ベトナムの近況報告
ベトナムの子どもたちの様子をお届け
エファの活動は、会費や寄付によって支えられています。
たとえば1万円があれば…
ベトナムでは
子どもの家に保護されている子ども1人の半年分の生活費になります。
ラオスでは
40冊程度の絵本を図書館のために買うことができます。
カンボジアでは
幼稚園10クラス分の手作り教材や遊具(ボールや人形)を用意することができます。
ベトナム子どもの家

■子どもたちの紹介(抜粋)(2006年10月現在)
 
子どもの名前(性別・年齢) 家庭環境など
ラック(男の子・推定6歳)  失語症で身元も不明。道でさまよっていたところを保護された。2006年9月から養護学校へ通うことになった。全日制で給食が出る。送り迎えが必要なため、「子どもの家」でアルバイトをしている職員がバイクで送迎。
タイン(男の子・6歳)  母親は死亡。父親は不安定な日雇い労働者で、本人は市場内で物乞いをしていた。父子は住むところが無く、夜は市場内で寝ていた。子どもの家から小学校へ通っている。
タン(男の子・8歳)  父親は死亡。母親は麻薬密売で服役している。祖父と同居していたが、祖父は持病があり病気がちなうえアルコール中毒のためタンを養育できなくなり、子どもの家に保護された。
ヒヨウ(男の子・8歳)  両親ともに精神疾患がある。子どもの家と実家を行ったり来たりしていたが、2006年からはずっと子どもの家に保護されている。子どもの家から小学校に通う。
キム アイン(女の子・13歳)  6歳の時父親が麻薬密売で15年の刑を受ける。生活に困窮した母親も麻薬密売に手を染め2004年に逮捕。8年服役することになる。頼る親類もいないため、学校をやめ母親の友人に一時的に引き取られた後「子どもの家」に入る。子どもの家に来てからは小学校への通学を再開した。将来の夢は歌手と先生。(兄クオンと共に保護)
フオン(女の子13歳)  幼少時に両親が離婚し母親と暮らしていたが、その母親が麻薬密売で逮捕され12年の刑を受けたため、祖父と暮らすようになった。祖父はシクロでガラスや廃材を運ぶ仕事をしているが収入が低くフオンを養えなくなったため6歳の時に保護された。
 出生届けが無いため学校に受け入れてもらえず、「子どもの家」の教室で学んでいる。生後2回に渡り母親によって売られた(人身売買のブローカーと思われる)ところを祖父たちが探し出して連れ戻された経験がある。本人は母親のことは覚えておらず、売られた事実も知っているが、それでも母親に会いたいと話している。
クオン(男の子・15歳)  本人が12歳の時妹のキムアインと一緒に保護された。保護される前は両親と妹と住んでいて小学校へも通っていた。中学卒業後は高校へ進学して大学へも行ってみたいという希望がある。「子どもの家」での活動では理容教室(職業訓練)が楽しく、生活で困っていることは特にないと話している。
ヒヨウ(男の子・14歳)  1年前に父親が麻薬で逮捕され「子どもの家」に保護された。母親と弟とは死別している。保護される前はゴミ拾いなどをして暮らさなければならなかったため学校へは行っていなかったが、その間も「子どもの家」の1〜3年クラスに通っていたため、「子どもの家」に来てからは小学校へ通い始めた。学習が遅れているため、4年生のクラスに入っている。ダンスが上手で、折り紙や理容教室の実習なども上手な器用な少年。将来は科学者になりたいと思っている。
ジェップ(女の子・16歳)  父親は無し。母親には精神疾患がある。本人も精神疾患があるため、性的虐待を受ける危険があった。現在子どもの家の教室に通って勉強している。
(※子どもの家で保護できるのは16歳までのため、来年からは外で暮らさないといけないのですが、家に帰れる状況ではなく、本人にも精神疾患があり自立は難しいことから、子どもの家の手伝いをすることで滞在を続けられるよう検討中です。)
 
■子どもたちの日常 
  
みんなで朝ごはん
 
近隣の学校へ(午前と午後の2部制)
 

空いた時間は図書室へ行ったり

友達と遊んだり
 

これはお昼ご飯。支援が増えてメニューも充実

宿題してるんだから邪魔しないで!
 

子どもの家の教室もあります(識字)

音楽教室
 

支援が増え、今年から遠足にも
(ホンバン愛の家と合同遠足)
国語 国語 国語 国語
文学 公民 文学 美術
算数 美術 算数 物語聞き
体育 社会見学

子どもの家での教室(勉強)の日程。
これは小学4・5年生のもの。
出生届けが無いため小学校へ行けない子どもや、様々な事情で小学校へ通うべき時期に行けなかった子どもたちが勉強しています。
■職業訓練
刺繍・縫製

刺繍教室

上手になると緻密な絵柄もできるようになります
 

カメラが気になる…

作った製品はエファグッズとしても販売。
収益は子どもの収入や「子どもの家」運営資金等へ
 
理容

ベトナムには理容師の資格制度がありません
必要なのは腕!

子どもたちが交代でお互い練習
(む・む・む… ちょっと怖い)
 

先生の給与や道具も支援でまかなっています
時間
踊り         9時〜11時
ゲーム 縫製
図書館
  縫製
図書館
ゲーム 縫製 14時〜16時
14時〜17時
美術 ダンス 美術
理容
ダンス   ダンス
理容
19時〜21時

職業訓練以外にも様々な課外活動の教室があります。
人気があるのはダンス(ヒップホップ)や歌。
 
ベトナム子どもの家への支援は、エファジャパンを通じて、子どものための奨学金基金と職員処遇改善を自治労栃木県本部が、生活改善(食費と、遠足などの文化活動)を自治労鳥取県本部が援助しています。このうち職員処遇改善事業は2006年6月からの開始で、これにより先生の給与の資金が増えたため、理容教室を始めることができるようになりました。また、生活改善事業は2006年5月からホンバン愛の家と合わせて実施しており、子どもたちの食事が充実し、6月にはハロン湾へ遠足にも行くことができました。
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