
「就学前を支える幼い子どもたちへのプログラムは、その後に続く学習と発展のためのゆるぎない基盤をつくる備えとなる。
そのようなプログラムは、貧困からの脱出方法を与え、不利な立場や排除を克服することができる」
ユネスコ“万人のための教育グローバルモニタリングレポート2007”
子どもの教育を考えるとき、まず思い浮かぶのは小学校からの義務教育です。でも実は、質の高い就学前の幼児教育が子ども達の就学をうながし、卒業まで勉強を続ける基礎をつくります。
30万人が住むといわれるカンボジアのスラムでは、学校に通う子どもは多くありません。幼児教育の促進と充実が、スラムの子ども達の就学率・卒業率向上につながります。
全国からプノンペンの教員養成学校に集まっている訓練生は、卒業後出身地へ戻り、地元の教育水準向上に寄与することが期待されています。
貧しい地方出身の学生が、教材費や生活費を負担できずに退学するのを防ぐことにより、地方の人材育成を支援します。
※園児への奨学金事業終了(2013年8月)に伴い、園児への募金も終了いたしました。スラムの子ども達への教育支援は、スラム内寺子屋教室を運営するカンボジアの市民団体SCADP(スキャップ)に対する支援で充実していきます。
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