エファジャパン

エファパートナーになる

エファ通信

2007.10.25 更新

エファ通信50号

Efa************************************************************
エファ通信50号
**********************************************************japan

みなさま

悪いことを想像すると、その通りのことが起こる、という経験
はありませんか?電車の降り際定期を取り出しながら「ここで取
り出したら落としたりして」と思った途端、見事電車とホームの
間をすり抜け線路へ…。卵を持っている時、テニスでボールを打
つ時、自転車で細い場所をすり抜ける時、様々な場面で、不必要
に良くない想像をしてしまったがために(それが原因としか思え
ない)ヘマをしてしまうこと、ありますよね。

悪いことが起こる、と想像することで、無意識のうちに頭の中
のイメージに沿う行動を取ってしまうのではないでしょうか。悪
い結果を夢想するのはなんらかの不安感がある時なのだと思うの
ですが、こうした今までの経験から、私はそんな不安を感じる場
面ではあえて逆のことを考えるよう心がけるようになりました。
たとえば「ここで鍵を落としたら…」と始まりそうになったら、
あえて鍵を握り締めてドアの前にたどり着く自分を想像する、と
いった具合です。

良いイメージを持つのが大切なのは、もっと大きな、もっと先
のことも同じだと思います。自分や、大切な人の将来のこと、仕
事のこと、世界のこと…。なるべく具体的に、良いことを思い描
くことができれば、きっと無意識にも、意識的にも、その良いこ
とに向かって行動することができるのではないかと思います。
(と言いつつ、難しい時もありますけれどね)。
さて、エファが支援する子ども達の未来像は…  (宮)

■■目次■■

○お知らせ○
・書き損じハガキ寄付 上半期集計
・会員のみなさま:アンケートご協力のお願い

○主な動き○
・グローバルフェスタ2007報告
・カンボジア出張報告
・ベトナム出張報告
・NPOまつり報告

○ちょこっトピック○

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

書き損じハガキ・未使用切手 上半期(2007年4月~9月)集計
———————————————————-
大変多くのみなさまにご協力いただいております、書き損じハ
ガキ・未使用切手収集の上半期集計結果をご報告します。ご寄付
いただいた書き損じハガキは884枚。これを1枚5円分の手数料を
引いて切手に交換し、未使用切手の寄付と合わせて42,257円分の
切手になりました!昨年度1年分を上回る額になりました。大変
ありがとうございました。
今後も継続して募集いたします。年末・年始の時期にも再度募
集のお知らせをさせていただきますので、ご協力お願いいたしま
す。

エファ会員のみなさま アンケートにご協力ください!
————————————————-
エファジャパンでは今年度も会員アンケートを実施します。今
回は「エファジャパンの活動への会員参加」について。このエフ
ァ通信にアンケート用紙(ワードファイル)を添付しております。
また、10月24日発送の「えんぱわ」にも同封しておりますので、
ぜひご協力ください。回答は12月25日までです。

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

グローバルフェスタJAPAN2007に出展しました
———————————————-
10/6(土)-7(日)に東京・日比谷公園で開催された国際協力の
イベント「グローバルフェスタJAPAN2007」に参加し、展示・飲
食の2ブースを出展しました。 展示ブースでは活動紹介のパネ
ル展示に加え、お馴染みのエファグッズも販売。イラストレータ
ーの正木弘さんの似顔絵コーナーも好評で、収益金は昨年同様エ
ファにご寄付いただきました。また今年は児童労働ネットワーク
の呼びかけで行われたスタンプラリーにも参加しました。
飲食ブースではベトナムコーヒーの販売にも初挑戦。ボランテ
ィアさんの積極的な働きかけもあり、無事完売することができま
した。
今年は天候に恵まれ、2日間で8万人の来場者があったとのこ
とで、エファブースにも多くの方にいらしていただきました。
当日お手伝い頂いたボランティアの皆さん、ブースに来ていた
だいた方々、本当にありがとうございました!

カンボジア報告
—————
自治労和歌山県本部とエファジャパンが共同でカンボジア支援
事業を開始する運びとなり、10/6-12にスタディツアーをおこな
い、自治労和歌山県本部から委員長を含め6名、エファジャパン
から理事長イーデス・ハンソンと海外事業担当高山が同行してき
ました。初日に関西空港にてフライト遅延のため12時間以上も
待たされるというハプニングがあり、日程が大幅に変更してしま
ったにもかかわらず、皆様のご協力のおかげでカンボジアに入っ
てからは順調に過ごすことができました。
自治労和歌山県本部にはスラムの子ども30名に対しカンボジ
ア子どもの家(幼稚園)奨学金を、また将来の幼稚園教師となる
訓練生15名の奨学金を2年間にわたりご支援していただき、エ
ファジャパンも一部を負担しています。10/9に盛大な調印式をお
こない、その後子どもたちと一緒に動物園へ記念遠足に行きまし
た。これをもちまして、カンボジアの将来を担う子ども達そして
その子ども達を育てる教師の両面からの支援が開始いたしました。

また、今回はもう一つ、エファジャパンとカンボジアのNGO
SCADPとの支援事業が開始し、こちらも調印式をおこないま
した。この支援事業によって、私達は3箇所のスラムで寺子屋的
学校を運営し、様々な理由から学校に通えないスラムの子ども達
約200名に教育を受けさせることができます。
10月に始業式を向かえたカンボジアでは、私達の支援によっ
てたくさんの子どもや先生の卵が充実した教育を受けることがで
きるようになりました。今後も現地での調査や協議を繰り返し、
より良い支援になっていくよう努力してまいります。

ベトナム出張報告(中村・ラオス駐在)
————————————
ベトナムのハイフォン市へ海外事業担当の高山と現在のプロジ
ェクトのモニタリング及び、今後支援予定地の事前調査へ行って
参りました。
初めてのハイフォン市訪問でしたが、ハイフォン市児童保護基
金の方々との協力によって、孤児や不幸にも親が養育出来ない子
ども達を保護し、独立するまで面倒を見ているニエムギア子ども
の家やホンバン愛の家を視察し、子どもたちが衣食住を保障され、
安心して学校に行くことが出来るということの大切さを再認識し
ました。
また、他にも水上スラム生活者の子どもたちなど、教育が受け
られない子どもたちが大勢居る現状も目の当たりにしました。
児童保護施設の職員や、市の児童保護担当職員は十分な研修を
受けておらず、能力向上の為の研修が必要とされています。
子どもの保護状況の向上や人材育成のため、職員研修への支援
を検討しています。

NPOまつり・フリーマーケット無事終了
————————————-
10月20日・21日に代々木公園で実施されたNPOまつりとフリ
ーマーケットに出展(店)しました。NPOまつりは、NPOの
活動を市民に紹介するとともに、市民が直にその団体に触れるこ
とができる機会として開催されています。国際協力団体のみが集
うグローバルフェスタとはまた趣きを異にし、子育て、環境、福
祉、防災など様々な分野で活動する団体を見ることができました。
また、隣接会場で開催されたフリーマーケットにも出店しまし
た。会員、ボランティア、その他の方々から寄付をいただいた商
品をほぼ完売し、約57,000円の売り上げ。出店料や運搬費などの
経費を除き、約33,000円がエファの活動に役立てられることにな
ります。今回は企画・運営ボランティアによるクイズコーナーも
設置し、たくさんの方に楽しんで買い物をしていただきながらエ
ファの活動を紹介することができました。ご協力いただきありが
とうございました!

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

青年海外協力隊 初派遣はラオスだった
—————————————
現在78カ国に派遣されている(派遣実績は82カ国)青年海外協
力隊(シニア隊員、短期緊急派遣を含む)ですが、派遣第一号の
国はラオスだったことをご存知ですか?

青年海外協力隊は、1965年に日本政府の事業として発足。当時
の海外技術協力事業団に事業の実施は委託されました。派遣第1
陣は同年12月に出発したラオス隊。稲作指導、野菜(畑作)指導、
日本語教師の計5名だったそうです。

途中、政策の変化や治安上の問題から15年間派遣が中止されて
いましたが、1990年に再開。1965年から2007年までの間に547人が
ラオスに派遣されています(うち派遣中22人)。

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

HP掲載は省略

****************************************************************
特定非営利活動法人エファジャパン  メールマガジン「エファ通信」
〒102-0081 千代田区四番町4 日本染色会館3階
Tel: 03-3263-0337 E-mail: info@efa-japan.org
URL:https://www.efa-japan.org/
発行人 イーデス・ハンソン   編集担当 宮原朝香