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2011.02.25 更新

ヴィエンチャン都内のコミュニティ図書室をモニタリングしました。

本を返しに来た中高校生たち

10年11月に譲渡しましたヴィエンチャン都内のコミュニティ図書室をモニタリングしました。

ノンソンホン村は少数民族、モン族の村です。職員室の裏側に屋根と壁を延長して作られた図書室では設置している小学校の生徒だけでなく、休憩時間になると近隣の中高校生も本を返しにきていました。

村の小学校には生徒763名(内女子397名)が通っており、1年生から3年生の子ども達はまだラオス語が充分読めないため、先生達が読み聞かせをしています。

4-5年生・中高校生の子ども達は図書室内や自分で本を借りて家で本を読んでいます。1月だけで279名の小中学生が図書室を利用しました。

小学5年生、11歳の子は「週2-3回図書室を利用しています。冒険物のお話が好きです。既に10冊の本を読み終えました。以前より知識が増えたと思います」とのコメントをくれました。

この図書室では、ドイツの会社から寄贈して頂いた、麻薬中毒者リハビリセンターの職業訓練として作られた教育おもちゃを支援しました。

これからも多くの小中高校生が大切に本を読んで、多くの知識を得てくれたらと願っています。

fromラオス事務所