エファジャパンは個人の方からのご支援により、ラオス全国に2つのコミュニティ図書館と42のコミュニティ図書室を各村の小学校に設置しています。

今回は、その内のヴィエンチャン都郊外の小学校に設置された3つのコミュニティ図書室、ノンソンホン村コミュニティ図書室、ハイソーク村コミュニティ図書室、ノンウェン村コミュニティ図書室をモニタリングしました。これらの図書室は2年半前に設置された図書室ですが、どの図書室も本はしっかりと問題なく管理されていました。しかし、2年半前の設置以来、新たな本を追加できていない図書室もありました。そこで、今回はヴィエンチャン市立図書館とラオス国立図書館から余っている本を譲ってもらい、各図書室に寄贈しました。

今回のモニタリングに当たってはエファジャパンの職員の他に、ラオス国立図書館の職員にも同行してもらい、各コミュニティ図書室の担当者に対して、図書室運営に関する専門的な助言をしてもらいました。

 ノンウェン村小学校の校長先生からは「図書室を設置した当時、子ども達は本の絵を見て楽しむだけで、本を読む程の読解力はありませんでした。しかし、色々な本に触れて本を読む練習をすることで、今では子ども達は本の活字を読んで、読書を楽しむことができるようになりました。」というコメントを頂きました。

小さなコミュニティ図書室が大きな可能性を子ども達にもたらしていることを感じます。(活動国ラオスより)