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エファ通信

2019.02.28 更新

エファ通信185号

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                             エファ通信185号
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みなさま

2019年最初の「エファ通信」です。
1月ももう終わりですが、明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
エファジャパン設立から15周年を迎える2019年。
スタッフ一同、張り切っていきます!

スタッフの今年の抱負を紹介させていただきます。

島村 昌浩(事務局長)
支援する側と支援される側の両方の人々が、
対等な立場で豊かに生きられる環境を整えるのが、
我々に課せられた責務だと考えています。
会員をはじめとする支援者の皆さまが、
気軽にエファを活用できる雰囲気を作っていきたいです。

崎川 勝志(海外事業担当・ベトナム駐在)
エファに勤務してから8年が経とうとしています。
新年の抱負を書くのも8回目となり驚いています。
今年も多くの支援者の皆さまに現地に来て、
支援の現場を見ていただきたいと思っています。
お待ちしています!

平松 優子(国内事業担当)
ご協力いただいているドナーの皆さま、
よくしていただいている周りの皆さま、友人、家族に感謝しつつ、
公私とも、年末には「楽しかった!」と思える一年にしたいと思います。

ソンパン・パンナトシット(ラオス駐在)
ラオス駐在のエファジャパンスタッフを代表して、
ラオスの子どもたちに教育を受ける機会を与えてくださる
みなさんに、心より感謝します。
みなさんにとって、
2019年が良い年になりますよう祈っています。
“ Xok Dee Pee Mai!”
(ラオ語で「明けましておめでとう!」)

五味 宏基(広報担当)
「違い」を見つけあうのではなく、
「共感」を持ちあえる社会。
どこに生まれても人は尊厳を持って生きる権利がある、
ということをみなさんに感じてもらえるような広報活動を
していきます。

(味)

■■ 目次 ■■

○お知らせ○
・「ワン・ワールド・フェスティバル」にお立ち寄りください!
・年賀ハガキの整理は終わりましたか?
 ~「書き損じハガキ」を今年も募集しています

○主な動き○
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告

○ちょこっトピック○
・命の格差

○寄付情報○

○会員情報○

◆◆◆ お知らせ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◆ 「ワン・ワールド・フェスティバル」にお立ち寄りください!
————————————————————-
 2019年2月2日(土)、3日(日)に、大阪市北区扇町の北区民
センター等で開催される「第26回ワン・ワールド・フェスティバル」
に、エファジャパンは2018年に続いて出展します。
 「ワン・ワールド・フェスティバル」は西日本最大規模の国際協
力・交流のイベントで、近畿地区のみなさまにもエファジャパンの
ことを知っていただく良い機会にしたいと考えております。
 エファジャパンは北区民センター2階の活動紹介ブースコーナー、
ブース番号2番(カンテレ扇町スクエア会場への出入り口近く)に
出展します。パネルやチラシなどを使って活動の紹介をするほか、
エファグッズの販売も行う予定です。開催時間は両日とも午前10時
から午後5時の予定です。近畿地区の支援者のみなさま、週末に大
阪方面にお出かけのみなさま、是非、お立ち寄りください!
 場所は、大阪メトロ堺筋町線扇町駅直結、またJR天満駅からも
徒歩3分です。大勢のみなさまのご来場、並びに「エファジャパン
がワン・ワールドフェスティバルに来るよ!」の情報拡散をお願い
いたします。

〇関連情報・写真
・ワン・ワールド・フェスティバルに出展します【大阪】
 https://www.efa-japan.org/?p=12908

◆ 年賀ハガキの整理は終わりましたか?
 ~「書き損じハガキ」を今年も募集しています

———————————————–
 エファジャパンでは、一年を通して、「書き損じハガキ」でのご
協力を受け付けています。
各県のボランティアセンターや国際協力協会、また自治労の各組
合に、ご協力をお願いする新しいポスターを掲示いただいておりま
す。書き間違えてしまった年賀状や官製ハガキをエファジャパンま
でお送りください。職場やグループなどで集めていただける場合に
は、専用の収集ボックスをエファジャパンよりお送りします。
 「身近なところからの国際協力」が出来る「書き損じハガキ」に
よるご協力をお待ちしております。

〇関連情報・写真
・「書き損じハガキ」収集のお願い!新しいポスターが完成しました【東京】
 https://www.efa-japan.org/?p=12871

▼▼▼ 活動報告 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

◆ ベトナム活動報告
———————
 ハイフォン市のダイバン村障がい児クラブとホアビン村障がい児
クラブで、メンバーの障がい児と保護者が集まり、ピアカウンセリ
ング(同じ障がいを持つ、または同じ立場にいる人たちがお互いの
思いや経験を共有するカウンセリング)を行いました。ピアカウン
セラー(ピアカウンセリングを進行する人)を、ハイフォン市生活
独立クラブのメンバーで自身も障がい者であるホアさんとガーさん
にお願いし、「子どもが生活の中で自分で出来ること」「親や周り
の人たちが子どもが自立するために助けられること」をテーマにし
て、参加者たちは自分の思いを話しました。多くの参加者が、
「自分の子どもは障がいを持っていても、こんなこともできるんだ。」
と改めて子どもの可能性を発見し、喜んでいました。
今回で両村の障がい児クラブで実施されたピアカウンセリングは、
この1年間で4回目。クラブのメンバーの大半がピアカウンセリン
グに参加していて、保護者に行ったアンケートでは、「気持ちが晴
れた。」や「前向きになれた。」といった、ピアカウンセリングに
対して好意的な意見が多く見られました。

〇関連情報・写真
・ダイバン村、ホアビン村障がい児クラブで4回目の
ピアカウンセリングを実施【ベトナム】
 https://www.efa-japan.org/?p=12979

◆ ラオス活動報告
——————
 サンパンナ村小学校は、ラオスの首都ビエンチャン都の中心地か
ら少し離れた場所にあります。敷地内にある図書館は、2015年に自
治労三重県本部の支援で建設されました。昨年12月21日に同県本
部女性部の4名が、サンパンナ村小学校を訪問、図書館の様子を見
学し、絵本を贈呈しました。図書館見学後は、折り紙やチラシを使
って紙ヒコーキやかぶとなどを作って子どもたちと交流しました。
その後、これまで自治労とエファジャパンが支援してきたビエンチ
ャン都立図書館、ラオス中央子ども文化センター、ルアンパバン県
子ども文化センターを訪問しました。参加したメンバーの一人は、
「自治労が、エファジャパンとこのような国際貢献活動をしている
ことを知りませんでした。職場に戻ったら、私たちの組合費がこの
ような意義のある活動にも使われていることを伝えたいと思います。」
と、話してくれました。
1996年に自治労の支援でビエンチャン都に子ども文化センター
(現在のラオス中央子ども文化センター)が設立されてから、これま
で国内各地に48の子ども文化センターが開設されています。しかし、
各センターはそれぞれが独自のプログラムで運営しており、効果的
な活動が出来ないセンターもあって、活動が停滞し子どもたちが来
なくなってしまったセンターもあります。全国のセンターの統括的
な役割を持つラオス中央子ども文化センターにとって、この状態は
改善すべき大きな課題の一つとなっていました。
そこで昨年、その状況をを改善するために、自治労九州地連から
支援をいただき、全国の子ども文化センターの活動のガイドライン
を作成、出版しました。
完成した活動ガイドラインは下記のテーマごとに全4巻です。
第1巻 子ども文化センターの運営
第2巻 子どもの権利啓発
第3巻 ラオス伝統楽器演奏基礎(1)
第4巻 ラオス伝統楽器演奏基礎(2)
 各巻300部ずつが出版され、今後はラオス各地の子ども文化セン
ターやその関係者に配布されます。各地の子ども文化センターがこ
の活動ガイドラインを参考にすることで、活動が活発になることが
が期待されます。 

〇関連情報・写真
・自治労三重県本部女性部の4名がラオスの支援地を訪問【ラオス】
 https://www.efa-japan.org/?p=12926

・自治労九州地連が子ども文化センターの活動ガイドライン出版を支援【ラオス】
 https://www.efa-japan.org/?p=12932

■□■ ちょこっトピック ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

◆ 命の格差
————–
 2019年がスタートしました。ご挨拶で触れたように、エファジャ
パンが設立されて、10月で15周年を迎えます。また、エファジャパ
ンが活動の拠りどころとする「子どもの権利条約(児童の権利に関す
る条約)」が国連で採択されてから、30周年を迎える年でもあります。
 この30年で、世界は子どもの生存に関して素晴らしい進歩を遂げ
ましたが、新生児に関する進歩は遅く、5歳未満児の死亡数の47%を
未だ新生児が占めています。データの詳細を見ると、死亡率が高い国
と低い国があります。2018年9月にUNICEFが発表したデータによる
と、死亡率が一番低い国は日本で、1,111人に1人が亡くなるという
データとなっています。反対に死亡率が一番高い国は、22.6人に1人
が亡くなっているというパキスタンです。日本との差は、およそ50
倍。生まれる場所を選べない赤ちゃんたちが、生まれる場所によって
生死を分けられてしまっている現実があるのです。また成長しても、
医療が発達しているかいないか、戦争や紛争があるかないかなど、さ
まざまな状況がその後の人生を決定づけてしまうことも多くあります。
 人間は生まれ落ちれば誰もが必ず死にます。しかしこのように、生
まれる場所によって命の格差があることはとても理不尽なことだと思
います。人間はみな平等なはずです。15周年を迎えるにあたり、今一
度原点に立ち返って、未来の世界を担う子どもたちの支援活動を続け
ていこうと思います。

▼△▼ 寄付をいただきました ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

敬称略。2018年12月19日~2019年1月22日確認分 

一般寄付 計¥9,000
・日下部好美

カンボジア 計¥865
・Yahoo!ネット募金 2件

きしゃぽん 計¥22,054
・嵯峨野株式会社、自治労本部、自治労静岡県本部、匿名12名

※この欄へのお名前掲載についてご回答いただいていない方は
 匿名として掲載させていただいています。

●●● 会員情報 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

 ※HPへの掲載は省略 

ご寄付いただきましたみなさま、
会員継続手続きをしていただきましたみなさま、
大変ありがとうございました。
引き続きあたたかいご支援を、よろしくお願い申し上げます。

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発行人 :伊藤道雄
編集担当:五味宏基