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カムワン県ゴマラス郡カムエア村でUXO(不発弾)啓発活動を実施

2011年12月18日  崎川

ベトナム独立戦争時代、戦火がラオスまでにも拡大した結果、ラオスにも大量の爆弾がアメリカ軍によって投下されました。それらの爆弾は、今でもUXO(不発弾)として野原や山に放置されていたり、地中に埋もれていたりするものが少なくありません。ラオスではUXOが原因で、毎年約300人の死傷者が出ており、その多くがUXOの危険性について理解してなく、興味本位で触ったり、或いは家計の足しにUXOから採れる鉄屑を収集しようとする子ども達です。

ラオス政府もUXOの除去作業に力を入れていますが、現在のペースで除去作業が続いたとしても、ラオスからUXOがなくなるには後100年はかかると言われています。

そこでエファジャパンでは、自治労大分県本部のご支援によりUXOの危険性とUXOを発見した時の対処法について、ラオスの子ども達に対し啓発活動を行っています。今回はカムワン県の中心地から100km離れたゴマラス郡カムエア村で、小学校の子ども達140人にUXO啓発活動を行いました。カムエア村に10時30分に到着し、啓発活動は16時30分まで続きました。

車で2時間かけて来た、カムワン県子ども文化センターのJL(ジュニアリーダー:年少の子ども達をリードし、先生の補佐をする年長の子どもボランティア)13名が啓発活動の中心となり、UXOに関する歌や演劇、ゲームやポスター、絵画、Q&Aを通して、子ども達に分かりやすく啓発活動を行いました。

特にJLが演劇を演じた時は、笑いが絶えなかったものの、UXOで亡くなる子どもやその家族を演じることで、子ども達は実際に起こり得るUXOの危険性を理解してくれたようです。最後は、啓発活動を行ってくれたお礼として、カムエア村小学校の子ども達が踊りを披露してくれました。

カムエア村小学校校長のコメント:これまで、私たちはUXOについてこのような学ぶ機会がありませんでした。JLに率先され、子ども達は活動に参加しながらUXOの危険性を学ぶことができました。JLは教え方が上手で、子ども達は真剣な表情で学んだり、時には笑ったりしながら、多くのことについて学ぶことができました。このような機会を与えてくれて、とても嬉しく思います。どうもありがとうございました。  (活動国ラオスより)

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