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エファ通信

2016.06.30 更新

エファ通信154号

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        エファ通信154号
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みなさま
 
毎日暑いですね(というより蒸してる?)、
と思わず書いてみて1か月前の前号でも
同じような言葉でご挨拶していたのに気づきました。

この長そうな夏を無事に乗り切れるのか
不安になっている今日この頃です。

みなさまぜひ体調にはお気を付けください。

さて、それぞれ記事にしていますが、
今月はエファジャパン会員総会が開催され、
昨年度の事業報告・決算とともに
今年度の事業計画・予算が承認されました。

またくしくも同日、認定を取得することができ
晴れて認定NPO法人になりました。

さらに、4月にいただいた1千万円の大きな寄付についても
どのような事業に使わせていただくかが決まり、
総会で承認された事業計画とともに
これから事業に着手していきます。

年度の後半にはラオス・ヴィエンチャン市立図書館が
設立10周年記念を迎えることもあり、
ご報告することがこれからどんどん増えて行く予定です。

引き続き、エファジャパンからの発信に
関心をお寄せいただければ幸いです。

(宮)
  
 
■■目次■■

○お知らせ○
・エファジャパンは認定NPO法人になりました!
 
○主な動き○
・総会報告
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告
・カンボジア活動報告

○ちょこっトピック○
・世界難民の日

○寄付情報○

○会員情報○
 
 
 
◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 
エファジャパンは認定NPO法人になりました!
———————————————-
 6月14日に、エファジャパンは東京都より「その運営組織及
び事業活動が適正であって公益の増進に資する」と認定を受
け、認定NPO法人になりました。これにより、6月14日以降
にエファジャパンに入金される会費(正会員の会費を除く)・
支援金は税制上の優遇措置が受けられます。(対価性の無い
会費・お金での支援が全て税制上「寄付」となり優遇の対象
となりますが、正会員は総会における議決権があるため寄付
とはなりません。また、書き損じハガキも物での支援となる
ため対象外です)
 この税制優遇制度を使うことにより、寄付者(個人、法人)
の負担が軽くなるだけでなく、税金の還付により間接的に寄
付金の一部が税金から拠出されることになります。エファジ
ャパンHPに確定申告他詳しい説明を掲載しておりますので
ぜひご覧ください。引き続きご支援のほどなにとぞよろしく
お願い申し上げます。

○関連情報・写真

・個人の支援者のみなさまへ支援・寄付の税制優遇について
 https://www.efa-japan.org/?page_id=10945

・法人の支援者のみなさまへ支援・寄付の寄付金特別損金算入について
 https://www.efa-japan.org/?page_id=10951
 
・相続財産での寄付をご検討の方へ税制優遇について
 https://www.efa-japan.org/?page_id=10956
 
 
 
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

エファジャパン会員総会報告
—————————-
 6月14日にエファジャパン会員総会が開催されました。みな
さまのご協力により、正会員147名の過半数83名の出席(委任、
書面表決含む)をいただき、無事成立しました。
 総会では、2015年度事業報告・決算、2016年度事業計画・
予算、定款の一部変更について審議され、原案通り満場一致
で承認されました。また監事の改選にあたり、遠藤幹夫氏、
山形昌弘氏が引き続き監事に選任されました。さらに、同日
開催された理事会で理事の改選が行なわれ、任期満了で退任
する大島芳雄、千田真両理事を除く理事全員が再任され、理
事の互選で理事長に伊藤道雄氏、副理事長に植本眞砂子氏が
再び選出された旨、報告されました。
 その他、同日付で東京都より「認定NPO法人」の認定を受け
たことや、個人からの遺贈によるご寄付でラオスにて学校図
書室の設置支援を計画している旨の報告が行なわれました。
会員・パートナーのみなさまには、7月に『エファジャパン
年次報告書2015』をお送りいたします。また、同じ時期に2015
年度年次報告書、2016年度事業計画・予算書をホームページ
にも掲載いたします。
 総会が終わり、エファジャパンの2016年度も本格始動とな
ります。今年度も、引き続きみなさまのご指導ご鞭撻を賜り
ますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

○関連情報・写真

・2016年度会員総会を開催しました
 https://www.efa-japan.org/?p=10971
 
 
ベトナム活動報告
——————-
 ベトナムでは6月1日が子どもの日にあたり、日付が近づく
と各地で子ども関連の催しが行なわれます。エファジャパン
がハイフォン市で支援している4つの障がい児教室でも、子ど
もの日を祝う催しを行ないました。
 ハイフォン市には、地域で活動する機会の限られている障
がい児達に文化活動や遊戯を楽しむ機会を提供するため、20
近くの障がい児教室が各地に設置されており、週1回~月1回
のペースで活動することになっています。しかし、実際には
活動費の不足から活動が停止している障がい児教室も少なく
ありません。そこで、活動の活性化を図るため、エファジャ
パンは連合愛のカンパで3つの障がい児教室(ドンクオックビ
ン地区障がい児教室、ティエンラン町障がい児教室、タンフ
ォン村障がい児教室)及び、自治労岡山県本部の支援でフン
ティエン村障がい児教室の計4つの障がい児教室の活動を支援
しています。
 子どもの日の催しは、9月の中秋節の催しと並び、これら4
つの障がい児教室の活動の中で子ども達が最も楽しみにして
いる活動です。各障がい児教室では、保護者の他、地域の子
ども達や大学生ボランティアなども来て、舞踊を披露したり、
ゲームをしたりと、催しを盛り上げてくれました。催しの最
後には、お菓子や調味料の入ったお土産が参加した子ども達
に渡されました。

○関連情報・写真

・障がい児教室で子どもの日の催しを開催
 https://www.efa-japan.org/?p=10914
 
 
ラオス活動報告
—————-
 ラオスでも6月1日が子どもの日で、各地で子ども関連の催
しが行なわれます。これまで自治労やエファジャパンが支援
をしたことのあるラオス中央子ども文化センターやルアンパ
バン県子ども文化センター、ラオス国立図書館、ヴィエンチ
ャン市立図書館でも子どもの日を祝う催しが開かれ、エファ
ジャパンからも開催費の一部を寄付しました。各会場では、
歌やゲーム、紙芝居、本の朗読コンテストなどが行なわれ、
上手に発表した子ども達には文房具やお菓子などのプレゼン
トが手渡されたりしました。
 
 
カンボジア活動報告
——————–
 エファジャパンは、プレアビヒア県の僻地で6年間の初等教
育課程を寺子屋教室で学ぶことができるようにするパイロッ
ト事業を実施しています。
 最初に事業地として選んだチャーティールコン村で、5年前
に県行政に申請した公立小学校建設が承認されたことがパイ
ロット事業開始直前に判明したため、事業地を変更しました。
新しい事業地イエン村は、チャーティールコン村より森の奥
に位置しています。クラス編成のテストを経て、現在1年生か
ら4年生まで61名の児童が学んでいます。クラス編成は1年生
28名、2年生11名、3年生14名、4年生8名となりました。
 パイロット事業の大きな特徴は、非公式教育用の教科書や
カリキュラムを使わず、公立小学校の教科書とカリキュラム
を使うことです。出欠だけでなく、定期的に実施するテスト
の結果も記録し、生徒ひとりひとりへの指導を行うと同時に、
家庭訪問によって保護者への啓発も行なっています。
 教室に使っている村の集会場は、備品の保管ができるよう
に修繕しました。元小学校の教員を雇い、毎週モニタリング
を実施しながら、寺子屋教員への指導も行なっています。
 
 
 
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
 
世界難民の日
————– 
 6月20日は「世界難民の日」でした。この日はもともとアフ
リカ統一機構難民条約の発効を記念する「アフリカ難民の日」
でしたが、2000年12月、難民の保護と援助に対する世界的な
関心を高め、国際機関やNGOによる活動に理解と支援を深
める日にするため、国連総会で制定されました。
 現在、世界では6,000万人以上の人々が紛争や迫害を逃れて
避難を余儀なくされています。また、2015年9月の時点で、シ
リア、アフガニスタン、ソマリア、南スーダン、スーダンの
5ヵ国において家を追われた子どもの数が少なくとも450万人
に達しています。
 ユニセフ(国連児童基金)は今年3月、紛争から逃れる子ど
も達の実話を描いた3編のアニメーションを発表しました。
「Unfairy Tales(現実の物語)」と題されたこれらのアニメ
ーションは、なぜ子ども達は逃げているのか、その背後にあ
る恐怖を明らかにしています。

「イビネとピロー(枕)」
https://www.youtube.com/watch?v=EHSqwFuRaE0

「マラクとボート」
https://www.youtube.com/watch?v=_4idCDeEjzY

「難民の少年、ムスタファ」
https://www.youtube.com/watch?v=OXh98WnaaPs

 膨大な数の子ども達が、紛争や貧困、異常気象から逃れ、
より安定した生活と安住の地を求めて移動していますが、た
とえ目的地に着いたとしても、それは彼らの更なる旅の始ま
りに過ぎません。このアニメーションになった子ども達の物
語は決して珍しいものではありません。どこから来た子ども
であろうと、全ての子どもは権利を持ち、公平な機会を与え
られるべきであることを訴えています。 
   
 
 
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
 
 2016年5月25日~6月28日確認分 

一般寄付(用途の指定なし) 計¥262
・個人1人

カンボジア 計¥4,519
・Yahoo!ネット募金

ようちえん募金 計¥1,000
・個人1人

きしゃぽん 計¥6,376
・株式会社壱番屋ボランティア委員会
・個人4人
 
 
 
●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
 
 敬称略。2016年5月25日~6月28日に登録の方

※HPへの掲載は省略
 
 
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発行人 伊藤道雄   編集担当 宮原朝香