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2018.05.08 更新

バンティアイデック村の寺子屋教室が学童保育所への移行を開始

バンティアイデック村の子どもたち

 エファジャパンは、昨年まで自治労福岡県本部と鹿児島労働福祉協議会からのご支援をいただき、カンボジアの首都プノンペンから40km離れたカンダール県バンティアイデック村で非公式教育・寺子屋教室の運営を支援してきました。
 近年、カンボジア政府は小学校を一村一校に建てる計画を推進中で、以前は小学校のなかった多くの村にも小学校が建ち始めています。
 バンティアイデック村にも最近小学校が建ち、寺子屋教室に通っていた子どもたちは村の小学校に通い始めました。 
そこでバンティアイデック村寺子屋教室はこれまでの役割を終えたとの判断から、子どもたちが学校の授業のない時間帯やまだ小学校に通う年齢に満たない子どもたちをケアする学童保育所へ移行することをめざすことにしました。
 実施に当たっては積水ハウスマッチングプログラム(MP)の助成金を使用するほか、事業の持続性を鑑み、今後は保護者から少額の利用料を毎月集め、運営費に充てることを予定しています。

 4月末には、積水ハウスマッチングプログラムの助成金で子どもたちが使用する机や椅子、教材、玩具などを寄贈し、村長やコミューン評議会のメンバー、保育者、エファの現地協力NGOのSCADPと今後の運営について話し合いました。
 数か月後には、日本から学童児童保育所の専門家を招聘し、活動のための新カリキュラムを作成していく予定です。(活動国:カンボジア)