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2018.01.15 更新

2016年度にご寄付いただいた「書き損じハガキ」による支援第二弾

カンボジアの児童保護施設と寺子屋教室の子ども達に学用品を寄贈しました

 

SCADPのソカリ代表(右端)から学用品を受けとるプノンペン児童保護施設の子ども

プレアビヒア児童保護施設でSCADPのスタッフから学用品を受けとる子ども達

 

 エファジャパンでは、書き間違えたハガキや使用していないハガキをみなさまから寄付していただき、ベトナム、ラオス、カンボジアの子ども達の支援を行なっています。いただいたハガキは郵便局で手数料を差し引いた額の切手に替えてもらった後、換金して使わせていただいています。
2016年度(2016年4月から2017年3月)の「書き損じハガキ」寄付からの支援の第二弾として、昨年10月中旬から下旬にかけ、プノンペンとプレアビヒアの児童保護施設と寺子屋教室の計345名の子ども達にノートや鉛筆、消しゴムや定規などの学用品を寄贈しました。
 カンボジアでは現在も、両親を亡くしたり国外に出稼ぎに行ったりといった養育者がいない子ども達を保護する施設や公立学校が設置されていない地域にはノンフォーマルな教育施設が必要という状況があります。そのような状況から地元の市民団体・SCADP(Street Children Assistance and Development Programme)は、首都プノンペンと北部のプレアビヒア州で児童保護施設を、また同州内で8カ所の寺子屋教室を運営、エファジャパンもSCADPの活動を通じて困難な状況にあるカンボジアの子ども達を支援しています。

コン・ソティさん

 今回の学用品の寄贈を受け、プレアビヒア児童保護施設で生活するコン・ソティさん(13歳)は、「勉強するのに役立ついろいろなものをいただき大変嬉しいです。私は勉強が大好きで、今後、高校や大学に進学したいと考えています。将来はたくさんのカンボジアの人たちを助けるため、医師になりたいと思っています。これからも一生懸命勉強し目標に向かって行きます。日本のみなさん、本当にありがとうございました!」と、嬉しそうに話してくれました。
 今年度中にみなさまから頂きましたハガキを使ってラオスでも子ども達への支援を行なう予定です。今後、ウェブサイトやフェイスブック等でご報告いたします。(ベトナムでの支援の報告はこちらをご覧ください→ https://www.efa-japan.org/?p=11975 )また、引き続き今年も「書き損じハガキ」を募集しています。書き間違えた年賀はがきやご家庭で使用しなかった官製ハガキ等、エファジャパンにお送りください。お待ちしています!

(活動国:カンボジア)