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エファ通信

2012.09.27 更新

エファ通信109号

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           エファ通信109号
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みなさま
 

東京では9月も末になり
ようやく「秋」と違和感なく言える気候になりました。
(あっというまに「冬」になりそうな予報らしいですが…)
 
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 
さて、この秋から新しく、
古本リサイクル募金を始められることになりそうです!
 
つい3週間くらい前にスタッフ日記に書いた「内緒」を
早々に暴露していますが(我慢が足りない私)、
11月始動を目標に準備をしています。
 
(きっと次号のエファ通で具体的な日程を入れて
 告知させていただくことになると思います。)
 
ある会員の方から
「古本で寄付ができるといいんだけどな」
とお問合せをいただいたのはもう何ヶ月も前のこと。
 
「そうだよなー。それ私も利用したいなー」
と調べ始めて早数ヶ月。
 
提携できるかも知れないと連絡を取り合った
古本買取業者さんとは実らぬ恋もありましたが、
今回の相手は本物(本気?)です(笑)。
 
現在、提携内容を精査しながら
HPの専用ページを準備し、
デザインをエファのボランティアさんに依頼中。
 
年末に向けた(大)掃除にはちょっと早いですが、
処分したい古本をお持ちの方は今しばらく
お部屋の片隅に保管しておいていただけたら幸いです。
 
(宮)

 

■■目次■■
 
○主な動き○
・自治労定期大会に出展しました
・ベトナム子どもの家改編について
・ベトナム活動報告
・ラオス活動報告

○ちょこっトピック○
・国際ガールズ・デー

○寄付情報○
 
○会員情報○
 
 
 
▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
 

自治労定期大会に出展しました
———————————
 8月30日から31日まで函館市で開催された自治労第84回定期
大会にブースを設置し、エファグッズの販売を行いました。
 2日目にはハンソン理事長が大会でのあいさつ後、終日ブー
スで販売。副理事長の植本氏にも応援いただきました。
 代議員の会議場がブース会場から離れていましたが、わざ
わざお越しくださる方もおられました。
 お立ち寄りくださったみなさまに感謝申し上げます。
 
○関連情報・写真
 
・自治労定期大会にブース設置
 https://www.efa-japan.org/?p=7881
 
 
ベトナム子どもの家改編について
———————————–
 ハイフォン市の労働傷病兵社会局(福祉局)からベトナム
の子どもの家が児童福祉のソーシャルワークセンターに改編
されることを知らされたのは、2年以上前でした。その後、動
きは全くなかったのですが、8月に急遽改編が行われ、子ども
の家の建物は15日には児童ソーシャルワークセンターになり
ました。最後まで保護されていた子ども3名は、市の孤児院に
移されます。ソーシャルワークセンターの職員は現在6名、今
後増員されます。福祉局の副局長が一時的にセンター長を兼
務しています。ただし、業務は始まっていません。
 9月20日に現場の状況確認と今後の支援を検討するため、ハ
イフォン市の福祉局において、3つの機関と会合をもちまし
た。日本側の参加者は、崎川駐在員に加えて、エファを代表
して大島事務局長、自治労を代表して国際担当特別中央執行
委員の佐藤克彦氏です。
 今まで子どもの家を運営してきたハイフォン市児童保護基
金には、子どもの家がなくなったため、奨学金事業を除いて
今後は保護基金と事業を行わないことを伝えました。布袋に
関しては、日本からの注文に対応できるならば、当分は継続
する予定です。
 新しく設立された児童ソーシャルワークセンターには、ソ
ーシャルワークの経験者もおり、町や村レベルにも活動員を
配置する計画があります。保護基金は調整機関でしたが、セ
ンターは児童福祉の実施機関をめざしています。今後はエフ
ァ、自治労とも障がい児支援を中心に事業を展開する意向を
伝え、パートナーとしての協働を期待しています。
 福祉局との会合では、今後、自治労が障がい児支援の制度
づくり、エファが障がい児教室などを通じて直接障がい児へ
の支援を実施したい旨を伝え、関係機関との調整を依頼し、
局長も協力を約束してくれました。
 1995年に自治労が設立し支援を継続してきたベトナム子ど
もの家への支援は完了し、今後は障がい児支援を中心に事業
を展開していきます。
 
 ○関連情報・写真
 
・ベトナム子どもの家改編
 https://www.efa-japan.org/?p=7920
 
 
ベトナム活動報告
——————–
 8月31日に、ハイフォン市で子ども関係の支援活動を行って
いる政府機関や支援団体を一同に集めたワークショップが開
かれ、ハイフォン市駐在員の崎川が出席しました。障がい者
支援を行っているハイフォン市の民間団体なども出席してお
り、今後エファジャパンが障がい児支援を展開していくに当
たって、地元の民間団体の長所と国際NGOの長所を互いに生か
した活動を協力しながら実施していくことについて話し合い
ました。
 また、皆様のご協力で集まった書き損じはがきにより、7月
に遊具を寄贈したハイフォン市盲学校が校舎の老朽化のため
新しい場所に移転したのに伴い、9月7日に行われた開校式に
招待されました。開校式ではハイフォン市の教育局長なども
出席し、開校に当たって寄付をしたエファジャパンを含む4つ
の団体・個人が紹介され、会場には地元のテレビ局による撮
影も行われていました。

 
 
ラオス活動報告
—————–
 エファジャパンはラオス図書館協会の運営強化をめざした
支援を行っています。9月7日には、エファジャパンの支援に
より協会機関誌350部が発行されました。この機関誌では、エ
ファジャパンの図書館活動が英語とラオス語で紹介されてい
ます。今後、350部の機関誌がラオス全国の主要図書館に配布
されることで、各図書館やその読者がラオス全体の図書館情
報を共有することができ、ラオスの図書館間のネットワーク
作りに寄与することが期待されます。
 9月20日には、自治労静岡県本部のご支援により建設された
ノンセンチャン村コミュニティ図書館と自治労新潟県本部の
ご支援により建設されたタトーン村コミュニティ図書館の担
当教師達を対象に、読書推進活動のための研修を実施しまし
た。両図書館では、所蔵している絵本や紙芝居を図書館や図
書室のない周辺の小学校に持って行って、子ども達に読み聞
かせを行っています。しかし、出張読書推進活動を行ってい
る教師達の読み聞かせのスキルがまだ十分でなく、研修を受
けたことのない教師もいるため、ラオス国立図書館から講師
を呼び、読み聞かせに関する研修を実施することにしました。
研修に参加した教師達のほとんどからは、これまで知らなか
った新しい読み聞かせのスキルが学べた、という声が聞かれ
ました。
 
 ○関連情報・写真
 
・ラオス図書館協会機関誌の発行を支援
 https://www.efa-japan.org/?p=7909
 
 
 
■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□
 
国際ガールズ・デー
———————-
 2012年10月11日は第1回目の国際ガールズ・デーです。昨年
12月に国連総会で採択されました。

 世界において、特に途上国では、女子は様々な差別や抑圧
を受けながら社会の底辺に置かれています。文化的に女性を
低く見る習慣だけでなく、将来的に男子は稼ぎ手として家計
を助け、いずれ家を継ぐなどの理由から、男児を好む社会は
少なくありません。女子の苦難は誕生前後の性別による選別
(女児の中絶、間引き)に始まり、男子に比べ低い就学率や
若年での結婚・出産、医療からの疎外、性的搾取、家庭内で
の虐待・殺害など、生きるうえでのあらゆる場面に及びます。
また、多くの先進国でも女子には未だ社会的制約があります。

 こうした女子に対する差別や暴力は極めて不当な人権侵害
であるだけでなく、グローバル社会における貧困の撲滅・社
会の発展の大きな障害になっています。教育を受けた母親を
持つ子どもはそうでない子どもに比べ生存率が高く、栄養状
態も良く、学校の出席率も高くなります。また、女性が主な
意思決定を行なう家庭では、そうでない家庭に比べ、子ども
に割り当てられる資源の比率が格段に高くなることも分って
います。また、女性が男性と同じレベルの教育を受け、農作
業にも決定権を持つようになったことで収入が20%以上増加
した地域もあります。教育を保障するだけでなく、不当な差
別や暴力が排除されることで、女子の将来の収入や健康が大
きく改善され、社会における意思決定に女性が関わる割合も
増え、家庭の安定や地域の発展、経済の振興につながります。

 国際ガールズ・デーは、こうした世界の女子の状況を知り、
また世界中の女子が自らの可能性を認識し、女子のエンパワ
ーメントへの意識を高めることを目的としています。今年日
本では国連大学でのイベントが予定されているようです。
 

 
▼△▼寄付をいただきました▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
 
 2012年8月30日~9月26日確認分 
 
 今月寄付はありませんでした。
 
 

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
 
 敬称略。2012年8月30日~9月26日に登録の方
     
※HPへの掲載は省略
 
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発行人 イーデス・ハンソン   編集担当 宮原朝香