どもたちが「踊(おど)れるポップミュージック!」という返事(へんじ)が!これは日本(にっぽん)からの参加者(さんかしゃ)も一緒(いっしょ)だったようで、盛(も)り上(あ)がりました。

1時間(じかん)の交流(こうりゅう)タイムでしたが、国(くに)を超(こ)えて共通(きょうつう)の趣味(しゅみ)があることを知(し)れたり、また言葉(ことば)はもちろん、挨拶(あいさつ)の仕方(しかた)など国々(くにぐに)によって違(ちが)う文化(ぶんか)に触(ふ)れたりできる機会(きかい)となりました。

主催(しゅさい)をいただきました自治労(じちろう)熊本県(くまもとけん)本部(ほんぶ)の皆(みな)さま、ありがとうございました!

今年(ことし)もあと2か月(げつ)!着(き)なくなった洋服(ようふく)を捨(す)てれば「ごみ」、 エファに送(おく)れば「絵本(えほん)」に生(う)まれ変(か)わります

「衣類(いるい)」で国際(こくさい)協力(きょうりょく)しませんか?

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エファのリサイクル募金(ぼきん)「ぐるりと。」では、物品(ぶっぴん)の買取額(かいとりがく)がご寄付(きふ)になります。

このたび、「ぐるりと。」のメニューに、衣類(いるい)が加(くわ)わりました。

大掃除(おおそうじ)の前(まえ)から洋服(ようふく)の整理(せいり)を始(はじ)めませんか。洋服(ようふく)を捨(す)てればごみになりますが、エファに送(おく)っていただければ、専門(せんもん)業者(ぎょうしゃ)を通(つう)じ換金(かんきん)され、アジアで支援(しえん)の活動(かつどう)に大事(だいじ)に⽣(い)かされます。

引越(ひっこ)し、断(だん)捨(しゃ)離(り)、⼤(おお)掃除(そうじ)などで自宅(じたく)をすっきりさせて、新(あら)たな生活(せいかつ)習慣(しゅうかん)で心(こころ)もすっきりできるはず!

不要(ふよう)な物(もの)をお手元(てもと)に眠(ねむ)らせたままにするのではなく、また、そのまま捨(す)ててしまうのではなく、気軽(きがる)な国際(こくさい)協力(きょうりょく)の一歩(いっぽ)を踏(ふ)み出(だ)してみませんか?

リサイクル募金(ぼきん)「ぐるりと。」衣類(いるい)で寄付(きふ) 

専用(せんよう)サイト:https://brand-pledge.jp/associate/efajapan

 

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段(だん)ボールに詰(つ)めて送(おく)るだけで寄付(きふ)になります(送料(そうりょう)無料(むりょう))

使(つか)わなくなった衣類(いるい)は、「Brand Pledge」というサービスを通(つう)じて、買取(かいとり)価格(かかく)が寄付(きふ)になります。

買取(かいとり)価格(かかく)に関(かか)わらず、1件(けん)のお申(しん)込(こむ)につき300〜500円(えん)の寄付(きふ)が上乗(うわの)せされます。

ご寄付(きふ)は、本(ほん)の飢餓(きが)に苦(くる)しむラオス・カンボジアの障害(しょうがい)がある子(こ)どもたちへバリアフリー図書(としょ)を届(とど)けるための活動(かつどう)に役立(やくだ)てます。

服(ふく)やバッグが支援(しえん)に変(か)わる仕組(しく)み

Brand Pledgeは、ブランド品(ひん)買取(かいとり)サービスの「ブランディア」と寄付(きふ)プラットフォームサービス「Syncable」が運営(うんえい)する、ファッションアイテムの買取(かいとり)寄付(きふ)サービスです。

送(おく)られるアイテムを、ブランディアが査定(さてい)・買取(かいとり)。買取額(かいとりがく)が、団体(だんたい)への寄付(きふ)に変(か)わります。

 

<買(か)い取(と)られるアイテム例(れい)>

・洋服(ようふく)、古着(ふるぎ)

・バッグ

・靴(くつ)

・財布(さいふ)

・ファッション小物(こもの)(ハンカチ、タオル、スカーフなど)

多少(たしょう)の汚(よご)れや傷(きず)があっても、使用(しよう)するのに難(なん)がない程度(ていど)であれば問題(もんだい)ありません。

例(たと)えば、軽度(けいど)な変色(へんしょく)やシミ、スレ、ほつれ等(など)がある商品(しょうひん)でも寄付(きふ)ができます。

 

※買取(かいとり)できないもの

使用(しよう)困難(こんなん)なシミやダメージがあるもの、下着(したぎ)、壊(こわ)れた時計(とけい)、度入(どい)りメガネ、使用(しよう)した水着(みずぎ)、子(こ)ども服(ふく)等(とう)についてはお取(と)り扱(あつか)いできません。ご注意(ちゅうい)ください。

 

お申(もう)し込(こ)み方法(ほうほう)

送料(そうりょう)は無料(むりょう)です!

まずは、以下(いか)のフォームからお申込(もうしこ)みください。

専用(せんよう)の段(だん)ボール箱(ばこ)が届(とど)きます。アイテムを詰(つ)めて、無料(むりょう)で集荷(しゅうか)依頼(いらい)ができます。

リサイクル募金(ぼきん)「ぐるりと。」衣類(いるい)で寄付(きふ) 

専用(せんよう)サイト:https://brand-pledge.jp/associate/efajapan

本(ほん)の力(ちから)で、世界(せかい)を変(か)えよう!エファパートナー募集(ぼしゅう)

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新(しん)エファパートナー制度(せいど)がスタートします!

エファは、「本(ほん)の飢餓(きが)(Book Famine)」をなくすための取(と)り組(く)みをさらに前進(ぜんしん)させていくため、2023年(ねん)4月(がつ)から現在(げんざい)の『エファパートナー』を新(あら)たにし、マンスリーサポーター制度(せいど)としてリスタートしました。

 

▶特設(とくせつ)サイトはこちらから

https://www.efa-japan.org/partner/

 

エファの実現(じつげん)したいビジョンは、「すべての子(こ)どもたちが可能性(かのうせい)と創造性(そうぞうせい)を発揮(はっき)し『自分(じぶん)ものがたり』を描(えが)ける社会(しゃかい)」です。

パートナーの皆(みな)さまには、エファと共(とも)に歩(あゆ)んでいただきながら、子(こ)どもたちの成長(せいちょう)や社会(しゃかい)の変化(へんか)を見守(みまも)っていただきたいと思(おも)います。

また、アジアの子(こ)どもたちと支(ささ)え合(あ)い、共感(きょうかん)し合(あ)い、理解(りかい)し合(あ)うことを通(つう)じて、皆(みな)さまご自身(じしん)の「自分(じぶん)ものがたり」も描(えが)いていただくことを目指(めざ)しています。

パートナーの皆(みな)さまからの寄付金(きふきん)は、その時々(ときどき)に最(もっと)も必要(ひつよう)な事業(じぎょう)・活動(かつどう)へ使(つか)わせていただきます。

 

▶特設(とくせつ)サイトはこちらから

https://www.efa-japan.org/partner/ 

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特定(とくてい)非営利(ひえいり)活動(かつどう)法人(ほうじん)エファジャパン  

発行人(はっこうにん):伊藤(いとう)道雄(みちお)  

〒102-0074 東京都(とうきょうと)千代田区(ちよだく) 九段南(くだんみなみ)3-2-2  九段(くだん)宝生(ほうしょう)ビル3階(かい) 

TEL:03-3263-0337 

FAX:03-3263-0338 

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