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エファ通信

2008.08.28 更新

エファ通信60号

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エファ通信60号
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みなさま 

みなさんお気づきでしょうか。
暦はもうすぐ9月。
2008年はあと4ヶ月しか残っていません。

この欄でエファスタッフが今年の抱負を宣言したのが
昨日のことのよう…、とは言いませんが
達成までの期限がこんなに間近に迫っているとは
油断大敵です。

私がエファ通信で述べた抱負は
「朝型の生活に切り替える」というもの。
学生の頃からかなり夜型の生活をしていたせいか、
踏ん切りのつかない私の痩身計画のように
成功したりリバウンドしたりしながら
今また少しずつ朝寄りに調整しています。

実は家族との間では別の抱負を掲げていて
こちらは全く手付かず状態
(というより悪くなってるかも…)。

でも、4ヶ月という期間は、
挽回するのにまだ間に合う時間だと思います。

果たせなかった自分との約束を
また来年繰り返し掲げることの無いよう、
あと4ヶ月、がんばります。(宮)

■■目次■■

○お知らせ○
・グローバルフェスタにお越しください!
・自然災害募金途中集計Vol.2

○主な動き○
・出張報告
・鳥取出張報告

○ちこっトピック○
・ラオスの水害

○会員情報○

◆◆◆お知らせ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

グローバルフェスタにお越しください!
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国際協力関連の代表的な野外イベント“グローバルフェスタ”
が10月4日・5日の土日、東京都千代田区の日比谷公園で開催され
ます。 
エファジャパンは、今年も活動紹介ブースと、ベトナムコーヒ
ーブースを出店しますので、ぜひお越しください!

【日時】10月4日(土)・5日(日) 10:00~17:00
【場所】日比谷公園(東京都千代田区)

自然災害募金 途中集計Vol.2(8/13まで)
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前号のエファ通信でもご報告しましたミャンマー・中国の自然
災害募金は、その後も続々と寄付をいただいております。本当に
ありがとうございます。
募金開始から8月13日までの集計は
・ミャンマー 11,007,057円
・中国    11,274,429円
となりました。
9月には事務局長の大島がミャンマーへモニタリングへ行き、
現地の様子をみなさまにご報告する予定です。

▼▼▼活動報告▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

出張報告(カンボジア・ラオス・ベトナム)
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事務局長の大島が7月6日から31日まで、カンボジア、ラオス、
ベトナムへ出張しました。

カンボジア
カンボジアでは、国立幼稚園教員養成学校の訓練生15名と附属
幼稚園の園児30名に奨学金を支給しています。7月の卒業を前に、
訓練生12名(3名は欠席)にインタビューを行いました。
奨学金は生活費の補助として支給したため、寮での生活には困
らなかったようですが、日頃の教材作成費や教育実習時の交通費
の負担には苦労したようです。全員、卒業後は出身地に戻って、
出身県内の幼稚園で教えることになります。
奨学金を支給している子ども達は、近隣のスラムを中心に選ば
れています。インタビューを受けた子ども達は、皆緊張して質問
に答えていました。幼稚園で好きな物として、多くの子がぶらん
こをあげていました。担任の先生によれば、通園当初に比較して、
皆協調性が増したそうです。

プノンペン市内で支援している寺子屋教室3カ所のうち、ひと
つがスラムの強制撤去のため3月末に閉鎖されました。今回、移
転先で新たに支援を始めた教室を見てきました。
場所は、プノンペンの隣に位置するカンダール県。教室は野原
の中にあり、周囲に住居が点在していました。先生も新規に採用
されたため、まだ慣れていない様子でした。

ラオス
ラオスでは、南部のセコン県において、子ども文化センターを
設立する準備を進めています。資金は、日本の外務省に申請する
予定です。駐在員も現場に出張し、情報を集めています。

ベトナム
ベトナムでは、「子どもの家」があるハイフォン市で、児童福
祉サービスを向上させるため、研修への支援が始まりました。今
回、3つの研修を見る機会がありました。
研修は、児童保護施設の職員、障がい児をもつ親、識字教室の
教員を対象にしたものでした。地方都市で開催された研修とはい
え、地域から最適と思われる講師を招き、実施されていました。
研修の成果を確認するには、受講者のフォローアップが必要で
す。今後、どのようにフォローしていくか、検討しなければなり
ません。

鳥取出張報告
—————
本年も4月に自治労鳥取県本部支援によるベトナムニエムギア
子どもの家およびホンバン愛の家子どもの生活状況改善支援事業
における評価会議を兼ねたスタディツアーが行われました。8/20
にその反省会が鳥取県米子で開催され、海外事業担当の高山が参
加しました。
スタディツアーに参加された皆様が時間のない中仕事帰りに集
まってくださり、皆様の報告書を拝見したり、ツアーの反省点、
今後の方針などを話し合いました。物価高騰や支援の必要性への
理解が更に深まり、継続支援の方法やカンパの集め方についても
多くの意見が交換され、有意義な時間を持つことができました。
この支援事業は3年間の予定で、2009年4月末で終了します。食
料からガソリンまで様々な価格が約30%も上昇している中、子ど
もたちの元気の源である日々の食事や子どもたちの活動を今後も
支えていきたいと考えています。
引き続き皆様のご協力をいただきたくお願いいたします。

■□■ちょこっトピック■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

ラオスの水害
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日本ではほとんどメディアで取り上げられていませんが、この
8月ラオスでは連続的な大雨でメコン河の水位が上がり、洪水の
被害が出ています。大きな被害を受けているのはヴィエンチャン
特別市、ヴィエンチャン県、カムワン県、ボリカムサイ県等ラオ
ス中部から北部にかける8県で、約20万人が被災、380,000haの田
畑が冠水し、灌漑施設の半分が破壊されているとのことです。
エファの駐在員中村がスタッフ日記にも掲載していますが、メ
コン河沿いに位置する家屋は屋根まで水に浸かったところもある
ようです。ヴィエンチャン市立図書館はメコン河からは離れてい
るため難を逃れていますが、ラオス外務省によると過去最高の水
位を記録しているそうです。ルアンパバン子ども文化センターか
らも、センターに来る子ども達の中でも貧しい家庭は低地に住ん
でいるため被害を受けており、職員の家も床上浸水していると報
告がありました。
雨季は9月末もしくは10月上旬まで続く見込みで、今後二度目
の洪水も予想されており、予断を許さない状況です。現在日、米、
豪、タイ政府などから支援が行なわれており、エファジャパンか
らも緊急で2,000ドルの支出を準備しています。

●●●会員情報●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

HP掲載は省略

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発行人 イーデス・ハンソン   編集担当 宮原 朝香