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障がい児のために設置したおもちゃ図書館をモニタリング

2014年1月7日  崎川

おもちゃ図書館は世界各国で設置されており、日本でも障がい児を主な対象としたおもちゃ図書館が全国の公民館や福祉センターなど約500箇所に設置されています。

エファジャパンは2013年4月にフェリシモ地球の村基金の助成を受け、ハイフォン市郊外の農村地域にある障がい児教室や診療所5箇所におもちゃ図書館を設置しました。今回はその内の3箇所(ティエンラン町診療所障がい児課、バックソン村障がい児教室、タンフォン村障がい児教室)を訪問し、おもちゃ図書館がどのように使われているかをモニタリングしました。

これら3箇所のおもちゃ図書館はおもちゃが紛失していることもなく、きちんと管理されて使われていました。逆に、おもちゃが紛失したり、壊れたりすることを懸念して、子ども達がおもちゃで自由に遊ぶ機会が限られているおもちゃ図書館もありました。

おもちゃで遊ぶことで、中々一人では遊べない障がいを持つ子ども達が、体を動かしたり、集中力を高めることができるようになったという声が聞かれました。おもちゃで遊ぶことを通して、知らない子ども同士が仲良くなることもあるということです。子ども達はおもちゃが大好きで、一度遊び始めると中々帰ろうとしない子どももいるようです。

ベトナムの農村部、その中でも特に障がい児のいる家庭は治療費がかさみ、貧困家庭に属する割合が高くなります。これらの子ども達の家庭はおもちゃを購入する経済的余裕もありません。

今後の課題として、子ども達はもっとおもちゃで遊びたいと言っており、おもちゃ図書館を利用できる時間を増やしていく必要や、子ども達が自由に遊べるためのもっと広いスペースを確保する必要などがあります。

タンフォン村障がい児教室担当ドアン・ティ・ハン氏のコメント:                                                      何人かの子ども達は、ここから家が近いため、定期的にここに来て遊んでいます。ここから家が遠い子ども達にはおもちゃを貸し出すこともあります。子ども達はこれまでより活発に動き、遊ぶようになりました。ここに子どもを連れに来た保護者達はお互い悩みや経験を話し合う機会があります。

(活動地域ハイフォン市より)

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