自治労大分県本部のご支援をいただいております、ラオス・シェンクワン県CCCでは、8月2日から伝統楽器の習得を目的として研修を実施してきました。

去る8月26日、研修の修了式を行いました。県から奨学金をもらって首都の芸術学校で7年勉強して今夏に卒業したばかりの若い先生7人が毎日CCCへ通 い、ジュニアリーダー（JL=先生の補佐をする年長の子どもたち）に伝統楽器や伝統舞踊を教えました。JL達は大切な楽器を守るため、夜も交替でCCCに 寝泊りし、練習を重ね、その成果を修了式で両親や先生たちの前で披露しました。
続けて、8月27日から2日間で不発弾に関するピアエデュケーション研修をUXOラオ（不発弾の処理・啓発活動を実施するラオス政府機関）、NGOバー ネットの協力で実施しました。この2日間で子どもたちはピアエデュケーションの実施方法、不発弾のリスクや、その回避の仕方などを学び、この研修で学んだ ことをもとに、対象村で啓発活動をしていく予定です。