子どもたちが文化活動に参加するために

セコン県子ども文化センター設立事業

セコン県子ども文化センター(CCC)設立支援

セコン県はラオスの中でも特に開発が遅れている県のひとつで、県内4郡中2郡はラオス最貧47郡リストに掲載されています。小学校は212校ありますが、全学年が就学できる完全校は95校で、残り117校は途中の学年までしか就学できない不完全校です。少ないながらも本を入れた図書箱、図書袋がある学校は130校で、82校の子どもは教科書以外の本は全く無い環境にいます。
CCCは子どもたちに様々な活動を提供することによって学校で学ぶ機会のない知識や社会性を身に付ける場として、不完全な学校教育を補完することができます。またCCCに図書室を併設することで、子どもたちに本に触れる機会を提供する役割も担っています。
エファジャパンは、日本政府(外務省)による日本NGO連携無償資金協力を受け、2010年1月にセコン県CCCを設立し、運営を支援しています。セコンCCCの完成で、ラオス国内全17県にCCCが設立されました。

改修前の建物(外観)

改修前内部

改修後(外観)

新設の図書室

職員・ジュニアリーダー研修

新しく設立されたCCCでの活動は、勤務する職員にも、子どもたちのリーダーとして活動することになるジュニアリーダー(高校生前後の青年ボランティア)にとっても初めての経験になります。CCCに来る子どもたちにとって楽しく学びの多い活動を実施するには、職員やジュニアリーダーの知識・能力・意欲が大変重要であるため、日本の専門家のご協力を得て研修を実施しました。

研修講師は児童会館職員の佐々木泰秀さん。
・ 研修計画の立て方
・ 体を使ったコミュニケーション
・ リサイクル工作
について指導していただきました。

その他、読書推進や伝統舞踊などの活動については国立CCCから職員が講師として技術指導しました。

佐々木さん談

「リサイクル工作の研修では、とにかく材料が無いのでラオスで身近に手に入る素材を使って、僕が帰った後でも研修を受けた人が自分で作って指導できる簡単なものを教えることにしました。研修中に実際に子どもたちを相手に実習する機会があったのですが、皆うまく指導できていたのではないかと思います。
研修の参加者はみなとても陽気で積極的でした。子どもとの関わり方もとても良かったですね。見て学ぶのが得意な参加者ばかりだったのも、言葉の壁が大きな障害にならずに済んだ理由だと思います。
まだ自分本位で活動を楽しんでしまうところが見られるので、子どもたちの様子をよく観察して、タイミングを見計らって声をかけるなどの働きかけができるようになるといいですね。」

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